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岡山B級グルメを味わい損ねた!~その5~

前回の続き…。

津山市っていえば、くだんの「ホルモンうどん」の他になにがある?

ふふ…。そうだね、ココ津山市は今や国民的ロックデュオの、B'zの

稲葉浩志氏(津山市名誉市民。52歳、余談だが、彼はあたくしと

同年代だ!)の出身地。ご実家は化粧品店を営んでいる。



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※画像上・イナバ化粧品店okayama-kanko.jpより引用
※画像下・稲葉浩志君の想い出ロードマップ。津山市観光協会より引用

さて、津山市に入ったのがちょうどお昼ゴハン前。

ふっふっふ…ドンピシャだ(笑)。だけど、必ずしも食べれるっていう

保証はなにもない。今日は金曜日、一応平日なんだけど、昨日の

「ひるぜん焼そば」みたいなコトもあるからね。ココで津山名物の

「ホルモンうどん」発祥の経緯について語ってみるコトにしようか。


瀬戸内海と日本海の中間に位置し、中国山地の山々に囲まれた、

津山の街は、今からおよそ1300年前の奈良時代(和銅3年(710)

~延歴13年(794)の85年間)に市が開かれ、古くから牛馬の流通

拠点として栄えた街。食肉が禁止されていた明治時代以前から、

薬の意味合い(医食同源とかいうアレだね)で牛肉を食べ、良質で

安価なお肉が昔から出回ってた土地柄である。



特に、鮮度命のホルモンは特筆すべきもので、津山の食肉処理工場

では、牛が処理ラインに入って洗浄処理され、「食用ホルモン」

なるまでの時間が10分以内だという…。

この処理スピードの速さによって、「内臓系」のお肉で、特に臭いの

気になるホルモン独特の臭みをなくし、旨味だけを存分に味わう

コトが出来るってワケ。この津山ならではの上質なホルモンを、

気軽に味わえるきっかけとなったのが、日本最大の町興しイベント、

「B-1グランプリ」で上位入賞を果たし、一躍全国にその名を

知らしめた「津山ホルモンうどん」であったっていうワケ。                                          

ココでチョット話が脱線するけどいい?

牛ってね、人間と違って胃袋が4つもあるって知ってる?

牛が草を食べるとまず最初に「第一胃(ミノ)」に入り⇒

「第二胃(ハチノス)」⇒次に何故か口に戻され、再度噛み直す!?

⇒「第三胃(センマイ)」⇒「第四胃(ギアラ)」を経て、

腸に入っていく(ショウチョウとシマチョウね)。でね、大昔

「食べてすぐ寝ると牛になる!」な~んてコトを、子供の頃、

どっかでよく聞かされてたんだけど、「何の迷信ね!!」って思って、

ハナで笑っていたんだけど、別に食後にすぐ寝た人が、ウシに突如

変身!(笑)するってワケじゃぁなくって、飲みこんだ食べ物を、

後から再度咀嚼しなおすなど、そーゆー牛独自の消化器系に

なぞらえたものであるかな、と小学生時代から解釈していた。

昔、妻にそんなコトについて尋ねられたコトがあって、自分の

考えを伝えたのだけど、褒めて尊敬してくれたワケではなく、

それどころか

「アンタの知識はトリビア(おカネにならないムダな知識)やね。」

って
言われた(怒)[爆弾]




JRの左右のレールの間隔が、在来線は1067㎜で、新幹線は1435㎜

であると、知っていたのも「トリビア」だと言われたな[もうやだ~(悲しい顔)]…。

くそぉ~、知らないより、知ってる方がマシだと思うんだけど。

大卒の妻にとって、高卒の学歴しかないあたくしに、知識で

負かされるのはよっぽどガマンならなかったのだろうね。ココで、

「君の価値は、知識の多寡ではなかとばい!」と言ってあげられる

器量があたくしにあったならば、もっと平和な家庭が築けたかも

知れないけれど…。

手遅れだ、もはや言うまい…。


ハナシは脱線したまま次回につづく…。




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