思い違いにカン違い
前回記事で、アナウンサーの読み間違いや言い間違いのコトを
取り上げたんだけど、私たちの普段の生活の中にも、思い違いや
カン違いってのは当然ながらあるわけで、「クスッ!」と笑って済む
ような可愛げのあるものから、知らなかった、勘違いしてた為に、
ひんしゅくを買った、あるいは人前で大恥をかくようなものまで…。
まさに「千差万別」ってカンジなのである。
お薬の服用に「食前」「食後」「食間」ってあるよね。「食前」は
食事の30分前、「食後」は30分後に服用するが、「食間」は、
食後1時間~1時間半後である。その昔、病気でガッコを休んでいた
友人宅にお見舞いに行った時のコト、ちょうどお昼ご飯時で、私が
お邪魔をした時、友人はお昼ご飯を食べ始めた。と、思いきや、
半分くらい食べ終わったところで突然食べるのをピタリとやめ、
おもむろにお薬をとりだして、「コレ食間に飲まやんとやん。」と言って
お薬を服用した後、のこりの御飯を食べだした(爆笑)。
結構あちこちでよく聞くのが「雰囲気」のコトを「フインキ」、
「一期一会」のコトを「いっきいっかい」。「何卒」のコトを
「なにそつよろしくお願い申し上げます。」
ニュースで報道された、雪山で遭難したパーティー⇒「阿呆か!あんな
雪山でパーティーなんかするからだ!!」…。パーティーって登山を行う
メンバーたちの集団のコトだった!そのほか
「AV(オーディオ・ビジュアル)機器」⇒「凄いエッチな機械」。
「むち打ち症」⇒「ムチを使ったSMショー」など。
まだまだあるけどこの辺にしておこう(笑)。
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あたくしが経験した最も恥ずかしいカン違いは、「情けは人の為ならず」
って諺の、意味のカン違い。ご存知の通り「人に情けをかけて助けて
あげるコトは、巡り巡っていつか自分も助けられる時がある。
であるならば、情けは人の為ではなく自分のためでもあるんですよ…。」
っていうのがホント。だけどもあたくし、コレを文字の通りに解釈し
「あ!人に情けをかけるコトは、その人の為にならない?だから
困っている人が居ても放っておけってコト!?」30歳をはるかに過ぎる
まで間違いに気が付かなかったぁ~(汗)!
最後に、日本史上最大、超ド級の間違いについてご紹介しよう。
お食事中の方はお読みになるのを少し控えた方がいいですよ(笑)。
日本中どこの家庭にも、人が住み、生活しているところに必ずと
言っていいほどいる、黒褐色の生物「ゴキブリ」のコトである。
英語ではコックロー。クロゴキブリとか、チャバネゴキブリなんかが
ポピュラーだけれど、間違いってのは、この「ゴキブリ」っていう呼称。
元々は御器(食器)をかぶってエサを漁る姿から、明治時代までは
「御器かぶり(ゴキカブリ)」だったんだけど、文献の誤植で「か」の
文字が抜けてしまってて、そのまま「ゴキブリ」として誤ったまま
現在まで広まってしまったとされている…。
間違いが、ホントみたいになってしまっているよ(笑)。
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