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9月の声と、秋の匂い

8月最後の今日。 部活で暗くなってやっと帰ってきた次男が、

「秋の匂いがしてきた…。」な~んてコトをいった。

「詩人のアンタは(笑)!?陽射しやら雨や風に匂いてんなんてん

あるとの?」
などとあたくし、訊いて笑ったりもしたけど、内心は、

そーゆー次男の感性は大いに歓迎、尊重すべきものであると思ったね。

夏休中に子供たちとみんなで温泉でも行こうかとハナシを持ち掛けて

いたんだけど玉砕(怒)。

「じゃぁ、かぁちゃんと2人で行ってくる!」と言って岡山一人旅を

敢行(観光)したのであった。



あたくしが不在だった3日間、特には家で問題なかったと長男は

言っていた。コレを聞いて安心したあたくし。今度はもっと遠くへ

行けるかな~なんて、早くも期待を膨らませている(笑)。

季節もいまからしのぎやすくなって、一人旅には絶好のシーズンと

なるしね。 何処に行くかはまだ思案中だけど、少し暑さがやわらいで

きた時期なら京都や奈良を中心とした兵庫、大阪、和歌山、三重

などの近畿圏なんかいいかもね…。

同じ近畿圏でも兵庫、京都などの日本海側と、



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※画像・丹後半島経ヶ岬。絶景に行こう!!より引用

和歌山、三重などの太平洋側では、山陰、山陽と同じく趣がかなり

違うからね。
 
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※画像・潮岬。くしもと町立病院より引用

南紀といえば、南紀白浜温泉とみなべ町の南高梅。白浜温泉は、

さすがに人気があって、何度トライしても予約が取れなかったな…。

はちみつ味の大粒の梅は、焼酎のお供に最高だ(笑)。新宮名物の

めはり寿司は、日本酒がよく合うね。三重県なら(厳密にいうと、

三重県は中部地方で関西圏ではない。だけどそこで会話をしてる人は、

関西弁に近い話し方だったよ。)
松坂牛もあるしね。そんなコトを

考えながら次の一人旅の計画を練ってはいるんだけど、最終的な

デスティネーション(行き先)はドコになるかはまだ分からない。

ただ漠然と近畿圏って言ってるだけなんだけど、ひょっとしたら

関西圏のブロガーさんから、「ココがイイよ。」ってアドバイスを

頂けるかもしれないしね、あっ、ちなみに旅程は9月中旬

以降です(笑)。半月ほどあるのでその間にいろんな情報を収集

しつつ、準備を行いたいと思っているよ。チョット気が早いけども、

いち早く、秋の匂いを感じる場所へ行ったみたいものだね。



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岡山B級グルメを味わい損ねた!~おまけ~

前回の続き…。

この記事の中の時間は、あたくしが岡山に滞在中の18~19日現在。

コレを書いている今日は30日である。日中の暑さは相変わらず続いて

いるんだけど、朝晩は、少~しずつ、だけど確実に夏の終わりの予感を

感じさせている…。

♪セシル/byクリスタルキング 


ZZZ…。昨夜アルコール度の高いカクテルを立て続けに飲んで、

ガツンと酔いが回り、倒れ込むようにお部屋のベッドで眠りに就いたが、

明け方にふと目が覚めた…。午前2時台である。ホテルのベッドには

手元から操作できる室内灯をつけると、岡山のまちの灯りバックに窓際に

置いた妻の写真があたくしに微笑みかけてるようで、思わず訊いて

しまったよ。「ど~ぉ君?スイートルームの居心地は!?」ってね。妻は

「広すぎるやん!アタシはフツーのお部屋でよかと(怒)!!」って、

怒って言ってるように感じた。やっぱりね。彼女は昔っからリッチな

フインキが苦手な人だったのだ(笑)。




そうじゃなくって、コレを妻には「当たり前」だと思ってほしかった

のであるんだけどね。あたくしが「愛しとるばい!」っていう時だけは、

「当然やろ!!」っていうクセにね。

※関連記事:私と妻の、『愛言葉(あいことば)』


心のありかたが、現実に反映する。「引き寄せの法則」を今回、

スイートルームに泊まるコトで試したかった。

「あたくしは、こーゆー贅沢なお部屋に泊まるにふさわしい

人間なのだ!」
っていうコトを自分の潜在意識にインプットしたかった

のである。おカネがあるから、スイートルームに泊まれるんじゃない…。

スイートルームに泊まるから、それにふさわしい額のおカネが自分に

入るようになってくる…。逆なんだ…ってね。 まぁ、だけど長年おカネに

困って、ビンボー根性を引きずってきたあたくしは、相当葛藤したよね

今回は(苦笑)。

なにしろ独身時代よく利用したビジネスホテルだったら、半月あまり

泊まれるぐらいの金額だからね…。




昨年妻は、あたくしのもとから去っていった。だけど、夫婦として

過ごした18年の珠玉の想い出は、未だ色褪せるコトなく鮮明に心に

刻み込まれている。そして、彼女の仲良しの友人さんおふたりが、

お参りに自宅までご足労頂いたり、LINEで連絡をくださったりしてして

頂いている。おかげ様で寂しい思いをどれだけ和らげて頂いたコトか…。

そんなコトを考えていたら、あたくしはなんて幸せな人間なんだろうと、

思えてくるね[わーい(嬉しい顔)]。過去の想い出に浸っていたけど、未来への希望も

一緒に貰ったような気がしてるよ。改めて「感謝!」である。

ホテルのチェックアウトは正午でOKなんだけど、帰りの新幹線、

11時ちょっと前の鹿児島中央行きの「さくら号」。チョット早めに

荷物をまとめてフロントへ。精算の際、フロントのスタッフが

