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GW一人旅の思い出 その2

さて、郡上八幡を後にしてさらに長良川沿いを北上する。

清流を横に眺めつつ、クルマを走らせるのはとても気分が良い。

私の当時の愛車、JZA70・スープラ2.5GTツインターボRは、

Z32フェアレディZやR32GT-Rなど次々ハイパワー、280psの

クルマを各メーカーが出し始めた頃、比較的後発組で

出たものだった。エンジンパワーに対する

シャシーバランスはイマイチだが、ハイパワーFRならではの、

運転の楽しさを存分に味わえる。今回のようなクルマでの長旅は、

標準装備のレカロ社製LXが疲れを軽減してくれる。

(あ、失礼!今回クルマのインプレッション記事ではなかった…。)

飛騨街道の適度に変化に富んだコーナーをリズミカルにクリアしていくと

高原地帯に差し掛かる。次に車を停めたのは、ひるがの高原。

20140927160032.jpg

※画像massa0216.blog.fc2.comより引用

分水嶺公園があり、文字通り「水の分かれ道」が公園内にある。

一方は長良川となって太平洋に、もう一方は荘川となって

日本海に流れてゆく。太平洋・日本海と矢印のついた

モニュメントの前で、二股に別れて流れてゆく水を眺めていた。

”分水嶺”だなんて、なんか人生の縮図みたいだけど、

流れてゆく先(未来)に何があるのかなんて、流れる水にも

分からなければ、人間にも分からないものだね。

どうせ生きるのなら楽しく、人生面白おかしく

生きていきたいモノであるね。

クルマに乗り込み再出発。次に目に飛び込んだ景色は、

御母衣ロックフィルダムによって出来たダム湖だった。

例年であれば満々と水をたたえた雄大なダム湖の風景が

見れるかと思うが、私が訪れた年は記録的な夏の暑さのため

渇水期だったので、貯水量は半分もなかった。そのためあまり

良い景観でもなくって、次へ向かう…。立ち寄ったのは白川郷。

皆さんご存知のとおり1995年に

「人類の歴史上重要な時代を例証するある形式の建造物、

建築物群技術の集積、または、景観の顕著な例」として

登録された世界文化遺産。

20070818134511.jpg ※画像f.hatena.ne.jpより引用

shirakawago_01.jpg ※画像www.theworldheritage.comより引用

合掌造りの藁ぶきの屋根が古き良き時代の美しさを醸し出している。

散策がてら、みたらし団子などを頂く。通りすがりのカップルに

不意に声を掛けられ写真撮影を頼まれる。

「うぬ…こっちは孤独に一人旅だというのにね。」

あたくしは観光地に出掛けて行くと不思議と十中八九、

「写真撮ってもらえます?」なんて声を掛けられる。

ココの集落は初めて訪れる方は驚くが、

「ちょっと、覗いてみようか~。」なんて軽い気分で玄関ドアを

「ガラッ」なんて開けてはダメ!世界遺産とはいえ人が住んでいて、

フツーに生活をしているコトをお忘れなくね(笑)!

 

次回に続く…。※岐阜県~富山県間の怪現象について


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GW一人旅の思い出 その1

以前は、ゴールデンウイークと言えばよく一人旅に出掛けたもの。

だが、家庭を持った現在は、それも子供が大きくなれば、

友達と遊ぶほうが楽しいのだろうね。親と一緒に旅行に行く

などというコトもなくなってきた。だけど、旅の楽しさは今も昔も

人の心を癒し、また楽しませてくれるものだと思う。

今回は、GWの一人旅の思い出をご紹介します。

ある年のGWのコト、長良川添いの街を訪ねて見ようと思い立ち、

勤務先に4日~6日に日程でお休みを頂き、

夕刻自宅を出発するコトにした。地元久留米ICから高速道路に乗る、

夜間の高速道路だから交通量も少ないとみて、真夜中の高速を

粛々と走る…。余談だけど、こういう時間を過ごすのは大好きである。

とくに真夜中の中国自動車なんて、自分の前にも後ろにも

一台もクルマが居なくて「貸し切り状態」になったりするし(笑)、

音楽掛けたりすれば、「あ~、この曲がはやっていたころおれ、

何やってたっけ…。」などの思いが去来する。日付の変わる頃、

大阪、吹田JCTを経て名神高速道路に入る。大阪~京都あたりで

やや混雑するものの、あとは意外とスムーズに。早朝岐阜県に到着。

一宮ICで下りて一般道へ。早朝、お腹がすいたので朝ご飯を

どこで調達するか思案していたが、沿線沿いにはセブンイレブンはなく、

サークルKとかファミリーマートなんかである。国道156号を

長良川に沿って走る長良川鉄道越美南線の踏切を渡る。

最初の目的地、郡上市に到着する。空撮写真なんかで見ると、

(写真中央の吉田川の向こう側に注目)

魚の形の街並みをしているのが特徴的。

maxresdefault.jpg ※画像http://xn--cckc3m9c5594a.seesaa.net/article/405043...より引用 

水のきれいな街で(名水百選に選ばれている)

クルマを停めて街中を散策すると、街のいたるところに水路があり、

柳が風情を醸し出しているね。

gujyouhatimanmaturi2028129.jpg

※画像https://www.youtube.com/watch?v=pNSKu6hpPqcより引用

もう一つのこの街の特徴は、 

さながら”ラピュタ”ばりの「天空の城」で人気の観光地。

「天空の城」といえば、竹田城址を思い出す向きもおありかと思うけど、

ここ、郡上八幡城も、そんな風景の城である、というけど、

今回それを確かめるコトは出来なかった。長良川沿いには、

国道156号と共に、長良川鉄道が並行して走っている。

c29b6217c0e40960e8f15433b51e747c_l.jpg ※画像http://photohito.com/photo/3884451/より引用

この光景がまた、旅情をかき立てるのだね…。

国道156号に戻って、次の目的地へ向かう

 

次回に続く…。 

 

 

 

 


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