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人に頼る事を恐れるな

 今日は、朝早くから妻が活動を始めている。

私が末っ子を保育園に送迎している時間だから、8時台だと思う。

「今日は、社会保険事務所に行ってくる。」、と言って出かけて行った。

昨日装着した、抗がん剤の容器(ポシェットのように見える)を下げて。

私は何の気なしに、「それだけだったら、お昼前には帰ってくるだろうね。」

などと思っていた。私は家に待機し、仕事を始める準備を整えていた。

お昼、いつもより早く出発する。今日は相棒が待っているので

指定の場所に迎えにきてもらった。その時が13時すぎだった。


2時間くらいのスポット的な仕事だったが終わりころに

義父からの[電話]。私、「あ~はい、もしもし…。ど~しました?」

義父「お~い。かあちゃん(娘)が帰ってこんが、何か用事でもあったか?」

「えっ?今日は用事って言っても、午前中には終わると思いますけど。」

義父「けどあんた、ま~だ帰ってこんよ?」

「……。じゃあ私のほうから[電話]入れてみますね。」、と返事。

!まさか、表で具合悪くなって、倒れてるんじゃなかろうか?!

[電話]をかけてみるが、一向にでない。

時間を置いて再度かけなおすも、またもや出ない。さらに時間が経過。

彼女の電話から着信が入る。何で[電話]出なかったのかと尋ねる。

「電話を忘れて出かけて行った。ゴメン…。」

「無事だったらいいよ。でも何でそんな遅くなったのだい?」

妻曰く、当初の用事のほかに2か所ほど寄ってきた。病院関係とか、

あったので、時間が掛かってしまったという事だった。

妻、どっと疲れた声で「具合悪い…。お腹痛い…。」、と言っている。

やはり薬の影響が出始めていることもあるのだろう。

先日の膀胱炎の症状も尾を引いていることもあって、

疲れも頂点に達している様子。何でそんな無理をするかな…。

またもやここで、妻の完全主義、全力主義が災いしてしまった。

何でも自分でしょい込んでしまって、疲弊してしまういつものパターン。

「もうね、君はフツーの状態じゃないんだから、人に頼ることを

躊躇しなくていいのだからね。」

と、忠告してはいるのだが、長年染みついた気性だからだろう、

頼まない、お願いをしない。やってあげるという人にさえ遠慮する。

それでどれだけ損をしていることか、分かっていない。

そのくせ私に対しては私の都合などまったく意に介さず

頼んできて、「出来ない。」というと怒るんですよね(苦笑)。

そんな今の妻にピッタリの言葉。

「人に助けを求めることは、決して弱者に限定されない。

それは知恵と勇気のある人の成功の秘訣なのだ。」


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