最高級ラグジュアリークーペ・レクサスLCデビュー その4
前回の続き…。
スポーツカー走りの要っていえば、ボディ剛性。
(横剛性とかねじれ剛性などと表現されるアレね)。レクサスは
コレに関してもRC-FやGS-Fの開発においてかなりその点を重要視
しているコトがうかがえるね。RCの開発に当たってはRC-Fの5L、
V8エンジンの搭載を念頭に置いて開発されただけあってボディに、
必要十分な剛性が確保されており、その恩恵でサスペンションは、
設計者の意図通りに働いてくれ、サスペンションだけが必要以上に
頑張らなくてよくなった…。
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っていうコトは、バネも柔らかく出来て、結果スポーツクーペ
らしからぬ乗り心地を実現できて、いい意味でユーザーを
「裏切った」と言えるね。実際今回のLCには,20&21インチの
ランフラットタイヤ(パンクしても走行できるように、
サイドウォールが強固に作られているタイヤ)を履いて
いるんだけど、
※画像人気の新型車・試乗&燃費レポート - 自動車より引用
ジャーナリストのインプレッションでは乗り心地も良好であるという。
ココで今、高級車を中心に普及が進んでいる「ランフラットタイヤ」
について解説しておくね。フツーのタイヤでは、パンクなどで空気圧が
ゼロになった場合、ペチャンコになってしまい、無理をして走ると
ホイールまで傷めてしまうし、そんな状態で走行するなど危険
極まりない。ホラ、子供の時知ってる友達なんかでよくいたでしょ?
自転車がパンクしても「意地と根性」で乗って行く阿呆なヤツが!
「およしなさい!」って、止めてもね(笑)。で、よせばいいのに
自転車屋さんまで走って行って、タイヤだけじゃなくて中のチューブ
までズタズタのパーにしてしまうヤツがね…。
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で、先述のランフラットタイヤ。ホント、良い時代だね~。
そんな人でも酷い目に遭わないようになっているのだ。例えば
このLCに乗っててタイヤがパンクしたとするよね。その際は、
メーターパネル横のディスプレイに4輪の空気圧の表示があるので、
事前に空気圧の減少が分かるようになっている。不幸にして
それを見落としたとしても、このタイヤ、空気圧ゼロの状態でも
走行が可能なのである。昔レクサス店のセールスコンサルタントに
くだんのランフラットタイヤについて、訊いたコトがあるんだけど
このタイヤは「空気圧ゼロの状態でも、80㎞/h以下の速度で
160㎞の距離を走行が可能。」ってコトである。そして全国どこに
居ようとも、160㎞も走れれば、必ずやどこかのレクサス店まで
辿り着くコトが出来るってワケである。
※画像Imgrumより引用
このクルマは、安心して何もない片田舎でも旅するコトが
出来るクルマだってワケである(笑)。
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