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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その4

「広すぎるスペースを持て余すな、こりゃ(笑)…。」

ダウンロード.jpg 

※画像www.jalan.netより引用

な~んてコト思いながら、特別室でのひと時を

愉しんだけれど、晩ご飯までには少々時間がある。

そこで、旅館の周囲を散策しようかと、外に出た。

メインの国道9号線から「荒湯」のある春来川に降りてゆく。

「荒湯」っていうのは湯村温泉の源泉で、98℃の熱湯が、

毎分470リットルも噴き出ていて、玉子や野菜、芋などを

茹でるコトができる。私も玉子を買って12分程湯につけて頂く。

温泉独特の香りがフツーのゆで卵とは一味違ってていいね。

だけどゆで卵でお腹いっぱいにしては、晩ご飯が

食べられないので2個で止めて置く(笑)。足湯に少しだけ

浸かって宿に戻る。

12613c4d53a01-10e1-486c-ba6d-4f2e46884f89_m.jpg ※画像retrip.jpより引用

ご飯の前にひと風呂浴びて来ようと、大浴場へ。

巨岩を配した岩風呂やヒノキ造りの露天風呂などがある。

「美人の湯」で知られる湯村温泉の泉質は炭酸水素塩泉で、

切り傷、皮膚病に効きそうだ。個人的なハナシで恐縮だけど、

私は初夏、5~6月になると必ず、毎年両腕にあせものような

赤いぶつぶつが現れる。コレがまた、かゆくて仕方ないが、

温泉とか、海水浴で泳いだりすると、スッと治るのである。

温泉の泉質によって効果はまちまちで、あんまり

効かなかったり、あるいは酷くなったりするコトもあるが

(費用をケチって安宿に泊まったりすると、起こる

コトが多い。宿自体の衛生管理に問題があるのかも

知れない。源泉かけ流しでない循環式のところも

あるしね)、このときはだいぶ赤みも引いて良くなった。

夕食後、妻はちょくちょく温泉に入りに行き、あたくしは

豪華なお部屋のソファに腰かけワインだ、ウイスキーだと

飲んだくれていた。「えっ…。何で妻と飲まないのかって?」

それには理由がある…。それは結婚直後に判ったコトだけど、

あたくし個人的には、女性って飲んだらポ~ッとなって、

カワイクなるものかと思っていたのだけど

(勝手な妄想であった…)彼女は違った(苦笑)。

酔っ払った途端、大騒ぎ!

「お”~い!きーちゃん2!ちょっと来~い!」

あたくし「な、なんでせうか?」と問いかけると、

「酒注げ~、ごるぁ~!」あたくし「あ、はい。ど~ぞ。」

なんてコト繰り返してたら案の定彼女が悪酔いして、

盛大に戻してしまった。介抱しながら、

内心「こやつ…。」なんて思ってしまったけど、

本人曰く、大学時代にも酔っ払って友人に

介抱してもらったコトがあるそうだ。 

ほどほどにしてもらって、その後

〇〇〇が×××で△△△が□□□の状態に

持っていこうかと思っていたのに(笑)。

こんな想定外の事態で予定が狂った(笑)。

だけどこのときは、あたくしの方が大量のアルコールを

消費したため、特別室という非日常的な

シチュエーションを活かすコトが出来ずに

沈没していた(苦笑)。

実は〇〇〇が×××で△△△が□□□の状況を

内心期待していた妻が、

翌朝超不機嫌だったのは言うまでもない…。

 

次回に続く…。

※関連記事:新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-26

新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その2

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その3

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その5

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新緑の5月、青空、波穏やかな?海と言えば~その6

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その3

前回の続き…。

眼前で恐ろしい事故を目撃した私たち夫婦は、

脇道に車を停めしばし呆然…。気を取り直して

クルマを降りて缶コーヒーを買い、ガーと飲んで

深呼吸した。(ちょっと~!脚震えてるよ…。)

