家族みんなで広島観光~その5~
前回の続き…。
広島お好み焼きの名店「みっちゃん」のお好み焼きを食べたいという、
長男のたっての希望であったが、どーでもいい次男(お好み焼きは
好きではない)が反対する。だけど広島ならではのソウルフードといっ
たら、「牡蠣&おこ」だからね(笑)。
お菓子部門では「もみぢ饅頭」だけども今ではあんまりポピュラーに
なり過ぎたきらいがあるから、あたくし個人的には陰に隠れて
マイノリティな「川通り餅」をリコメンドしておこう。
創業213年 元祖くず餅【船橋屋】
そんなこんなで見苦しく(笑)抵抗する次男を黙らせて広島駅にある、
「みっちゃん総本店広島新幹線名店街店」に到着するも、予想通りと
いうべきか、お店の外まで長蛇の列!折り返しの列含めたら50mは
あろうかと…。「アンタ、こりゃあ無理ばい、入ったときには14時ぐらい
になっとるやろ(苦笑)。」可哀そうにその時の長男の失望と落胆の
カオといったら…。まぁ気を落とすな、今度オンラインショッピングで
買っといてあげるから。ただね、「みっちゃん」に行くんだったら
「夜の部」がいいって私的には思うんだけどね~。
っていうのが、夜メニューにはおこ以外の鉄板焼きメニュー、牡蠣焼き
ホルモン焼き、砂ずりや豚キムetc…。
牡蠣の力で毎日を、たくましく!【OYSTER NATURAL ENERGY】
そのほか牛スジ、さきイカ、わさび枝豆などのおつまみなんかが
チョイスできるから…。
(…あ”、失礼!もろあたくしの好み丸出しだった)ハナシ変わるけど
昭和25年、「みっちゃん」の創業者にして広島流お好み焼きの生み
の親、井畝満夫(いねみつお)氏~だから彼の子供時代の愛称である
「みっちゃん」がそのままお店の店名となったってワケ。
だけど現在に至るお好み焼きのヒストリーってのは、けっして楽し気な
ものではなく、シビアな終戦直後、原爆被災当時に創業当時のお好み
焼きの原型といえるのが、
みっちゃんこと滿夫氏の父、井畝井三男が「美笠屋」の名で
お好み焼き屋の屋台を出した当時、クレープ状の生地にネギとわずかな
野菜をのせて焼き、半月状に折りたたんでウスターソースを塗って、
薄皮と呼ばれる木の皮にのせ新聞紙に包んで持ち帰る…。小腹が空いた
ときに食べるおやつ感覚の食べ物…。
コレが広島流お好み焼きのルーツである。しかしなにぶん終戦直後の
食べ物のない時代である。お腹を満たすものでなければ売れない…。
売るためには改良する必要がある…。創業から30年代にかけて
「井畝満夫氏~みっちゃん」のさまざまなアイデアやひらめきを盛り
込むコトで、現在の「広島流お好み焼き」の原型が形作られて行った
と言えるよね。そして現在では、入れる具材もうどんやそば、お肉や
シーフード、牡蠣までリッチなチョイスもできるから、おやつ感覚
どころか、「おこ」だけでお腹いっぱいにするコトができるだけの
充実した内容となっている。
次回につづく…。
24時間365日 航空会社を一括比較!
※関連記事:家族みんなで広島観光
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2017-01-03
家族みんなで広島観光~その2~
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2017-01-04
家族みんなで広島観光~その3~
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06
家族みんなで広島観光~その4~
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2017-01-08
家族みんなで広島観光~その6~
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2017-01-10