妻の四十九日に
明日は祝日(文化の日)っていうコトもあり、
みんなの都合を訊いたうえで妻の四十九日を
11月3日に決めた。長らく私の実家に
置いていた妻のお骨と位牌、私の実家に
預けていたのだが、彼女と私の母はまさに
「犬猿の仲」。前にも書いたコトがあるけど、
生前妻は、「アンタのお義母さんとは、アタシか
お義母さんのどっちかの葬式まで
会うコトはない!!」と言っていた…。君ねぇ、
アナタがそれほど憎んでいる姑から、
あたくしは生まれたんだけど…。あたくしの
立場って一体…(汗)。そういえば昔夫婦喧嘩した
際に、こんなコトをいわれたことがある。
「アタシとお義母さんとどっちが大切なん!!」
…。何とも阿呆なハナシである。コレは、例えて
いうなら「アンタは腕と足とどっちが大事なん!?」
って聞かれるようなものである。どちらを失っても
困るし、どっちも大事に決まっているではないか!!
傍から見れば、平和に見える家庭も、いろんな
問題を抱えているっていう、いい例だと思うね。
いや~、私から見ても、平和に暮らしている
家庭であると信じて疑わない方が、嫁姑の軋轢に
だけど結婚っていうのは、当人だけの問題
じゃなくって、その家族が絡んでくるから
難しいんだね。自分が思っているように人が
思ってくれているとは限らないから…。
そんなコトはたしかに彼女との18年の結婚生活
によって教えられたたコトではある。時には
「あ”~!うっとおしい~!!」などと思いながらも、
うま~く、折り合いをつけて生活をしていくのが
家族ってものなのであろうし、それなくしては
生きていけない。人は一人では生きていけない
ようになっているのだからね。そして、
本当に大切なものは、
失ってみて初めて分かる。
っていうコトも…。今回学んだけど、その代償は
あまりにも大きかった。今まで生きてきた中で、
最も悲しくてホント、すべてを投げ出して消えて
しまいたいと思った。だけど私のブログにコメントを
頂いた方の中に、同じ経験をされた「先輩」とも
いえる方から頂いた言葉にどれほど
救われたことか…。この場を借りて感謝の意を
表します。昔から心惹かれていた
物悲しい雰囲気の、夕暮れの山陰海岸で
(いいたかないけど、失恋して心の痛手を
受けた時、よく訪れていた)ただずっと海を
見つめていたなぁ~。また今度行ってみようか…。
なんて思っている今日この頃である。
その際はまた、記事にして
※関連記事:妻の四十九日に~その2・納骨~
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-11-03
理想の「死に方」って、どんなの?
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-11-05
父が84歳で亡くなって1年半ほどで母が亡くなりました。
ご近所の皆さんには、「仲良しだったから・・・」とよく言われて嬉しかった。
私の方はと言えば来年で夫の13回忌を迎えますが、お分かりように私はとても元気です・・・。
by 森田惠子 (2016-11-04 11:18)
森田惠子さん、こんばんわ。ご訪問、nice&コメありがとうございます。やはり女性の方が心が強いのでしょうか?夫に先立たれた妻は元気!妻に先立たれた夫は精彩ない…。ってカンジでしょうか(苦笑)。
by きーちゃん2 (2016-11-05 21:38)