落ち着きを取り戻したので、再出発。しばらく走ってたら

豊岡市の街が見えてきた。といってもココはただ

通過するだけで、海岸沿いの香住町までは、

牧歌的な山道の風景が続いていく。豊岡市近くには、

城崎温泉や出石町なんかがあるけど、このときは

予定に入れていなかった。山道から再び海が見えてきた。

カニの街、香住町に到着する。ココから曲がりくねった

道を抜けると、突如眼前に高さ41mの巨大な

余部鉄橋が姿を現す。

20061021amarubeD51.jpg 

※画像akirac5644.blog29.fc2.comより引用

赤い橋脚が遠くからでもかなり目立つし、天気の良い日は

青い海とのコントラスが映える。それにしても、コレが

夜だったら夜空を見上げて列車が通過する際、

列車の窓の明かりだけが空中を流れている様に見え、

さながら「銀河鉄道」のように見えるのだろう…。

394.jpg 

画像www13.oekakibbs.comより引用

なんともロマンチックではある。この余部鉄橋。

2010年に新橋梁が完成し、旧橋梁は3本の橋脚を残して

解体されている。残された旧橋脚が支えているのは、

「空の駅余部」の遊歩道である。

amarube09.jpg

※画像kasumi-kanko.comより引用

地上41mからの素晴らしい眺望を愉しむコトができる。

さて、これから宿泊する宿に向かうのだが、

湯村温泉のある温泉町に入ると温泉旅館がぼつぼつ

見えてきた。その中のひとつ、「佳泉郷いづつや」

クルマを乗り付けると、スタッフが手際よく荷物を

降ろしてくれ、中に案内された。部屋に通されると…。

「わ~はははは…。」思わず大爆笑。部屋の手配した

旅行代理店の若手スタッフ。「頑張りましたよ~。」

誇らしげに言っていたが、ホント特別室

なんていうだけあって、広いのなんのって(笑)。

その気なら、10人ぐらい泊まれるスペースがある。

まぁたまにはこういう贅沢も良かろうと、持ち込んだ

アルコール類を早速あけて愉しんだ。持ち込んだのは

ウイスキー。サントリーの「響」である。「山崎」「白州」

などのマニアックなシングルモルトウイスキーだけど、

前述2者の銘柄より価格も張る分、インパクトのある

旨さがある。

(ゴメン、またまたお酒のコトは、熱く語ってしまう…。)

そんなワケで、こんな贅沢なお部屋に泊まるなんて

めったにないコトだから、記念撮影でもしようかと、

妻にカメラを向けると、自分のルックスに自信のない

妻は、あさっての方を向いたり、顔をそらしたりして

撮らせなかったのであった(笑)。

 

次回に続く…。

※関連記事:新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-26

新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その2

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その4

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その5

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その2

と、いうワケで、

(何が、と、いうワケなのかは省略!)

