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田舎暮らし夢の計画 おまけ

うわ、ナニ?この県境の地域は!?

この地図をご覧いただきたい。ここ、どこだか

分かります?

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※画像www.chupajabara.comより引用

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※画像teijyucenter.blog72.fc2.comより引用

皆さんも時折小耳にはさむコトがあるかも知れないけど、

奈良県でも三重県でもなく、ココは和歌山県の飛地

と呼ばれる場所で、小さいほうが和歌山県新宮市

熊野川町嶋津、大きな方は和歌山県

東牟婁郡北山村。

古来、林業が盛んだったこのムラでは、

木材を切り出して北山川に流し、下流の新宮で

商人がそれを受け取り売るというビジネスの

形態が成り立っていた。その関係で新宮市との

結びつきが強く、廃藩置県の時代に新宮が

和歌山県に入ると、北山村は和歌山県に入る

コトを望み、それが実現した結果、飛び地村

となった。1889年(明治22年)に自治体として

発足して以来、合併などもなく、現在に至る。

もう一つの、小さいほうの飛地、

熊野川町嶋津は、ぐるりと回りこむように

蛇行する北山川の真ん中にUFOみたいな

集落を望めるところ。

20150929_1357307.jpg 

※画像blog.morinokuni.netより引用

といっても、中心のUFO本体の小さな集落は、

三重県熊野市紀和町木津呂。である。

(パワースポットとして有名なんだって。) 

奈良県と三重県に囲まれた山間部にある

この北山村、村職員曰く、「信号機と横断歩道

コンビニがない(笑)。」という”秘境”が魅力…。

でもコンビニが出来たら”秘境”といえなく

なるのではないか?とはいっても北山村と、

嶋津地区を合わせても人口は500人前後…。

やはり「超過疎限界集落」には変わりない。

離島を除き本州では最も人口が少ない

ムラなのである。

自然豊かで風光明媚。

名物、筏下りなどの観光資源があり、

キャンプや釣り目的の人々が観光客として

年間5万人は訪れる魅力あるムラである。

しかしながらムラの課題は、買い物をする

場所がきわめて少ないトコロである。

田舎(暮らし)は不便を楽しむくらいでないと

上手くいかない…。とは言いながらも、

「お腹がすいたのに、どこにも食べ物を

調達するお店がない。」なんて、惨めな気持ちに

なるではないか…。この課題をクリアしなければ、

村民や観光客はいわゆる”買い物難民”と

なってしまう…。だが、希望はある。

そんな北山村に、

2013年7月、ついに村営のコンビニ

オープンした。といっても店舗を新設したって

ワケではなく、温泉施設の土産物売り場の

一角を改修してつくられたそうである。

それでも村民や観光客の不自由をある程度は

緩和できるんじゃない?それ以前は、最も近い

コンビニは、三重県熊野市内にあるけど

クルマで30分以上かかる距離。新宮市へも

移動に1時間は掛かるし…。う~ん…。

風光明媚な土地とは言え、あたくしみたいな、

「近くにコンビニなくっちゃイヤ。」とか言うような、

生半可な気持ちの人間では、こんな土地に

住むのは絶対にムリ、かな?(汗)…。


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