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長男の大逆襲

お仕事上がりの朝

あ”~、おはようございます。昨日が仕事上がりで、忙しくなってきてる

のはイイんだけど、ちょいとばかし寝不足気味だったので、泥のように

寝てて今朝の7時前。



まだ眠気の覚めないままおもむろにシャワーを浴びて髭剃って髪を

乾かして、やっぱり半分寝ボケたまんま、缶チューハイをパシュッと

開けて眠気覚ましにごくんごくんと飲んでいると次男が

「パパ、おはよ…。」と、起きてきたんだけど、「実は…。」という。

この後の次男のひとことで、缶チューハイの炭酸の刺激よりも強烈に、

バッチ~ン!

と、完全に目が覚まされたあたくしであった。 


デンワが水濡れでコワレた

またまた、またしてもデンワをコワしやがった次男。原因は水濡れ

らしいけど、次男は今プールの監視員のバイトをしているから、

♪監視員のバイトし~てた君のクロール一番さ/by渡辺美里

誤ってプールにでも落としてしまったのか?ソレにしたってトータル

4回目だ。3回目の時は昨年末だったので、ペナルティとして次男に

とっては最後であったお年玉受給を凍結(※きーちゃん2家実家の規約

では、18歳を迎えた翌年を最後にお年玉の受給資格は消失する。ソレ

以降はお小遣いぐらい、自分でバイトでもして稼げよっていう意味だ)


3回目までは次男も高校生だったし、あたくしもまさか大学に上がって

4回目があるなんて夢にも思わなかったよ。

デンワをコワすたびに名義人であるあたくしがドコモ屋さんに出向いて

死ぬほど待たされた挙句に煩雑な手続きをしなくてはならない。

またあの地獄を味わわなくてはならないのかと、思わず脱力した。

人の時間を不当に奪うのは重罪だと、常々子供たちには言ってる

あたくしなんだけど、KYなあたくしに似ず次男は何かと気が利くヤツ

で、仕事で数日不在にしてたあたくしの寝室に転がっている、

おびただしい数の缶チューハイや缶ハイボールの空き缶を片っ端から

潰して捨ててくれていた。

まぁ、またドコモ屋さんに付き合わなくてはなるまいて。



長男の大逆襲!

おれはもうニートじゃない、働いてるから。

と、あたくしに完全復活をアピってきた長男。

ふっふっふ、エライな自信に満ちた長男の言葉だったなぁ。

今月から義兄の経営するヨットスクール…。じゃなかった販売店で

バイトを始めた長男。ツッコミどころは満載だけど、たとえカン違いで

あっても、自信を持つってコトはいいコトなのだ。

如何にポテンシャルの高い人でも「上手くいかないかもしれない。」

って思っている人よりも、凡庸な人でも「俺って天才じゃなかろうか?」

って思ってるカン違い野郎の方が上手くいくものだ(笑)。

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そうだ、臆することなく進め長男!5年間抑圧されたエネルギーを、

社会に向けて解き放て!破竹の勢いでの大進撃を期待している。

もういい加減に気づいてもいいハズだ。アナタは幸せな人生を送っても

イイのだし、ソレを邪魔するものは誰もいないのだから。

来月貰える初のバイト代で、爺ちゃん(義父)にプレゼント買って

贈呈しろよ[わーい(嬉しい顔)]