map.gif

※画像http://www.geocities.jp/cnkrs800/amano.htmlより引用

阿蘇海をぐるりと回る形で、対岸の大垣で駐車場に

クルマを止めてケーブルカーを利用して傘松公園へ上る。

天候にも恵まれたため、展望台からの眺望は

素晴らしかった。ここで有名な「股のぞき」を

やるワケであるが(笑)。

37a8bd84f287e20de75b8fe3f504e907.jpg

※画像http://www.amanohashidate.jp/spot/%E5%82%98%E6%9D%...より引用

股のぞきを行うコトで、天地が逆転し、細長く延びた松林が

天に掛かるような情景を愉しむコトができる。誰が考えたか

知らないけど、景色の良い場所でやると効果的であるよね。

傘松公園の対岸の天橋立ビューランドでも股のぞきによって

違った景色を楽しめる。眺望を充分に堪能した後は、

麓に下りてクルマを出した。次に向かうのは伊根町。

舟屋が並んだ「伊根の舟屋群」である。

inehdri01.jpg?※画像http://dg1217.seesaa.net/article/118992088.htmlより引用

海に面した家に舟が格納できるような造りになっており、

海側から見ると、海の上に家が建っているように

見えるのが面白い。はいっ!そして次行こう(笑)。

丹後半島の海岸線に沿って国道178号線を走る。

次第に山の方へ上って高度を上げていく。

丹後半島の突端の経ヶ岬に到着する。灯台のある

場所から天気の良い日は遠く能登半島まで見渡せる

コトもある。(その日は目を皿のようにしてガン見

したけど、見えなかったけどね…。)経ヶ岬を後にした

私たちは、丹後松島、間人(たいざ)、そして網野町に

差し掛かった時、衝撃的な事故が起きる!

妻とバカ話をしながら呑気にトコトコ走っていると、

交差点に差し掛かった時、思わず

「う”ゎ~」

対向車が強引な右折を敢行したため、

そのクルマと前走車がぶつかり、

勢い余って反対側のガードレールに突っ込んで

止まった!妻が警察に通報するように促すが、

何分こちらは九州人、京都の片田舎の街の場所

なんて分からないし、必死で「事故現場はですね、

え~とですね…。京丹後市網野町新庄…。ドライバーは

中年の女性で意識が朦朧としている様です。」

とかなんとか言ってようやっと伝わった(汗)。

いやぁ~。それにしても恐ろしい体験だった。

タイミングが少しズレてたら、あたくしがぶつけられて、

事故の当事者になってたかも知れないのだからね。

通報をした後、今回の旅のハイライト、

JR山陰本線余部鉄橋に向かうコトにする。

 

次回に続く…。

※関連記事:新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-26

新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その3

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その4

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その5

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新緑の5月、青空、波穏やかな?海と言えば~その6

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-06-03


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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。

蒸し暑く感じる日が多くなってきたね~。

やはり夏が近づいてきたってカンジである。

初夏と聞いてイメージするものといえば 、

「新緑」「青空」「碧く波穏やかな海」なんかが思い浮かぶ。

201210010931236ee.jpg?

※画像ikawoyobu.blog36.fc2.comより引用

そんなワケでこれらのキーワードに当てはまる場所を

ご紹介致しましょう。 それは日本三景「天の橋立」

日本三景といえば福島県の「松島」、広島県の「宮島」

そして京都府の「天の橋立」である。関東以北に

行ったコトのない私は、「松島」だけはいずれ行きたいと

考えている。んで、私が「天の橋立」を訪れたのは、

何年だったか忘れたけど(笑)、5月か6月あたりだった

と思う…。その当時を思い返すと、妻に「天の橋立」

見せてあげたいと思っていたからである。

「デラックスなお部屋に泊まりたか。」などと、ゼータクな

コトをいう妻のリクエストを、なじみの旅行代理店に

私が伝えると、若手の新人スタッフが対応。

「兵庫県の湯村温泉に泊まりたいけど、いいトコない?」

との問いにその若手スタッフ、

「”夢千代日記”の湯村温泉ですか~?」

私、「そうそう、少々高くてもいいから頑張ってみて…。」

な~んてコトいってたら、ワハハ…。頑張りすぎだ…。

特別室なんてトコに決まっていた(笑)。

彼がセレクトした旅館、「佳泉郷井づつや」は、

天皇皇后両陛下もお泊りになったという有名旅館

なんだそうで、おもわず「へへぇ~。」と思ってしまった

のであるが…。お布団の部屋もベッドの部屋も両方あり、

一泊5万円でOKだそうで、「夫婦2人だけじゃ広すぎるけど、

まぁ、よかじゃなかと。」と思ったワケ。それで、

「じゃぁ、それで手配お願いしますね。」と返事をした。

フェリー利用で新門司から神戸に着き、名神高速に乗り

大阪~京都南ICで降り、国道9号線で福知山まで行き、

176号線で大江山の脇を抜け

photo_2.jpg?

