大荒れの中の入学式
我が家では今日、次男が、というか県下の公立高校で
一斉に入学式が行われた。ところが今日の天気は
朝から大荒れ。降り続く雨に加えて強風が吹き荒れる
過酷なコンディションであった。学校までは、通常
クルマで30~40分くらいの距離なんだけど、
各所で起こるであろう渋滞を予想し1時前に妻と次男を
乗せて出発した。道中私は何故こんな煩わしい思いをして、
遠くの高校に通うのかとボヤキ半分に言った。
近所の学校にしておけば15分前に行けば十分なのに、
「アンタ、ひょっとしてスキなカワイ子ちゃんとかがおるとの(笑)?」
と勘ぐったが次男いわく、「ソレは違う。」とのコト。
予想通り途中で2~3箇所の渋滞があり、入場開始の
10分ほど前に到着する。校内の玄関前に止めて妻と
次男を降ろし、私は駐車場で待機。天気が良ければ、
校内の桜でも眺めていられるのだが、2度の雨降り、
しかも強風ときたら、もはや花も吹き飛ばされて
しまっている。こりゃぁどぉしようもないね。勤務先には
午前中行くって伝えておいたけど、何やら長引いている
様子。正午をまわってようやく戻ってきた次男に
「かあちゃんは?」と訊くと、役決めが長引いている
という。「ちょ~!病気療養中のかあちゃんに、役とか
出来るワケなかろうもん!!」と怒っていたら、
妻が戻ってきた。いきなり「役決まったときは、
パパが行ってね。」な~んてコトをいう。「ぞ~だんのごつ!
勝手に決めたらでけんばい(怒)!!」とまぁ、こっちの都合も
無視してよう言うわ…。妻いわく、「誰も決まらなくって、
押し付けられた人の気持ち考えたら…。」などと
言っているが、そんな思いに至るのならば、あたくしの
気持ちを真っ先に汲み取って欲しいものである(苦笑)。
我が妻ながら改めて「よか人」であると思ったね。
私以外の人には(ぐぬぬ…それで夫を粗末にしてりゃぁ
世話ないわネ)。そんなワケで明日から高校生生活を
スタートさせる次男であるが、この人の一番の心配の
タネは、何でも情報を友達に依存してるコト。
旅行や部活などの行事はもちろん、その集合時間や
用意する持ち物など、ほとんど「友達に訊いてみる。」
ってカンジで、一人で行動出来んのかいって、
いつも叱責している。私の経験では、って言うか
集団行動を好まない私は、高校時代を思い返しても、
友達とつるんで行くコトはあまりなかったし、困るコトも
なかったので次男の行動は理解に苦しむ。
「もう、いい加減友達とつるむのはやめて、
一人で行動するのに慣れておけ。」
と言っておいた。そうは言っても、楽しい青春時代の
ひとときだからね、ずっと友達と過ごしたい、カワイイ
女の子に恋心を抱いて、付き合いたい、デートしたい
なんて思いはじめるのがこの年頃だもんね。
気持ちはよ~く分かるけど、くれぐれも、
問題起こすなよ~(笑)。