妻の心残り…末っ子の運動会
…。今回のブログ記事で、ホントはあたくし、
妻を亡くした悲しみを癒すべく、紅葉なんか
観に行って、「傷心の一人旅」の計画を、
練っている最中だったんだけど、10月1日に、
小学一年生の我が家の末っ子の運動会、
見に行かないワケにはいかない…。
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(次の記事で書きますね…。)そうはいっても
あたくしこの「運動会」ってイベントが大嫌い!
鈍足だった私は、チームのリレー競争で著しく
順位を下げていたのでそのたびにチームメイト
から「オマエのせいでドベ(最下位)になった。」と
責め立てられ、いたたまれない気持ちになって、
倉庫裏で泣いていた…。小学校時代は毎年、
運動会の時期になると、雨で中止になってくれれば
とずっと願っていたが、そんな時に限って好天に
恵まれてしまう(怒)。例年、長男や次男の運動会
には、私の両親のなじみの仕出し屋さんに依頼
したり、あたくしが作ったりしてた。
(それを馬鹿っ正直に長男、小学校のときの
絵日記に「朝ご飯も、お昼ご飯もお父さんが
作りました~。」)なんてコトを書いたものだから、妻が、
「消さんね、アタシがなんもせんみたいやんね!!」
実際そうなんだけどね(笑)。運動会前日から、
天気がかなり不安定で、雨が降ったりやんだり…。
グラウンドはべちゃべちゃで、コンディションは最悪。
だけど当日は、学校から中止の連絡はなくって、
曇り空での幕開けとなった。何とかお昼近くまでは
持ち堪えていたけど、お昼の最終プログラム直前で、
体育館で待っている私たち
(末っ子のお爺、お婆そして私と長男)が外を
見ていると、雨が本降りになった。末っ子がもうすぐ
お弁当を食べに来るかというときにである。程なく
午前の競技を修了した末っ子を長男が体育館に
連れてきた。私が忙しさにかまけてお弁当を
作るコトもままならず、長男が私に代わって
作ってくれた。諸事情により、ガッコに行かない
彼に私は「高校は義務教育じゃないから行く義務
はない!行かないんなら退学しろ!月謝が
ドブ金になる!」って言った。
(ボクはガッコに行きたいけど行けない…。
これはかぁちゃんのせい:本人談。だがしかし、
その恨みの対象となる私の妻、彼の母親はもう
居なくなっていしまった…。彼がその恨みの矛先を
これから何処に着地させるかは誰にもわからない…。)
私に言わせれば、
「行けないのは、行きたくないから…。」じゃぁ
行かなくって良い!てコトになるんだけど…。
そんなワケで長男は、毎日がエブリデイ。お料理の
研究に余念がない(笑)。そこで長男、末っ子の
運動会のお弁当作りを買って出た。そこで末っ子の
好みの、から揚げ、玉子焼き、のりたまおにぎり、の
三種の神器を準備するように長男に伝える…。
※「ワタミの宅食」
まぁ初めてにしては上出来であった。玉子焼きは
ポロポロ崩れるし、おにぎりは崩壊しかけてるし(笑)、
だけど、一所懸命作ってコトは十分に感じられる
出来であった。お爺とお婆もベタ褒めであった。
末っ子の参加してるプログラムを観戦している
最中、保育園時代の担任の先生が見に来て
くれていたのに、ばったりお会いした。
(ホント~に余談だが、美人である…カレシ
いるのかな?すこし気になる)。
「お母さんはどこに?」との先生の問いに、
「先々週の土曜日、亡くなりました…。」と伝えると
涙ぐまれていた。末っ子のコトを心配されて
いたので、「今は立ち直ってます。」とお伝えすると
少し安心された様子だった。天気は良くなかったけど
学校側はどぉしても運動会を中止したくなかった
らしい…。だけど上級生の子たちは、最悪の
グラウンドコンディションで転がったり座ったり
することが多いので、泥だらけになって
可哀そうだった。「中止すべきだろ!」って
思ったのだけどね…。
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