※画像photolife.blog.eonet.jpより引用

(標高832m、雲海の名所。鬼の住み家とか、

酒呑童子伝説で知られる。)「天の橋立」のある宮津市に

到着する。海岸沿いを走ってゆくと、ほどなく白砂清松の

「天の橋立」が見えてきた。実のところ、ココから

砂洲に入って散策しようなどと目論んでいたが、

結婚前に萩市であたくしに、長時間歩きまわされて

辟易した妻が拒否(笑)!!

 

※関連記事:星の降る里で過ごす。

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-04-05

「同じ轍は2度と踏まんけん!」

というコトであった(笑)。そんなワケで、景色のよい

高台から天の橋立を見下ろせる、

傘松公園に赴くコトにする。

 

次回に続く…。

※関連記事:新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その2

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-27

新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その3

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その4

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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その5

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-06-01

新緑の5月、青空、波穏やかな?海と言えば~その6

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-06-03


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離婚はガセネタ?赤西仁、黒木メイサ夫妻 その2

「ヒモ状態でも、家族円満なら一向に構わない!?」

赤西仁さん。私的には彼に対しては、

個人的にそう思っている(笑)。だって、ジャニーズをクビになって、

18dfdfe9a4b2e46f1dde0419274ac257_23218.jpg?

※画像http://macfan.xyz/kurokimeisa/より引用

芸能活動は一応再開はしたものの、ほぼ無収入状態に

陥っているが、妻の黒木メイサさん、女性タレントでは、

綾瀬はるかさんに次ぐ、第二位で、推定年収は3億円超である。

食べていくには「♪充分じゃ~、充分じゃ」長女出産後は

産休もそこそこに、ドラマや映画にと、ず~っと超多忙を

極めている。「内助の功」どころのハナシではない、

妻の方が大黒柱!(笑)。

※関連記事:離婚はガセネタ?赤西仁、黒木メイサ夫妻

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-02-14

そんなこんなで彼はムリして働かなくても良いってワケである。

愛娘ティアちゃんに、イクメンぶりをふんだんに

発揮しているようだけどね…。こんな生活ある意味羨ましいね。

あたくしも、もし運命に奇跡が起こって、妻が年収3億円超!

