最高級ラグジュアリークーペ・レクサスLCデビュー その7
最近のクルマ造りにおける空力対策~。
ボディのデザインなどは、このLC500h/LC500 もまた、
エアロダイナミクスを徹底して追及され導き出されているのだろうね。
そして上から見えるボディデザインのみならず、アンダーフロアまでも
が徹底したフラット化が施され、フロア下の空気の流れにも配慮し、
車両姿勢を乱すような揚力の発生を抑制している。
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※画像http://lexus.jp/models/lc/features/aero_dynamic_body/より引用
特に、上の絵なんかで分かると思うけど、フロアパネルのフラット化が
相当進んでいるように思えるね。その昔、たしかフェラーリF355
あたりだったか、V8、3.5Lで380psを発生する5バルブエンジンにも
驚いたんだけど、フロアパネルの写真がまぁ、ほとんどブラックの
パネルで覆われフラット化されていたんだね。その後に発表された、
3代目LS
(トヨタブランドで最後の30セルシオ。ちなみにcd値は0.29!)の
アンダーフロアが、まるでF355のようにフラットフロア化されて
いたのは驚いたよね「うわ!フェラーリのフロアとおんなじだ!!」
ってね。それと、20または21インチでフロント245、リヤ275の
大口径ワイドタイヤの物凄い回転慣性による、空気の乱れを整流
するための、
TIREHOOD
※画像LEXUSより引用
左右ターンランプと融合したフロントサイドグリル。リヤフェンダーに
設置されたロッカーサイドグリルにより取り入れた風を、前後ホイール
ハウスに発生する揚力を抑制し、高速走行時の安定性を高めている。
空力に関しては最後に小さな立役者のコトも紹介しなくてはなるまい…。
「エアロスタビライジングフィン」~最近のトヨタ車の多くの車種が
テールランプなどに多々採用している。このスリークな「お魚ちゃん」
のようなシルエットを目にするコトは結構多いではないかな?
だけども実は、この「お魚ちゃん」っていう表現は、あたくしの
オリジナルではない(笑)…。
コレはご自身の愛車、プリウスPHVに、ルーフと、フロント、
リアサイドに実に合計24匹もの「お魚ちゃん」飼っておられる(笑)、
しのぴんさんがそう仰っていたのである。なんとも楽し気な表現で、
心がなごむよね~。
この小さな「お魚ちゃん」のようなパーツが作り出す空気の渦が、
ボディ側面の空気の剥離を抑え、空気抵抗の低減と、車両安定性の
確保を両立するってワケ。大掛かりなエアロパーツでなくとも、
こんな小さなパーツで、空力特性に多大な貢献をするっていう事実も
驚きを隠せない昨今だね…。
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