道に迷った長男

前回記事にて、あたくしが喋ってる“久留米弁”のコトだけど、因みに

「どくさん行くとの？」ってのは関西弁でいうと「どこ行くねん？」

「がばいうまか！」⇒「ごっつう美味い！」、

「こん、バカチンがぁ～！」⇒「このアホンダラ～！」ってカンジだ。

分かる人には分けるけど、分かんない人には分からないと思うので、



こないだ長男、誕生日の関係で、お友達のところに行ってたんだけど、

何と帰宅時間が23時回っていた。あたくしが

「なして、そげん遅かったつの？」

⇒「どうして、そんな遅かったんだい？」なんだか隣町の八女市まで

行ってたみたいだけど、そこで道に迷ったらしい…。思い返してみれば、

彼は高1の頃も八女市～筑後市あたりで帰り道か分からなくなり、

おまけに雨まで降ってきて、にっちもさっちもいかず、たまたま近くを

通りかかった警ら中のパトカーのお巡りさんに声を掛け、保護して貰った

というコトらしい…。


 

でもその時20時ぐらいでね、当然あたくし仕事終わって晩酌して

酔っ払ってるから、運転など出来ない。なので、お巡りさんから場所を

聞いて、妻に運転してもらって現場に。そこで長男と、一緒に居たお友達

を回収。長男を自宅に戻し、妻とあたくしは、長男と共に回収したお友達

宅まで、彼に道を聞きつつ八女市の自宅まで送り届けた。で、

結局あたくしと妻が自宅に帰り着いたのは23時になんなんとする頃で、

夫婦してどっと疲れた。それにしてもそれから何日経ってもそのお友達の

ご両親からはお礼の言葉のひとつもなかった。ソレもガックリきたけど、

もっとショックだったのは「人間ナビゲーション（妻談）」といわれる

あたくしの息子なのに、何故にこれほど方向音痴なのか、あたくしの強み

っていうか長所はまったく受け継いでなくて、隠しておきたい「鈍足」は

しっかり受け継いでいるのであった。 あたくし的には、お友達のご両親

からお礼の言葉を頂くコトが目的ではないとはいえど、

「ありがとうございました。」って、デンワのひとつもないっていうのも

「なんだかなぁ～!!」って思ってしまうね。



子供の絡んだハナシでそーゆーの、ハッキリ言って結構あるぞ。

昨年10月末に次男がシンガポール～マレーシアに修学旅行に行った時も、

帰国時の空港に次男を迎えに行ったら、お小遣いを使い果たし、帰りの

バス代もなかった次男のお友達2人を自宅まで送り届けたんだけど、

そのうちの1人は自宅のガレージにアウディを2台所有している

ご立派なお宅（アウディ2台も買えるお金持ちなら自分ちで送迎しろ!!）。

まぁソレも癪に障ったが、予想通りというべきか、2人のお友達のご両親

からお礼のデンワすらなかったコトは言うまでもない。なんでも子供

たちが、自分たちの中だけで勝手にハナシを完結させてしまっているから

こーなるんだけど、そのとばっちりを喰らうこちらは

気分悪いコトこの上ないね。