だったりしたら、まず、ずぇ~ったいに働かない(笑)。

ってワケではないだろうけど、生活のために働く必要は

ないから、(その仕事が)好きか嫌いかの判断で仕事を

決めると思うよね。

そんな羨ましいバックヤードをもつ彼が、6月22日に

ニューアルバムをリリースするという。

赤西仁 ニューアルバム『Audio Fashion』

※元記事http://www.barks.jp/news/?id=1000115413より引用

赤西氏自身の語りでは、ファッションにしろ音楽にしろ、

様々なスタイル、ジャンルがある。どちらもその日の気分や

人間の生きざまを象徴したりと自身にとっては

無くてはならないもの…。そんな彼の思いを

”Audio"”Fashion"というタイトルとして冠していると言う。

リードトラックとなる「Let Me Talk To U」は恋人、家族、

友人など愛する人へのすべての思いを唄った、

ハートフルなラブソング。軽快なリズムのナンバー

「Miss California」、珠玉のバラード「Lionheart」

?SMAPのアレか(笑)?やヒットシングル「Good Time」

を含む全10曲入り。全曲、赤西氏が作詞、作曲、

プロデュースを手掛けており、赤西氏のありのままを体現した、

ファン必聴のアルバムとなっている。

制作時には「”スタイリッシュ”を意識して作り様々なジャンルの

楽曲ができました。皆さんの生活にボクの音楽が、

スパイスとして輝きを添えられれば嬉しいです。」語る赤西氏。

きっと、派手でカッコいいアレンジの曲や、

しっとりとした聴きごたえのあるバラードなんかもあって、

さぞかし、お腹がいっぱいになるコトだろうね(笑)。

※関連記事:くっそぉぉぉぉ!赤西仁氏。黒木メイサさん第2子妊娠の報告

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26


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妻の回想~その4~「あの頃に戻りたい…。」

今日は、我が家の末っ子の7回目の誕生日。

大盛り上がりの誕生パーティーにすべく、あたくしも、

気合を入れて、臨みました(笑)。そんなワケで、

本日の誕生パーティーは、楽しいフンイキと共に、

心穏やかに過ごしたいと思っているのであるけれど…。

果たして、今日の誕生日は、長男、次男の音頭と共に、

スタートした…のだけれど、このクセ者2人が、

犬も喰わぬような喧嘩を繰り広げるものだから、なかなか

誕生日らしいフンイキにしてはくれない…。仕事終わりに

お誕生ケーキを調達し、子供たちがピザのリクエストなんか、

しているので、私が集約してオーダーする。待つコト数十分。

ピザが届いてから、みんなで食べ始める。

640x640_rect_39285649.jpg

※画像http://tabelog.com/hyogo/A2803/A280304/28043834/より引用

う~ん、食べ盛りなだけあって、みるみるなくなっていくな…。

なんて呑気なコトを言っていたら、ピザがひとっ切れも

残っていないではないか(怒)

「アンタたちゃ、ちっとは遠慮せんの」と思わず怒ってしまった。

妻の方は、あまりたくさん食べられないので、

それからケーキに移行する。みんなで「ハッピーバースデー」

唄って、七本のローソクを吹き消して記念撮影。

妻と共に末っ子の、成長の軌跡をたどってみる…。

彼の生まれたその日は、バケツをひっくり返したような大雨。

未熟児で誕生し、8月の終わりまで病院で過ごした。

発達の遅れなどを心配しながら、

で、まぁ蝶よ花よと育てていったワケである(笑)。

今春ようやく小学校に上がる…。保育園時代はよく

「行きたくな~い!!」な~んて言っていたけど、小学校では

そんなコトもなくて、少しホッとしているね。妻は、

「治りたい…。この子の成長を見守り続けたい。」

と呟いている。ホントにそうである。私も少しでも長く

いてほしいなと思う。だけど、そのためには一生懸命

治療をしなければならない。本人にとっては過酷な道

ではある。途中途中で自暴自棄になったり、

私や子ども達にトゲのある言葉を投げつけたりする

のであるが、それもまた止む負えまい。病気のつらさは

本人だけしか分からないのだからね…。これでもう少し、

子供たちが母親の言動を許容してくれればよいのだけど、

ついついキレて反抗的な態度を取ってしまう。

いま、私の背後に身体の痛みと闘いながら、

お薬を服用しつつ休んでいる妻が居る。明日からまた

病院での治療が待っているが、末っ子のため

(少し、あたくしのため?)少しでも長くそばに居てほしい。

 

※関連記事

妻の回想。「子育ては楽しかった…。」

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-11

妻の回想~その2~「あの頃に帰りたい…。」

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-19

妻の回想~その3~「あの頃に帰りたい…。」

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-20


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妻の回想~その3~「あの頃に帰りたい…。」

前回の続き…。

 

妻の気持ちからすれば、望まぬ病に冒され否が応でも

自分の死を意識させられるし、現代人の2人に1人は

がんになり、3人に1人はがんで命を落とす時代である。

でも、不幸にしてがんで、亡くなられる人のすべてが

「自分自身の死」というものを受容して旅立っていく

ワケではない。大半の人の場合激しく心を打ちひしがれ、

心の葛藤に苛まれるのが普通だと思う。我が家でも

御多分に漏れず、妻が当初今も時折あるけど。)

「なんで、アタシがこんな病気にならんとイカンとね~!!」

大声でわめきながら私の身体をサンドバッグ並みに

メッタ打ちにする場面も。

(…。結構な力で、顔叩かれたら目から火花出たぞ…。)

そうかと思えば、逆に、どど~んと地獄の底まで沈み込んで、

消え入りそうな声で「アタシが居なくなったら、

子供たちはどうなると…。」なんてコトを言ったりする。

「蜘蛛の糸」(芥川龍之介作)にある、生前に蜘蛛の命を

助けたが、地獄に落ちた”カンダタ”を救うべく、

地獄の底に垂れてきた、一筋の蜘蛛の糸…。ただ~し!

