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トヨタ86・4年目のビッグマイナー その4



前回の続き…。

まだまだあるよ!今度の86のお楽しみ?

ジャーナリスト試乗会に持ち込まれた86の中には、

イタリア・ブレンボ製ブレーキを装備したプロトタイプも

あったそうで、近々ラインナップに加わるコトは

確実だし、現実BRZにはブレンボ装着モデルが

存在している。んで、国産高性能スポーツ車が

こぞって採用しているブレンボ製ブレーキって

そんなに良いの?って

当たり前たい!

重量級の高性能スポーツカー、GT-Rや、

レクサスFシリーズをも止めてみせる性能だからね。

それメーカー内製で造れないのって疑問もあるけれど、

だいぶ前のコトだったけど、この疑問については

日産GT-R、開発主幹の水野和敏氏がタネあかしを

してくれていた(笑)。

「ブレンボと同等のスペックを持つブレーキを

(技術的に)内製で造れないのではなく、ブレンボに

製造を依頼した方が安く上がった。」というコト

なんだとか。「へぇ~、そぉなんだ…。」以外といえば

以外なんだけど、ミョ~に納得したものだった。


次に、もうひとつの走りの要、サスペンション。

今回全車種にドイツ・ザックス社製ダンパーを選択

できるようになっている(¥54,000のオプション)。

p1.jpg 

ザックス製ダンパーキット

※画像minkara.carview.co.jpより引用

標準仕様のカヤバ製もかなりフリクション低減に努めて

改善がなされているけど、ザックス製のは、

がばい良かごたるよ!

しっかり路面に追従するかのような絶妙な

ロードホールディング性。最近、欧州でも

ビルシュタインよりも評価が高いというハナシである。

どのぐらい「よか」っていうのかって?それはあの、

毒舌のモータージャーナリスト、国沢光宏氏が自身の

ブログで語っていた。(以下原文のまま)

マイナーチェンジでザックスを採用したレクサス

IS-Fに試乗したら、あまりの乗り心地の良さに感激

しちゃいました。走り出して10mで「素敵です!」と、

ココロの底から嬉しくなった次第。

「……。」

気色の悪かぁ~!!

毒舌がウリで歯に衣着せぬ、あの国沢氏がこんなに

べた褒めするとは…。天変地異が起きそうだ(汗)。

つまりそれだけスゴイってコトなんだろうね(笑)。

TRDからリリースされている86用サスペンションキットも、

ダンパーはザックス製となっている。ことほどさように

高く評価されている製品だけに、86の購入を検討中の

ユーザーは、迷わず選択すべきだろうね。ダンパーは

オーバーホール可能(走行状態にもよるけど、

1.5万㎞~3万㎞くらいでダンパーの性能が低下して

きた場合、装着したショップに依頼して、メーカーに

返送すると、分解、整備して、新品の状態にしてくれる。

納期は概ね2週間、費用は10万円前後ってところ。

ノーマルのダンパーをお持ちの方はその間それを

使用して待つことになる。あっ、それとOH後サスキットを

再装着した際には、4輪のアライメントの再調整を

忘れずにね!)


ついでにいっておくと、初期型を発売当初から乗っておられる方。

サスペンション等のメンテナンスで、足回りをバラすのなら、

特にハードに走る方は、ココにも気を付けた方がいい。
 

「ハブベアリング」の交換も検討した方がいいかもね…。

「ハブベアリング」とは何ぞや?という諸兄に説明しておくと、

ホイールを外した時に見えるのがディスクローターだよね。

その中央にあるのがディスクローターの回転を滑らかにする役割の

ベアリングが
組み込まれている…。

コレが「ハブベアリング」っていうパーツなワケ。

ただね、コレ前後左右4つあるベアリングが均等に摩耗するワケでは

ないんだね。 前の助手席側とかが以上に摩耗してて、

他は何ともない…。
とかいうカンジでもある。

ただこのパーツをとことん摩耗させてしまうと、

そこのホイールを揺すったらグラグラするので、こんな状態で

ハードな走行するのは
挙動を乱したりして、

危険極まりないからね!!

なので、出来れば事前に気づいて、サスペンションの

オーバーホールなどの際に一緒に交換するのが望ましいよ。

単体でやると
2度手間になって、工賃もかさむからね。


追記

こーゆ-考え方は、他のパーツ群にも応用が利く。

例えばエンジン内のカムシャフトを駆動しているタイミングベルト。

コイツは走行距離100,000㎞毎に交換を推奨されている。とはいうものの


そのクルマを買ったユーザーが走行100,000㎞に達する

までに手放して
しまうのがほとんどなので、実際タイミングベルト交換を

行うのは2次
ユーザー、3次ユーザーかと思われる。最近のクルマはどの

パーツも
高品質の材料が用いられているので長持ちはするんだろうし、

必ずしも
100,000㎞でブチ切れるワケではないけれど、もし切れたと

したら、
吸排気バルブとピストンが干渉してエンジンがオシャカに

なってしまう。


エンジンはクルマの数あるパーツの中で最も高価なもの。

なので、コイツをオシャカにしてしまうと修理屋さんから

「買い替えた方が早いよ」


な~んていわれてしまいますぞ。大事にしているクルマだったら愛する

クルマを星
[ぴかぴか(新しい)]にしてしまわないようにしたいよね。なので、そのような

憂き目に遭わないよう既定の走行距離を迎えたら交換をおススメするの

だけど、コイツの交換に際しては車種にもよるけれど、パンパー、

ラジエーター、インタークーラー(ターボ車)などエンジン前方に

配されてるパーツを一切合切取り外さなくてはならないコトもある。

そうなると脱着工賃が数万円の出費になる。タイミングベルト自体は

5~6千円かと思うけど、そのパーツを交換するためにトータルで

4~5万円の見積もりが出たりする。例えばその時に、修理屋さんから

「ラジエーター外したらウォーターポンプ(ラジエーターで冷却された

水をエンジン内に循環させるポンプ)調子悪いみたいですね。

交換しましょうか?」
って言われたらどうする?

こーゆー時は迷わず依頼した方がイイ。だって後から依頼してもまた

先述の工賃がダブって要らぬ出費になってしまうからね。


高性能車はその高性能を
「維持する」ために、おカネが

掛かるのだからね。

 

次回につづく…。

関連記事:トヨタ86・4年目のビッグマイナー

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-08-02

トヨタ86・4年目のビッグマイナー その2

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-08-03

トヨタ86・4年目のビッグマイナー その3

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-08-06 

トヨタ86・4年目のビッグマイナー おまけ

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-08-07-1



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Kia

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