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長男に、運転免許を取得させよう

5月晴れの雲ひとつないいい天気だ、今日は。

春先に運転免許を取得させようかと思っていた長男。男の子だし、

一般的に18歳を迎えたらクルマの運転にも興味が出てくるかと思って

いたからだけど、本人どうもそうではななくって、「危険だから。」

とか「事故ったら大変。」だって。まぁよりによって、物事の

ネガティブな面だけを語っている。確かにクルマはある意味危険な

乗り物である。そこで彼にはこう説明した。



「クルマはね、拳銃以上の殺傷能力がある。拳銃なんてタマが6発

だとしてゴルゴ13や次元大介並みの腕利きのスナイパーが撃ったと

しても6人殺すの
がせいぜいだけど、

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※画像dechisoku.comより引用

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※画像さいとう・プロダクション公式サイトより引用

クルマの場合、例えば朝の通勤時間帯の東京駅前の人の列に、アクセル

全開で突っ込んでいけば30人ぐらいは軽く殺せるハズである。」
…って、

いやいや別にこんな物騒なハナシをするのが目的ではなくってね、

そういったポテンシャルを秘めた乗り物であるがゆえに、扱いを誤ると

取り返しのつかないコトになりますよ!ってのが言いたかったワケ。

クルマの運転に関してはちょっと前に、長男が面白いコトを言っていた。



「つい最近までパパの運転が全然フツーだと思ってたけど、違った。

友達のお母さんの運転するクルマに乗せてもらったら、曲がり角でも

ブレーキでもカックンカックン(要するに、前後左右に不快なGが

掛かる)して具合悪くなったばい。」
とか言ってた。

まぁ長男は知らないけど、あたくしには昔峠走りで相当無茶苦茶を

やっていた黒歴史があるんだけど、今はフツーの運転、フツーの速度に

戻ってるから、よほどのコトがなければ「何にも起こらない」超平穏な

運転となっているというワケ。

旅客機のパイロットだって、訓練時にはアクロバット飛行を行うのは、

機体がどんな状態にとっ散らかってもリカバリー出来るようにする

ためだ。はからずもあたくしの場合、峠は走りに明け暮れた日々が、

パイロット養成カリキュラムでいうところののアクロバット飛行に

相当したんだろうね。だからって長男にはそーゆーコト勧められない

けどね。

とかく人間って、タダでさえ放っておくと悪いコトばかり考えて

しまう生き物だから、それでも長男が「事故るかも知らん。」とか、

「狭いところの通り抜けがコワい。」な~んてコト言うので、

そーゆーのは熟達すれば何とも思わなくなる、幅の感覚なんて元々

備わっているものだし、自転車乗ってて先にある路地が

「通り抜けられるかどうか分からない。」なんて人いうはいないの

と一緒である。 「石橋を叩いてコワす…。」じゃなかった、

「石橋を叩いて渡る」みたいな長男も、間違っていないけど、

そーゆー考え方では人生ツマラナイ。

「クルマを運転できるようになったら、行動範囲がグンと広がる。」

とか「みんなを乗せて旅行に行けるな。」とか、そしてココが一番

大事なコトなんだけど、

「運転するようになったら、最近運転が億劫になりつつあるパパを

おれがアシストしてあげられる。」
などと、楽しいコトをイメージ

してみてほしいものだ…(爆)。



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