後をついてくる人々に向かって、間違っても、

「オマエたちは降りろ」なんてコトを言ってはオシマイである。

当然、プッツリと糸が切れて落っこちて、元の木阿弥

となってしまうんである。この場合のあたくしの存在価値とは

何なんだい…?とかなんとか思ったりするのだけど…。

すかさず私が「だからこそ、君が生きとかんとイカンやろ!」

といって生き続けるモチベーションを絶やさないように

しなくてはならない。…っていうコトは、あたくしがなんでも

ソツなくこなす才人であってはならず、あたくしのように、

あっちこっちでヌケたコトをする人間の方が都合がいい

ワケである(笑)。一昨日、お得先からのデンワで、

新聞の購読を解除したいとのお問い合わせがあり、

伝えられたデンワ番号にダイヤルすると、契約者様の娘様に

繋がった。私は、恐る恐る「お世話になっております。あのぉ…。

私どもに、何か至らぬコトなどございましたでしょうか?」と、

訊ねると、娘様「いえ…。契約者の父が亡くなりまして…。」

とのコト。「え”~っ、私ついこないだまでお父様とフツーに

会話をしてたんですけど…。」と、答えると娘様曰く、

forest1.jpg?※画像http://www.wallpaper-box.com/forest/1024768/より引用

急性心不全で、何の前兆もなく、亡くなられたのだそうで、

ご家族の方が一番ショックなのだという事実であった。

心の準備も何もない…。でも娘様とハナシをしてて、

気丈な方なのだなと敬服した…。もしも自分が

そういう状況に置かれたとしたら、そんな冷静な態度を

取れるだろうかね…と。

※関連記事

妻の回想。「子育ては楽しかった…。」

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-11

妻の回想~その2~「あの頃に帰りたい…。」

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-19


妻の回想~その4~「あの頃に戻りたい…。」

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-22

次回に続く…。


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妻の回想~その2~「あの頃に帰りたい…。」

2年前…。たった2年前まで、妻は元気でフツーに

働いていたのである…。一昨年の夏休みが終わる頃、

コトの始まりは、トイレに行ってもやたらと時間が掛かるから、

おかしいな…。という思いは本人にもあったのだけど、

勤務先の上司から、病院で検査を薦められて受診したが、

そこで妻の「直腸がん」が発覚する。その時から

我が家の生活環境は激変した…。私が言うのもなんだけど、

妻は母からもらった健康で丈夫な身体を自慢していた。

その彼女がまさか…。と私もその現実をどうにも

受け入れられなかったのである。

私は勤務先の業務の時間中、

彼女からの件の直腸がんの診断結果の報せを受けた。

そのときの心境はまさに、「なにが起こったのか分からない。」

っていうカンジだったのだから…。数分間のコトだったと思ったの

だけど、固まって動けなかった。その後、入院、手術を経て、

直腸がん原発巣の摘出を終えたのだけど、他の部位(肝臓)に

転移が見られて再度の手術を受けるコトとなる。以来、

今年の初め位まで抗がん剤による治療を行っていた。しかし、

打つたびに本人の体調が著しく悪化するため、私が、

「(抗がん剤は)しばらく休んだら?」と薦めた。義父はその間

「抗がん剤を打たないなら、フコイダンを飲みなさい。」と薦めるも、

効用を彼女が信じなくて、飲用をしないので、中途半端で止めてしまい、

「なら、ホントに知らんぞ…。」というコトになる。

実のトコロ、彼女にはヘルニアの気もあり、

がんに関しても、遺伝的な要素もある様子らしい…。

 

今日、妻が5日間の放射線治療を終えた。この後しばらくは

放射線の効果が続くという事らしい。体の痛みの

原因であるが、がんの転移巣が脊椎にあり、それが

神経を圧迫しているため、背中や腕なんかが痛くなる

ようなのである。お薬を何度も処方しなおしてもらっても、

一向に痛みが治まらない。終いには医師をつかまえて

「笹」だの竹」だのと言っている…。それをいうなら

 「ヤブ」でしょうが(笑)!