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健康がすべてです

義父の再入院

義父が先月末から再度入院したんだけど、義父の様子見は、あたくしが

仕事柄家を不在にするコトが多いので、専ら長男と次男に任せていたん

だけど、コレではイカンとあたくしも仕事の合間を縫って義父の

入院する病棟に赴いたりするんだけど、たまたまその病院の病棟が妻の

お世話になったフロアだったのね。妻は直腸がん、義父は肝臓がんで、

おんなじ消化器系の病棟だったしね。

3年前妻を看取った病棟で、当時お世話になった看護師さんたちの顔も

ちらほら見えていたので、当時の辛かった妻の闘病生活の記憶が蘇って

きてズドーンと落ち込んだ。

近くに居た看護師さんに声を掛け、義父の病室に案内してもらった。

手術(肝臓。20年ぐらい前にかかりつけの内科の先生が見つけてココの

病院を紹介してもらい最初の手術だったんだけど、本人曰く相当辛かった

みたい)
後数日経っている義父に経過とか以後の予定とかを訊ねた。

当初は整形外科に転院して脊柱管狭窄症手術を行う予定だったんだけど、

そちらに空きがなく、しかも今の病棟にも長くは置いてはくれないし、

何より義父自身も入院した方が療養できてラクそうだと思いきや、

思ったほどに居心地が良いワケでもないらしい。

消灯時間とか決まっているから自由は利かないし、「なんか眠れない。」

って思っても、家と違って夜中にTVなんて観れないしね。

やっぱり家が一番よ^^。義父は今日義姉の送迎で退院してくる。 


健康がすべて

病棟でいきなり「健康がすべて」論を語りだす義父。

「アンタはどっか具合の悪いとこ、あるの?」って訊かれたので、

「今のところ身体のどこも、痛くもかゆくもありませんよ。」って

答えたんだけど、義父はやはりあたくしの酒量の多さがいずれ健康を

害すると懸念しているようだ。義父は「おれもアンタの歳の時分

には、な~んも考えんで飲んだくれてたしね。で、肝臓は2回

手術した。」
弱弱しく苦笑する義父が切なかった。

だって、義父の今の状態、30年後のあたくしの姿だからね。

っていうか30年後の、今の義父の歳まで、あたくしが生きている

のかどうかすらも怪しいんだけどね。

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※暑い夏の、喉の渇きを癒す一杯、「スクリュードライバー」。
カスピ海の油田で働く男たちが、手持ちのウォッカとオレンジジュースをグラスに注ぐが、
混ぜるためのマドラーなんてないものだから、ねじ回し(スクリュードライバー)で
代用、ステアして飲んでたっていうのがこのカクテルのルーツ。
文字通りねじ回しのごとく酔いが回るカクテルだ^^。


だけどあたくしはヤケ酒なんてしないし、好きだから楽しく飲んで

いるので、それほど健康を害しているとは思ってはいない。ただ、

「善人は早死にする」

っていうからね[爆弾][爆弾][爆弾][爆弾][爆弾](メガ爆)

寿命はあんまり長くはないだろうねとは思っているけどね。

ずっとずっと思いっきり「ヤな奴」になってやろうと思っている

けれど、コレがなかなかに難しいのだ。

まぁコレが出来れば「憎まれっ子世に憚る」で長生きできるの

だろうけどね[わーい(嬉しい顔)]

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恩返しのバトンタッチ

心遣いが嬉しかった

以前お仕事で長崎市内のお客さんのクルマの名義変更を請け負って、

諫早市の陸運事務局で名義変更してクルマをお客さんにお返ししたん

だけど、迂闊にも落とし物。



次に移動した大村市に居るあたくしに先ほどのお客さんからデンワ。

「領収書の入ったケースが落ちてたよ。」経費の計算のため、すべての

領収書を保管している大事なモノ、コレがないと掛かった経費を会社に

請求できずに大変なコトになるところだった(冷汗)。

そこへお客さんからの天の声が、「自分も後で大村に行くから1時間後

どっかで合流しよう。」
というワケで、あたくしの希望で指定した

大村インターの近くで無事に受け取ることができ、平身低頭で謝罪&

お礼をし、ホッと胸をなでおろした。

長崎ケンミンの優しい心遣いに感激したあたくし、

「世が世でも、こんな人と人との親切や優しさはあるものなのだと。

まだまだこの世も捨てたものではないな~。」と思わせてくれたよ。

この出来事を境に、っていうか基本あたくしはそーゆー考えだけども、

少なくとも次は自分が何か拾った場合も同じように届けてあげようと

心に誓ったあたくしだけど、それっきり忘れていた(爆)。


恩返しのバトンタッチ

その出来事から3か月後。そんなある日の土曜日のコト、

ウチの最寄り駅に夕方訪れると足元にトトロのぬいぐるみが、拾って

よくみてみると、単なるトトロのぬいぐるみではなく定期券が入って

いる。名前と年齢から近隣の高校に通うJKと思われる。駅周辺には

高校は2校あり、そのどっちかに通う生徒だと察しはついたんだけど、

あたくしの拾ったタイミングが最悪にも土曜日の18時半。

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※画像jigsaw.jpより引用



ガッコにデンワを掛けてみたが2校とも留守電になっているし、

あたくしは仕事で電車で移動してる途中だしで、3か月前の長崎での

心暖まる記憶が蘇ったあたくし、

「早くトトロを飼い主のもとにに返してあげねば!」とは思うものの、

連絡のつかないものは手の打ちようがない。月曜日の朝ようやくガッコに

デンワが繫がり、「駅前で〇〇△△△さんの定期券を拾ったんですが、

そちらのガッコの生徒さんではありませんか?」
と、訊ねて事務の方の

「名前で照会してみて折り返しデンワします。」で、一旦切って待つ

コト10分。で、名前で該当する生徒が居ましたとの返事。

たまたま居合わせたその子の担任のセンセに代わってもらい、事の次第を

説明。土曜日夕方に拾得したものの、連絡つかガッコになかったコト、

今から仕事行く前なので届ける旨伝えて担任のセンセにトトロを渡す

コトが出来た。そのあとは仕事でガッコを後にし、久留米から大分市へ

行って博多に戻る途中、時間は15半ごろ道中のコンビニでコーヒーを

買おうと店内に入ったときデンワが鳴った。

朝トトロを届けたガッコの担任のセンセで「本人がお礼を言いたいって

申しております。」
ってコトで、トトロの飼い主のJKに代わってもらう。

緊張しているのだろうか、エライたどたどしい口調で「定期券、届けて

くださって、ありがとうございます。」
ってお礼をいってくれたJK。

「ご両親に怒られどんせんやったの?」とか「エライ心配やったろ?」

っていうあたくしに「はい。」とか「まぁ…。」とかでJKが全然会話を

膨らませてくれない[ふらふら]ので切り上げてセンセに代わってもらい

「わざわざご丁寧にありがとうございました。」

と言ってデンワを終了。な~んか会話する甲斐もないJKだったけど、

まぁソレは置いといて、彼女がもし今回のあたくしの手渡したバトンを

別の人に同じように渡してくれるコトを期待してやまない。



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風の便りか虫の知らせか?

