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風の便りか虫の知らせか?

社会復帰の第一歩

長男は7月になって、義兄のお店(ヨットスクールではない)でバイトを

開始した。前にも時折書いてたんだけど、長男は小ガッコで何度か

皆勤賞をもらったりしてたんだけど、コレは母親(妻)が本人が少々

具合の悪いコトを訴えてもちょっと無理をさせて行かせた結果でもある。

その反動なのか、中学に上がって暫くすると休みがちになり合唱大会や

修学旅行などのイベントしか行かない「イベント男」になり、そのあとは

完全に登校しなくなった。



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高校も「義務教育じゃないから、行けなければ月謝がムダになるから

ムリして行くな!」
というあたくしの反対を押し切っていったものの、

結局臆病風に吹かれ登校せず、出席日数が足りずに留年。

2年目の1年生もおんなじコトをやって、毎日妻は金切り声をあげて

長男に登校刺激を繰り返したが、徒労に近い努力で2度は留年出来ない

からこの時点で退学となる。

とはいうものの、ガッコのお友達との交流は、彼らが卒業し、進学なり

就職なりするまで続いてたから、長男のコミュ力に難があるワケでも

なさそうなのだ。むしろ誰とでも仲良くなれる、あたくしにはない

特性を持っていると思ったんだけどね。

まぁ今となってはその原因を探るコトにあんまり意味はないと思うけど。

5年間の沈黙を破って長男が自分の意志で1歩を踏み出した。随分遠回り

したけど人生まだまだ取り返しは利く。

世の中見渡せば、あたくしと同年代のニート君だっていて、そんな歳に

なってもいまだに自分の境遇を親のせいだと言い張ってる人だっている

ぐらいだから、長男はまだまだマシな方なのだ。

コレが社会復帰のきっかけになってくれればなと切に祈っている。

早朝2時半からなので、早起きしなくてはならないけど、まぁまぁ

ちゃんと起きて行っている。深夜の時間帯だし人と会うこともあまり

ないので社会復帰のウォーミングアップには最適ではなかろうかと

ひそかに思っているんだけどね。



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風の便りか虫の知らせか

先月末より義父が脊柱管狭窄症手術の予定で再入院をしている。

義父は10年近く前に経営する2つの店舗を甥と義兄に譲渡し

リタイアした。リタイア後数年は仕事の業界関係者とも年賀状や

電話のやり取りをしていたものの、5年目ぐらいを境に年賀状にも

「コレを最後に」と宣言し、一切音信を無くした。ところがね、

その5年ぐらい音信不通だったはずの関係者の一部から、義父の

近況を訊ねる連絡があったと義姉からのデンワ。義姉曰く、

「きーちゃん2さんところにも、そんな連絡来ませんでしたか?

もし来ても知らぬ存ぜぬで通してくださいね。」
とのコト。

義父の考えは人に自分の弱ったところを見せたくないし、仕事も引退

しているので今は家族意外にお見舞いなど来てほしくないと思って

いる。無論あたくしも付き合いの長いそんな義父の考えは重々承知の上

でのコトだ。いやそれにしても、家族の誰も何も言ってないのに何年も

音信不通だった一部の業界関係者や親戚筋に、義父の入院のハナシが

知れたのかっていうのが何とも薄気味が悪い。

「老いて衰弱し死期の近いニオイを漂わせた獅子に、どこからともなく

近寄ってくるハイエナみたいだ。」
って言ったら長男に

「パパ、例えが悪すぎる!」と怒られた。確かに例えは悪いけど、

あたくしの貧困な表現力ではこの辺りが限界だし、屈強かつ影響力の

あったかつての義父に、妬みやっかみの感情を抱く人間も少なからず

居たから、そんな人たちにあたくしも嫌悪感を抱いていた。

ハイエナと表現したのも屈強な義父なら返り討ちに遭うだろうが、

弱っている今なら…。と、探りを入れてるのかもしれない。

ただみんながハイエナではなく中にはホントに義父の容態を心配して

言ってくれてる人もいるのは分かっている。

だけど今は健康を取り戻すために入院して頑張ってる義父の意思を

尊重して誰ともかかわらないようにしている。

ソレにしても風の便りとか虫の知らせとかいう言葉があるけど、

第六感が働くんだろうね。今は「何でこんなタイミングで?」と、

あんまりありがたくない思いなんだけどね。



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