緩和ケアの先生に、

涙ながらにぽつりぽつりと話す妻の姿が痛々しい…。

「あの頃に、帰りたい…。」という妻のひと言が私の心を刺す。

「あの頃っていつのコト?」って訊くと、私がお店をやっていて、

また自分も健康だった頃にである…。もう、どうやっても、

戻るコトなど出来ないのであるが…。

その気持ちは痛いほど分かる。そりゃそうである。

誰も望んでがんになどなるワケではないのだからね…。

普段はノーテンキな私も、このときばかりはネガティブ思考、

自己否定の念にどっぷりと浸かってしまっていた…。

※関連記事

妻の回想。「子育ては楽しかった…。」

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-11

妻の回想~その3~「あの頃に帰りたい…。」

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-20

妻の回想~その4~「あの頃に戻りたい…。」

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-22

次回に続く。 

 

 
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岡山県真庭市、蒜山高原・スイトンの伝説

先日、芸能活動休止中のベッキーちゃん(32)との

不倫騒動で世間を騒がせた、お相手の、

ゲスの極み乙女の川谷絵音氏(27)。まぁ~期待に

違わずやっちゃってくれました…。ってカンジだけども、

逆ギレ離婚(なんでオメ~がいうんだい!?)に始まって、

ベッキーちゃんが「金スマ」で不倫問題について認めたコトを

受け、自身のブログ更新の際に、

「友人関係だと最初のFAXでお伝えしましたが、あれは

ウソであり、恋愛関係にありました。このようなウソを

ついてしまい本当に申し訳ありません」…と、不倫を認め、

謝罪した。コレについてのリツイートでは、予想通りと言うべきか、

「このまま自分が認めないままなら、自分だけが悪者になって

取り残されるって思ってるから慌ててブログ更新してんだろ?」

とまぁお約束ともいえる辛辣なリツイートが書きこまれているね。

しかし、このような展開を皆さん期待していた?フシも

あるんじゃないかと思うんだけどね…。

「次にコイツ、どんな阿呆な言動をやらかすのか…。」なんてね。

…何とも凶悪なハナシではある。私はと言えば、密かに

「こんな凶悪な行為を平然と行う彼らは、まぁ2人とも、

ロクな最後は迎えんぞ…。」な~んて思っているんだけどね(笑)。

そうそう、彼らにとって実におあつらえ向きの伝説があるので、

一つご紹介しようか…(笑)。私の大好きな中国地方、

岡山県真庭市、蒜山高原に伝わる伝説に、「スイトン」という、

怪物だか妖怪だかの言い伝えがある。

hiruzen110.jpg ※画像http://sindenkai.com/text/hiruzen.htmより引用

~蒜山地方には、古くから「粋吞~スイトン」という怪物が

棲んでいたという昔話があり、「スイトン」は、人間の思った

コトをすべて読み取り知っている。だからもし悪いコトを

たくらんだり、他人に迷惑をかけたりした者は、

どこからともなく”スイー”と現れ”トン”と、一本足で立った怪物

「スイトン」にたちまち引き裂かれて喰われてしまう…。

img_0.jpg 

画像http://blogs.yahoo.co.jp/mkddt091/22202724.htmlより引用

というお話し。だから蒜山高原には、悪人が居ない、

というコトだとか…。~

この「スイトン」が実在していたとしたら、そら恐ろしいコトに

なるであろう。何しろ人間の悪い心を見抜いてしまうのだから…。

彼ら2人だけでなく、熊本地震の被災地で支援活動を行う

芸能人諸氏を「売名行為だ」などと、ネット上で批判する人たちなど、

片っ端から引き裂いて喰ってしまうだろうからね。だけど芸能人が

売名目的なのは、海賊がお宝を狙うのと同じくらい

健全(?)なコト(by:ドーラ)なんだけどね(笑)