社会復帰の第一歩

長男は7月になって、義兄のお店(ヨットスクールではない)でバイトを

開始した。前にも時折書いてたんだけど、長男は小ガッコで何度か

皆勤賞をもらったりしてたんだけど、コレは母親(妻)が本人が少々

具合の悪いコトを訴えてもちょっと無理をさせて行かせた結果でもある。

その反動なのか、中学に上がって暫くすると休みがちになり合唱大会や

修学旅行などのイベントしか行かない「イベント男」になり、そのあとは

完全に登校しなくなった。



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高校も「義務教育じゃないから、行けなければ月謝がムダになるから

ムリして行くな!」
というあたくしの反対を押し切っていったものの、

結局臆病風に吹かれ登校せず、出席日数が足りずに留年。

2年目の1年生もおんなじコトをやって、毎日妻は金切り声をあげて

長男に登校刺激を繰り返したが、徒労に近い努力で2度は留年出来ない

からこの時点で退学となる。

とはいうものの、ガッコのお友達との交流は、彼らが卒業し、進学なり

就職なりするまで続いてたから、長男のコミュ力に難があるワケでも

なさそうなのだ。むしろ誰とでも仲良くなれる、あたくしにはない

特性を持っていると思ったんだけどね。

まぁ今となってはその原因を探るコトにあんまり意味はないと思うけど。

5年間の沈黙を破って長男が自分の意志で1歩を踏み出した。随分遠回り

したけど人生まだまだ取り返しは利く。

世の中見渡せば、あたくしと同年代のニート君だっていて、そんな歳に

なってもいまだに自分の境遇を親のせいだと言い張ってる人だっている

ぐらいだから、長男はまだまだマシな方なのだ。

コレが社会復帰のきっかけになってくれればなと切に祈っている。

早朝2時半からなので、早起きしなくてはならないけど、まぁまぁ

ちゃんと起きて行っている。深夜の時間帯だし人と会うこともあまり

ないので社会復帰のウォーミングアップには最適ではなかろうかと

ひそかに思っているんだけどね。



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風の便りか虫の知らせか

先月末より義父が脊柱管狭窄症手術の予定で再入院をしている。

義父は10年近く前に経営する2つの店舗を甥と義兄に譲渡し

リタイアした。リタイア後数年は仕事の業界関係者とも年賀状や

電話のやり取りをしていたものの、5年目ぐらいを境に年賀状にも

「コレを最後に」と宣言し、一切音信を無くした。ところがね、

その5年ぐらい音信不通だったはずの関係者の一部から、義父の

近況を訊ねる連絡があったと義姉からのデンワ。義姉曰く、

「きーちゃん2さんところにも、そんな連絡来ませんでしたか?

もし来ても知らぬ存ぜぬで通してくださいね。」
とのコト。

義父の考えは人に自分の弱ったところを見せたくないし、仕事も引退

しているので今は家族意外にお見舞いなど来てほしくないと思って

いる。無論あたくしも付き合いの長いそんな義父の考えは重々承知の上

でのコトだ。いやそれにしても、家族の誰も何も言ってないのに何年も

音信不通だった一部の業界関係者や親戚筋に、義父の入院のハナシが

知れたのかっていうのが何とも薄気味が悪い。

「老いて衰弱し死期の近いニオイを漂わせた獅子に、どこからともなく

近寄ってくるハイエナみたいだ。」
って言ったら長男に

「パパ、例えが悪すぎる!」と怒られた。確かに例えは悪いけど、

あたくしの貧困な表現力ではこの辺りが限界だし、屈強かつ影響力の

あったかつての義父に、妬みやっかみの感情を抱く人間も少なからず

居たから、そんな人たちにあたくしも嫌悪感を抱いていた。

ハイエナと表現したのも屈強な義父なら返り討ちに遭うだろうが、

弱っている今なら…。と、探りを入れてるのかもしれない。

ただみんながハイエナではなく中にはホントに義父の容態を心配して

言ってくれてる人もいるのは分かっている。

だけど今は健康を取り戻すために入院して頑張ってる義父の意思を

尊重して誰ともかかわらないようにしている。

ソレにしても風の便りとか虫の知らせとかいう言葉があるけど、

第六感が働くんだろうね。今は「何でこんなタイミングで?」と、

あんまりありがたくない思いなんだけどね。



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