新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その3
前回の続き…。
眼前で恐ろしい事故を目撃した私たち夫婦は、
脇道に車を停めしばし呆然…。気を取り直して
クルマを降りて缶コーヒーを買い、ガーと飲んで
深呼吸した。(ちょっと~!脚震えてるよ…。)
落ち着きを取り戻したので、再出発。しばらく走ってたら
豊岡市の街が見えてきた。といってもココはただ
通過するだけで、海岸沿いの香住町までは、
牧歌的な山道の風景が続いていく。豊岡市近くには、
城崎温泉や出石町なんかがあるけど、このときは
予定に入れていなかった。山道から再び海が見えてきた。
カニの街、香住町に到着する。ココから曲がりくねった
道を抜けると、突如眼前に高さ41mの巨大な
余部鉄橋が姿を現す。
※画像akirac5644.blog29.fc2.comより引用
赤い橋脚が遠くからでもかなり目立つし、天気の良い日は
青い海とのコントラスが映える。それにしても、コレが
夜だったら夜空を見上げて列車が通過する際、
列車の窓の明かりだけが空中を流れている様に見え、
さながら「銀河鉄道」のように見えるのだろう…。
画像www13.oekakibbs.comより引用
なんともロマンチックではある。この余部鉄橋。
2010年に新橋梁が完成し、旧橋梁は3本の橋脚を残して
解体されている。残された旧橋脚が支えているのは、
「空の駅余部」の遊歩道である。
※画像kasumi-kanko.comより引用
地上41mからの素晴らしい眺望を愉しむコトができる。
さて、これから宿泊する宿に向かうのだが、
湯村温泉のある温泉町に入ると温泉旅館がぼつぼつ
見えてきた。その中のひとつ、「佳泉郷いづつや」に
クルマを乗り付けると、スタッフが手際よく荷物を
降ろしてくれ、中に案内された。部屋に通されると…。
「わ~はははは…。」思わず大爆笑。部屋の手配した
旅行代理店の若手スタッフ。「頑張りましたよ~。」と
誇らしげに言っていたが、ホント特別室
なんていうだけあって、広いのなんのって(笑)。
その気なら、10人ぐらい泊まれるスペースがある。
まぁたまにはこういう贅沢も良かろうと、持ち込んだ
アルコール類を早速あけて愉しんだ。持ち込んだのは
ウイスキー。サントリーの「響」である。「山崎」や「白州」
などのマニアックなシングルモルトウイスキーだけど、
前述2者の銘柄より価格も張る分、インパクトのある
旨さがある。
(ゴメン、またまたお酒のコトは、熱く語ってしまう…。)
そんなワケで、こんな贅沢なお部屋に泊まるなんて
めったにないコトだから、記念撮影でもしようかと、
妻にカメラを向けると、自分のルックスに自信のない
妻は、あさっての方を向いたり、顔をそらしたりして
撮らせなかったのであった(笑)。
次回に続く…。
※関連記事:新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-26
新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その2
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-27
新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その4
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-29
新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その5
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-06-01
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