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新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その3

前回の続き…。

眼前で恐ろしい事故を目撃した私たち夫婦は、

脇道に車を停めしばし呆然…。気を取り直して

クルマを降りて缶コーヒーを買い、ガーと飲んで

深呼吸した。(ちょっと~!脚震えてるよ…。)

落ち着きを取り戻したので、再出発。しばらく走ってたら

豊岡市の街が見えてきた。といってもココはただ

通過するだけで、海岸沿いの香住町までは、

牧歌的な山道の風景が続いていく。豊岡市近くには、

城崎温泉や出石町なんかがあるけど、このときは

予定に入れていなかった。山道から再び海が見えてきた。

カニの街、香住町に到着する。ココから曲がりくねった

道を抜けると、突如眼前に高さ41mの巨大な

余部鉄橋が姿を現す。

20061021amarubeD51.jpg 

※画像akirac5644.blog29.fc2.comより引用

赤い橋脚が遠くからでもかなり目立つし、天気の良い日は

青い海とのコントラスが映える。それにしても、コレが

夜だったら夜空を見上げて列車が通過する際、

列車の窓の明かりだけが空中を流れている様に見え、

さながら「銀河鉄道」のように見えるのだろう…。

394.jpg 

画像www13.oekakibbs.comより引用

なんともロマンチックではある。この余部鉄橋。

2010年に新橋梁が完成し、旧橋梁は3本の橋脚を残して

解体されている。残された旧橋脚が支えているのは、

「空の駅余部」の遊歩道である。

amarube09.jpg

※画像kasumi-kanko.comより引用

地上41mからの素晴らしい眺望を愉しむコトができる。

さて、これから宿泊する宿に向かうのだが、

湯村温泉のある温泉町に入ると温泉旅館がぼつぼつ

見えてきた。その中のひとつ、「佳泉郷いづつや」

クルマを乗り付けると、スタッフが手際よく荷物を

降ろしてくれ、中に案内された。部屋に通されると…。

「わ~はははは…。」思わず大爆笑。部屋の手配した

旅行代理店の若手スタッフ。「頑張りましたよ~。」

誇らしげに言っていたが、ホント特別室

なんていうだけあって、広いのなんのって(笑)。

その気なら、10人ぐらい泊まれるスペースがある。

まぁたまにはこういう贅沢も良かろうと、持ち込んだ

アルコール類を早速あけて愉しんだ。持ち込んだのは

ウイスキー。サントリーの「響」である。「山崎」「白州」

などのマニアックなシングルモルトウイスキーだけど、

前述2者の銘柄より価格も張る分、インパクトのある

旨さがある。

(ゴメン、またまたお酒のコトは、熱く語ってしまう…。)

そんなワケで、こんな贅沢なお部屋に泊まるなんて

めったにないコトだから、記念撮影でもしようかと、

妻にカメラを向けると、自分のルックスに自信のない

妻は、あさっての方を向いたり、顔をそらしたりして

撮らせなかったのであった(笑)。

 

次回に続く…。

※関連記事:新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-26

新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その2

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-27

新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その4

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-05-29

新緑の5月、青空、波穏やかな海と言えば…。その5

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-06-01


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