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GW一人旅の思い出 おまけ


舞鶴から高速に乗り帰路に就いた私。実のところ

旅はまだ続いている(笑)。何ていうか、遠足にしても

修学旅行にしても、運動会にしても「家に帰るまでが遠足ですよ。」

とか「家に帰るまでが修学旅行ですよ!」とか

「家に帰るまでが運動会ですよ!」な~んて、校長先生が

言っていたではないか…(笑)。だけどホントに家に帰るまで

運動会してる奴なんかいないって…。舞鶴では、高速に乗る前に、

ちょっとしたドラマがあった。国道をちょっと外れた田舎道を、

トコトコ走っていると、カーブの途中のガードレール越しの土手に

ライダーの兄ちゃんの姿が…。よ~く見るとバイクごと

ずり落ちた様子。脇にクルマを止め、何事かと尋ねると、

その兄ちゃん曰く、コーナリング中道路わきの砂利で滑って

転倒したまま、ガードレールをくぐり抜けて田んぼの土手で

止まったのだそう。むろん引っ張り上げようと一人奮闘するも

上げられなかったワケ。そこで、私も一緒に引っ張り上げようと

協力し、途中もう一人通りすがりのライダーさんも加わり、

3人で無事道路上に引き上げるコトができた。しばらく3人で、

これから行くところとかのハナシを少ししてサヨナラした。

一人旅の最中って、あんまり他人と喋るコトって少ないからね。

こんなドラマも一人旅の面白さのひとつである。

舞鶴西ICから高速に入ると、山口・九州方面に向けて走り出す。

山口県に入ったところで夜になった。山口市内にはよく利用する

ビジネスホテルがあり、こちらに宿泊する。

(湯田温泉の高級旅館ではない。ビンボー旅行なので念のため。)

湯田温泉は、600年前に開湯したといわれる由緒ある温泉地で、

キツネが毎夜温泉に浸かってたところを権現山の麓のお寺の

和尚さんが発見したのだそうである。

「汚れっちまった悲しみに、今日も小雪の降りかかる…。」

という詩でよく知られている、中原中也の出身地としても有名。

そういえば、こないだTVでやっていたけど湯田温泉の老舗旅館

「西の雅常盤」の女将さんは超絶エンターテイメントなショーを

やる方で、女将さん曰く「暗い世の中、今までの芸を

真面目にやっていてはダメ。暗い世の中だからこそ、

徹底的に明るく、面白くしなければ!」…その意気やよし!

70過ぎた年齢にも負けず、レオタードに網タイツ姿で

舞台に立つというのだから、若女将が固まってしまうほどの

すごさである。宿泊客でなくても観るコトができるというから、

観に行けば何かしら仕事に活かす何かが学べるかも

知れないね。湯田温泉に泊まるコトにして、晩ご飯は

居酒屋チェーンの「養老の瀧」に赴く。ココは昔っから

よく利用していたトコロで、お店のママさんがとても気さくな

キャラクター。(現在その店は閉めていて、近くに

「お花茶屋」という店を営業している)おかげで何度も

利用してしまっていた。結婚してから、一度だけ妻を

連れて行ったコトがあるんだけど、いきなり妻とも

打ち解けてしまっていた(笑)。ホントにお客を大事にする、

感心した私は「ママはホントにお客を大事にするよネ。」

と言ったら「そんな当たり前やん。」…接客業の何たるかを、

彼女から学んだような気がした。気を良くした私は、

そこでしたたか呑んで、い~い気分でホテルに戻る。

さて、GWも今日で終わり、明日からは通常業務だ!

なんて思いつつ、翌朝は業務に戻った。

 

~おわり~


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