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祝・長男成人記念日

妻にダマされ立ち合い出産

丁度いまから20年前の2月26日、出産予定日近くに妻の入院している

産婦人科に立ち合い出産をするか、前から訊ねられてたんだけど、ずっと

拒否っていたあたくし。そんな生々しい場面見たなら気を失って

ブッ倒れるんじゃないかとか不安だったので。

そりゃぁ時代の流れ的にも夫の立ち合い出産が一般的になりつつあった

とはいえ、フツー父親予定の夫はドアのそとでうろうろして産声が上がる

のを待ってるのが定番だと思ってたし、ケッコー前から一貫してその旨は

伝えていたつもりだった。それなのに、嗚呼それなのにそれなのに…。

当日病院に到着するや看護師さんに言われた驚愕のセリフ「ご主人、

立ち合いってコトで奥様から伺ってます。」
って言われて分娩室に誘導

されて呆然と固まるあたくし。

「だ、ダマされた…。目一杯!!」

コレはどーゆーコトかと妻に問い詰めたかったけど、断続的な陣痛が

始まっていた彼女は会話できる状態でもないし、助産師さんは黙々と

準備してるしリラクゼーションの音楽まで流れてるしで場の空気を悪く

してしまう雰囲気がソレを躊躇わせたためにもはや脱出は不可能な

状態。そして入室したのは午前8時台だったんだけどソレから結構

長く小康状態が続いてお昼過ぎにようやくセンセが登場。いよいよ

生まれるかってときに妻は痛みでワケの分からない状態で助産師さんの

いうコト聞かないし(息はいて~、吸って~という声掛けに全然合わせ

ていない)
センセは「あっ、アタマ出てきた。」「肩が出てきた」

な~んてコトいって実況中継するし、あたくしは「そげな実況ば、

いちいちせんでよかばい。」
などと心で思いつつもそんな光景を目の

当たりに見て膝から崩れ落ちそうになるし、妻は悲鳴ともいえる声を

あげ続けるしでもう、アタマの中ぐちゃぐちゃなカンジだった。

センセの「足が出てきた、ほら~生れまた!」と取り上げた長男を

妻の目の前に。大仕事を終え疲れ切った妻の顔が安堵と喜びの表情を

見せた。あたくしは張りつめていた緊張が一気に解け滂沱と流れる

涙が止まらない。あたくしは妻のそばに行って

「お疲れさまでした、ありがとう。」

と涙を流したまんま労いの言葉を掛けた。2人の宝物をこの世に誕生

させてくれた彼女には、感謝と畏敬の念を感じつつも

「どういたしまして。ね、立会してよかったろ?」と応えた妻の

なんとも勝ち誇ったように浮かべた微笑みだけは、勘弁ならない

あたくしであった[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)][むかっ(怒り)]


結論!夫は出産に立ち会うべき

だから!結局お前は立ち合い出産についてどう思ったのだ?という声が

聞こえてきそうだけど・・・。ハイ、惨敗です、完全にあたくしの負け

でございます[もうやだ~(悲しい顔)]。たとえダマされて立ち合いするコトになったとはいえ

世の奥様方は我が身を削るような思いで新しい生命誕生=出産という

大仕事に臨んでくれているのだと恥ずかしながら初めて認識させられた

。なので結論。夫は出産に立ち会うべき…です。


祝・長男成人記念日

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2月26日は長男の20歳の誕生日だ。先日末っ子の1/2成人式という

ものがあったけれど、長男はモノホンの成人だ。平成12年式の彼も、

ようやく大人の仲間入りをしたわけだけど、成人ギリギリの19歳で

約5年半の引きこもりニート生活に終止符を打ち、社会復帰を果たせた

のは不幸中の幸いだ。そりゃぁね、あたくしも妻も多くの家庭の子供と

同じように年子の次男とは幼少期はおソロの洋服を着せ、蝶よ花よと

育てましたよ(爆)。彼らが小ガッコに上がる頃には自我も芽生えて

個性も出てきてるから、ソレらを踏まえたうえで、2人には極力平等に

接するようにしていたつもり、なんだけど…。

子供たちはそれぞれ真逆の受け取り方をした。そのあたりが子育ての

面白さであり、そして悲劇の元凶ともなる難しさでもあるよね。

長男のリクエストで晩ゴハン、ケーキは要らないけどお好み焼きが

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食べたいとのコトで、おやすい御用ってコトでボリュームたっぷりのヤツ

を焼いてあげた。次男が帰宅してきたので、”祝・長男成人記念”として、

カラオケ大会に行くコトに。

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※立ち上がって熱唱の次男

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まぁコレがまた、長男次男ともにパワーみなぎる年代らしく勢いのある

熱唱で歌いまくった3時間だった。長男は意外な歌唱力の持ち主で

声もイイ。「パパにはまだ及ばんよ。」といってたけどそんな謙遜は

必要ないほどだ。あたくしの血をもろに引いた鈍足は、彼にとっては

悲劇だったと思うんだけど、こういった良いところは伸ばしていって

ほしいものだね。


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