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発想の転換で大ブレイク!!

「発想の転換」

っていうの、面白いものがあるね。それが想像もつかない

大ブレイクになるコトもあるんだからね。

前回の続き…。前回記事では「刻み海苔」で立川集団食中毒。

な~んて、物騒な話題を取り上げたんだけど、今回は「刻み海苔」

繋がりで、愉快なハナシをひとつご紹介…。

前回も書いたコトなんだけど、「刻み海苔」って、食卓のいろんな

メニューに使われているから、皆さんの食卓にもかなりの頻度で

登場するとは思うんだけど、その「刻み海苔」、皆さんどうやって

作りますか?もちろん最初っから加工された「刻み海苔」を買う

コトもあるだろうし、フツーの味付け海苔をハサミで切って作る、

かもしれないよね。だけどご存知の通り、ハサミで自作する場合、

よほど器用な方でないと、幅が不ぞろいになったりするもの…。

そんな不満を解消する商品を開発したのが、岐阜県関市と並んで

「刃物の街」と称される、新潟県三条市にある

株式会社アーネスト。



【貝印公式オンラインストアプロモーション】

kizaminori1.jpg
※画像アーネスト株式会社より引用

この会社。当初「刻み海苔」を作成するハサミ…。を2005年に開発

したんだけど、どんなものかというと、フツーのハサミと違って、

刃が5枚もある!それを使ってフツーの板海苔をジャキジャキと切ると、

あれあれよという間にスピーディーに「刻み海苔」が出来上がる

ってワケ。その名も「刻み海苔ができます!」…で、

結果はっていうと、鈴木邦夫社長曰く、

すこ~し。ブレイクする前で終わりましたね…。」って、

細々と売れてはいたものの、ブレイクはしなかったワケだね(笑)。



楽しみ方いろいろ♪毎日の朝食に、ピクニックに、お弁当・おにぎりに!
「からだにやさしい佃煮 しいたけ昆布」



そんなある日のコト、
「刻み海苔ができます!」の大量受注が

あった。鈴木社長は首を傾げ「?刻み海苔を作っている会社からの

注文かなぁ!?」かと思ったらしいが、発注元の会社に恐る恐る何に

使うのか訊いてみたら、コレがまた驚愕の答え!!


「あ~コレね、使用済みの書類なんかがコレ使うとシュレッダー

みたいに切れるから、社員に1コづつ持たせてるんですよ(笑)。」

っていう返事だったのだそうである。要するに銀行の残高明細や

領収書なんかのちょっとしたものはシュレッダーを使用せずとも

コレで十分!ってワケ。

そのハナシを訊いてからの、アーネストの
鈴木社長、

「刻み海苔」作成ハサミのパッケージをすべて、

「シュレッダー用ハサミ」に名称変更を行った。その名も

「秘密を守り切ります!」

その結果、2006年の発売から5年間で5億円の売り上げ!

本数では刻み海苔用は3万本だったのが、シュレッダー用では

なんと100万本!!

商品に何か変わったところがあるのかっていうと、

鈴木社長

「違いはありません!色が赤から青に変わっただけです!」

16109.jpg
※画像すまいる雑貨より引用

商品は変わらず使い道を買えただけで大ブレイク!

面白いね~(笑)。



洗練されたデザインと履き心地のよさで大ブレイク
した韓国発人気ブランド『AKIII Classic』

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