田舎暮らし夢の計画 その4
いま、明け方の日の出前。まだ外は薄暗い。
昨夜はお腹いっぱい飲んで食べて、とても
充実していた。今朝は日の出とともに洞窟
露天風呂の「忘帰洞」に行こうと決めている。
部屋の窓からは、熊野灘の広がる水平線は
少しづつ明るさを増してゆく。部屋の、
布団の中で阿呆ヅラで(笑)眠りこけている
長男と次男を起こしに掛かる。数分の格闘
の後、半分眠りながら起きてくる子供たち。
その後ろの窓には水平線からちょうどお日様
の光が差し込んできた。
「はい!二人ともそこ並ばんの。」といって
記念撮影をパチリ。「お風呂入りいくばい。
忘帰洞に。」と言い朝風呂に連れ出す。
洞窟の先に太陽が昇ってきて、海に反射して
まばゆい光が洞窟内まで照らしていた。
いやぁ~、実に気持ちのいい朝だね。
これだから非日常を味わえる旅はやめられない。
ついでに山の上にある「山上館」の露天風呂
にも入りにいった。さぁて、熊野探訪も後半戦
に入り、朝食後は帰りの途に就く。
行きの熊野古道が良かったけど、じゃぁ帰りは
十津川村(ムラだけど、面積では大阪府より
デカい)なんて通ってみようか…などと考える
のだがそのためには国道168号の曲がり
くねった山道を延々と走らなくてはならないし、
これでは山越えして奈良県側の五條市まで
抜けるのにかなりの時間が掛かってしまい、
夕方の神戸からのフェリーに間に
合わなくなる…。致し方ない、行きの道と
同じ熊野古道(国道311号)でみなべ町から
阪和自動車道に乗ろうか…。と経路を
アタマの中で組み立てる。だけども十津川村
経由でなくて、国道311号の熊野古道を戻る
コトにした。ゆっくり帰ろうかと帰路を辿る
私たち家族は、時折クルマを停めては風景を
楽しんでいた。和歌山県民はいいね。
こんな美しい風景を毎日見れるのだから。
(災害は恐ろしいけどね)
※画像http://samurai-japan.co/detail/247より引用
途中、渡瀬温泉温泉の近くを通過する。
西日本最大級の露天風呂があるところである。
※画像blogs.yahoo.co.jpより引用
今回の計画には入ってなかったけど、
人気の南紀白浜温泉なんかも機会があれば
行ってみたいね。
(GW期間は予約取りにくいらしいね。)
関西空港の近くを通る際、空港まで
乗り入れるJR特急「はるか」が走っていて、
長男狂喜乱舞。今まで写真でしか見たこと
なかったからね。神戸六甲港に行く前に、
妻のリクエストで神戸そごうでお買い物。
時間は十分余裕を持たせたつもりが、
六甲大橋で渋滞。フェリーの出港時間には
何とか間に合ったけど、ホント冷や汗もの
である。でもフェリーはいいね。寝てる間に
遠くに連れて行ってくれるから。現在、
阪急フェリーは新造船を導入してるので、
結構プレミアム感のある旅を演出して
くれるからね。
旅のラストを飾るにはふさわしい。
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