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寝屋川でアリゲーターガー2匹、少年釣師尾後兄弟が捕獲

「いやぁ~君のおかげで助かったよ。

ど~もアリゲータ(ありがとう)」

な~んてコト、言ってる場合じゃないよ(汗)!

おっそろしい…。

そんなおっそろしい魚「アリゲーターガー」を釣り上げた

少年釣師がいた。

「アリゲーターガー」っていうのは、

北アメリカ原産の外来種の肉食魚。

小指ほどの
可愛らし幼魚が安価で大量に

出回っているんだけど、

成長すると2メートルほどになる大型魚である。

コレが従来種を捕食するなどで、

生態系への影響が懸念されているという。

そんな折、2016年4月末のコト、

大阪で地元で有名な少年釣師がこれまた地元の寝屋川で

2匹を釣り上げ捕獲するという「快挙(怪挙?)を成し遂げる

報が流れた。釣り人は有名な少年アングラーの尾後兄弟。

兄の尾後幹太クン(18)が全長100㎝の個体を釣り上げ、

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※画像www.monstersproshop.comより引用

続いて弟の隼人クン(14)が120㎝の個体を釣り上げて、

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※画像www.monstersproshop.comより引用

拍手喝采に包まれた。この日の捕獲劇は、地元の

情報番組の撮影クルーも同行するような大掛かりなもの

だったにもかかわらず、2人は見事期待に応えてくれた。

兄・幹太クン「今まで釣った中で一番うれしい。」

弟・隼人クン「まさか一日で2匹も釣れるなんて…。」

驚きの声を隠せない。

それにしてもなぜ、こんなに

外来種の生物が日本に棲みついているのかっていう

疑問がわき上がるが、要は、衝動的に入手した販売業者か、

はたまた飼い主が、後々になって持て余し、河川や湖沼へ

密放流したケースであろうかと思われる…。そんなこんなで

今回捕獲された二個体も同じような顛末を経て寝屋川に

棲みついたものである可能性が高い。日本国内には、

アリゲーターガーに限らず外来種が住み着いて

繁殖している事例は多い。カミツキガメやアライグマ

なども、本来日本には生息しなかった外来種である。

そういえば私が、ある年の夏、

広島市中心街に宿泊した際、翌朝早朝散策した

広島城(鯉城)の外堀に、在来種のカメに混じって、

ミシシッピーアカミミガメの姿も多く見られた。

堀の水面には本来水草なんかが繁茂しているのが、

フツーだと思いきや、水草らしきものは辺りに見あたらない。

要するにコイツらが「喰っちゃってる」のである。

そして、アライグマと言えば「ラスカル」

(「ベルサイユのばら」のヒロインではない。

こちらは「オスカル」!)あの愛くるしいキャラクターの

イメージを(余談だが、鳴き声だけでセリフのない

ラスカルの声を演じているのはなんとあの、

万年少年声優の野沢雅子さんなんである!)

木っ端みじんに打ち砕くような凶暴な動物である。

もし見つけたとしても安易に手なんか出しては危険である。

 

次回につづく…。

関連記事:寝屋川でアリゲーターガー2匹、少年釣師尾後兄弟が捕獲~その2~

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-06-17


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コメント 2

てんてん

こんなのが普通に泳いでいたらビックリです
この後、この魚をどうしたんでしょうね^^;
by てんてん (2016-06-16 07:38) 

きーちゃん2

てんてん さん。ご訪問&コメありがとうございます。ちなみに捕獲した2匹は鹿児島大学へ研究資料として、寄贈されたそうです。
by きーちゃん2 (2016-06-16 11:50) 

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