流星群(ほし)に願いを…
今年も、っていうか毎年ウワサの「ペルセウス座流星群」。
今年の極大時(数の多い時)は12日21時。だけど
この日は上弦の月の光が邪魔になるので月の沈む午前零時
以降が観測はしやすいだろうね。「流れ星に願い事を…。」
な~んてロマンチックなコトを思ってはいても、普段は
流れ星なんて、そうそう拝めるものではないからね…。
※画像retrip.jpより引用
だけどある特定の時期に、大量の流れ星をみる
コトが出来る。それがいわゆる「流星群」と呼ばれるもので、
その数ある流星群の中でも多くの流れ星を見るコトが
出来るのが、「三大流星群」と呼ばれるものなんだよね。
で、この流星群の特徴なんだけど、他の天体ショー、
スーパームーンとか、(皆既)月食、(皆既)日食などと
違って、毎年同じ時期に観測されるってコト。
何故かっていうと、そもそも流星群の正体ってのは
実は「彗星」。「赤い彗星」?それはシャア・アズナブル!
「白色彗星」?それは彗星帝国ガトランティス!!
「ハレー彗星」とか「エンケ彗星」とか「クロメリン彗星」など
様々な彗星の存在が確認されているけど、そのいくつかの
彗星の軌道が地球の軌道を横切っているワケ。で、その際
彗星が地球軌道上に放出したチリ(塵)厳密にいうと、
(岩石や氷)の漂っているトコロに、
地球が公転してきて、地球の引力に引かれ大気圏に
落下する時、摩擦熱で燃えるのが流れ星となって、
見えるってワケ。で、おんなじように地球軌道上に彗星が
チリを放出していったポイントに地球が差し掛かると
流星群が拝めるってワケ。それが「三大流星群」。
流星群の出現する中心点を「放射点」と呼び、その
方角にある星座の名前を取って「〇〇流星群」って、
呼ぶコトになったワケだね。「三大流星群」の観測が
できる期間はおおむね下記のとおり。
・しふんぎ流星群
(1月1日~1月7日頃、年によりムラがある)
・ペルセウス座流星群
(7月14日~8月24日頃まで)
・ふたご座流星群
(12月5日~12月20日頃まで)
これらは毎年観測することができるので、覚えておいて
損はない。観測をする際の、いくつかの注意点だけど、
まず月明りのあるところは避けたいね、
特に満月なんて最悪。
ただでさえ暗い空にわずかな時間の流れ星だから、
暗さに眼を慣らしておく必要があるからね。
(猫が獲物をネラう時のまん丸い瞳孔みたいな状態に
しなくてはならないのに、月なんか見たらそれが
ブチ壊しだからね)
次になるだけ視界の開けた場所。ビルの立ち並ぶ
市街地など論外。街灯の灯りもイカン!田舎の民家も
まばらな田園地帯なんかがいいね。「放射店」を中心に
全天に眼を凝らす。だけどず~っと上を見続けるのは
疲れるから、出来ればレジャーシートなんか敷いて、
寝っ転がれるスペースがあるといいね。せっかちな人は
数分で、見れないからと諦めてしまう人がいるけど、
ソレ短すぎ(笑)!辛抱強く待っていれば見れるから…。
辛抱して待ってた人だけが、
感動を味わえるのだからね…。
「まだ見てないよ」、って人は 、あと一週間は
見れるから、トライしてみてね。
昔、ふたご座だったか流星群を見るために富士山の近くまで行ったことがあります^^
周りに何もない場所で文字通り降るような流星群に感動しまくりました\(^o^)/
by ニッキー (2016-08-15 08:47)
ニッキー さん、こんばんは。いつもご訪問、nice&コメありがとうございます。富士山麓…。ロケーション最高じゃないですか~。心が洗われますよね。
by きーちゃん2 (2016-08-15 22:49)
今夏はせっかく長野の山に泊まっているのに見るチャンスを逃してしまいました、天文台からもメールが来ていたんですがね。
by 馬爺 (2016-08-16 12:29)
馬爺 さん、こんばんわ。いつもご訪問、nice&コメありがとうございます。「え”~っ!」そうなんですか?観測にはまたとないシチュエーションだったのに、残念すぎますね。
by きーちゃん2 (2016-08-16 19:01)