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GW一人旅の思い出 その4~越前海岸~

朝起きて小松市を出発。福井方面へ、国道8号線ではなく

より海岸に近い305号線を通るコトにする。東尋坊に到着。

曇っていたので海の色もイマイチだった。おまけに雨が

パラパラと降りだしたので、不本意ながら散策も切り上げて、

クルマに戻る。国道305号線を敦賀方面に向かって

クルマを走らせる。天気は次第に回復してきた。越前海岸に沿って

越前水仙の里、呼鳥門などが見どころとなっている。

越前水仙には、悲しい伝説がある。

~時は平安の末、舞台は越廼村居倉浦。源平の戦いに

加わっていた山本五郎左衛門とその長男一郎太。

留守を守っていた次男の二郎太。彼はある日海岸で、

溺れかけていた美しい娘を救け、二人は恋仲に。夏の終わり、

戦で傷ついた一郎太が父の戦士の報と共に帰ってくるが、

一郎太もまた娘に心奪われる。その年の冬兄弟は

娘を巡って決闘するコトになり、自分のために兄弟が争う

姿を見て苦しんだ娘は、荒れ狂う海に身を投げてしまう。

翌年の春、浜に見たコトのない美しい花が流れ着いた。

水仙.jpg ※画像www.ooedoonsen.jpより引用

村人たちは、あの清楚で可憐な娘の化身に違いないと、

丘の上に植えていつくしんだという。~

コレが越前水仙発祥の伝説のエピソードである。

 

呼鳥門。以前は「岩のトンネル」をくぐるコトが出来たけど、

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※画像blog.goo.ne.jpより引用

崩落が懸念されるためだろう、現在は通行できなくなり、

代わりにトンネルが作られて、こちらを通過するようになった。

このあたりに来る頃には天気もすっかり良くなっていた。

海辺の街ならではの食べ物がいっぱい。

サザエのつぼ焼きを頂く。

2989.jpg 

※画像taspy.jpより引用

思わずビールやお酒がほしくなるが(笑)、一人運転のため

飲むワケにもいかず…。残念!そのまま敦賀市まで移動し、

美浜町に到着。ココには三方五湖があり、梅丈岳から見下ろす

5つの湖の湖面の景観がとても美しいと言われている。

梅丈岳の展望台へ行くのにはレインボーラインという道路で

上っていく。レインボーライン山頂公園に到着すると、

360°パノラマの景観で、5つの湖すべてと日本海まで

見渡すコトが出来る。

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※画像blog.goo.ne.jpより引用

梅の名産地であり、歌手の五木ひろし氏の「ふるさと」である。

公園内には五木の園の石碑があり、レコード盤に触れると

「ふるさと」の唄が流れる。海から吹いて来る風が心地よい。

景観を堪能した後に、山を下りる。若狭湾添いの

国道27号線を舞鶴方面に向けて走る。

舞鶴からは高速道路で帰路につく。

私は人からは「変わり者」扱いだけど、 

一人旅って、「心の洗濯」が出来るのがいいね(笑)。


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