「今回の滞在は如何でしたか?」と訊いてくれたので、一言だけ、

言わせてもらった。「エグゼクティブフロア(クラブフロア)の宿泊

だったら、なぜ朝食付きではなかったのか?他のホテルでは朝食は

無料でついてるよ。」
とだけ言わせてもらった。朝食を提供している

レストランに行って、訊いてみたが朝食は付いてないとのコト。

高い金額を取る割には「何たる貧乏くささか!」と思った。

長年おカネには困って生活してきたあたくしだから、「貧乏」は許せる。

だけどホテル側の「貧乏くさい」行為だけは、

許せないのであった(怒)。



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岡山B級グルメを味わい損ねた!~その10~

前回の続き…。

ホテルのお部屋に戻り、ホテルでお借りしたPCで下書きしてた

記事を投稿。



※関連記事:岡山B級グルメを味わい損ねた!

 「最後の仕上げ」に最上階(と言っても泊まっているお部屋が18階

だったので1コ上なんだけどね)
のラウンジバーね。

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※画像・スカイラウンジアプローズ。ぐるなびより引用

笑顔のスタッフに案内され、テーブル席かカウンターかを訊ねられ、

カウンター席を希望した、バーテンさんとの会話を楽しみたいからね。

座ってるのはあたくしひとり。他のみんなはテーブル席についている。

あんまり利用する人って、居ないんだねカウンター。

窓の外には岡山市街の街の明かりが美しく見渡せる。だけど

あたくしは背を向けていたんだけどね(笑)。


   ドンペリ(10万円相当)に勝ったワイン


バーテンさんに「ご注文は?」って訊かれたので、

「外でゴハンは食べてきたんだけど、もうちょっと飲みたいな

って思って…。ショートカクテルを何杯か頂きたいので…。」
って

コトで、最初の一杯は、「スティンガー」をお願いした。

ブランデー+ミントリキュールをシェイクしたもので、ミントの

刺激があたくしのくたびれた胃腸を刺激してくれるかなと

思ってね(笑)。2杯目はチョット華やかに「マンハッタン」といこう。

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※画像・マンハッタン

飾りつけられたマラスキーノ・チェリーがチャーミングだ[黒ハート]。コレは

ミックスナッツと共に頂く。カクテルを作ってくれたバーテンさん。

地元の方らしいけど、あたくしの地元久留米の大学を出てるとのコト…。

ココでも人の縁の不思議さを感じずにはいられなかったね。この後、

注文するカクテルはすべてジンベース。次は「ギムレット」



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※画像左・ギムレット。右・パラダイス


イギリス軍医T‣Oギムレット卿が考案したとされている。利尿作用、

健胃効果のあるとされているジン。ルーツはオランダのライデン市の

医師フランシスクス・シルビウスが考案、販売を始めたものであった

が…。(ん、何でジンの歴史まで語っているんだ?ちょっと待て~っ!!)

ふっ、酔っ払って書いてると、つい余計なコトまで言って

しまうね(笑)。バーテンさんが、「お客様、はバーテンダーの個性が

モロに出るようなものを注文なさいますね。」
とおっしゃった。別に

意図してそうしたワケでもないんだけど、最近できた変わったカクテル

ではなく、昔からあるものしか注文しないのだよ、あたくしは。

次はチョット甘い味付けが欲しくなったので「パラダイス」を。

ジン+アプリコットブランデー+オレンジジュースをシェイクしたもの。

甘い風味が広がるこのカクテルの味わいは、まさにパラダイス(天国)。

アルコール度の高い、ショートカクテルばかり注文してたので、

結構酔いが回ってきたな…。バーテンさんに、「〆はマティーニで。」

とお願いした。絵では超ブレってお見せ出来ないけど(苦笑)。

カクテルを久しぶりに堪能してお部屋に戻った。そこで長男にデンワ。

「なんか変わったコトなかった?」っていうと「別になんも。」

とのコト。それ訊いて安心したあたくし、すぐにベッドで眠りに就いた。

おやすみなさい。


次回につづく…。



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岡山B級グルメを味わい損ねた!~その9~

前回の続き…。


さてと、シャワー浴びてさっぱりしたところで、出発するコトに

しようか。フロントの受付嬢には「外でゴハンを食べてくるから…。」




と告げてホテルを出発。だけどなんせ昨日は4店ぐらい入店を断られて

いるのでケッコーそこで疲れてしまったので、今日は一発目から岡山の

私のなじみのお店”南欧料理とアンティパストの店”Il-Bruschetta

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デンワ。「今から10分程で伺いたいのですが、席空いてますか?」

「あ~、今なら大丈夫ですよ。お名前伺ってよろしいですか?」

「きーちゃん2と申します。」

「あっ、久留米からいらした、きーちゃん2様ですね…。お待ち致して


おります。」…。

5月にデンワした際に受け付けてくれたバイトの男の子だったが、

3ヶ月ぶりだが、覚えてくれてたみたいだ(笑)。




※関連記事:「晴れの国」岡山を旅する その4


そして10分後、あたくしがお店の前に到着するや、店長U氏が

出迎えてくれた。同年代で独身時代に縁あって知り合い、お互いに


同じころ結婚し、同じ年頃の子供がいる。そんな思いを胸に、ほどなく


お店に到着すると、店長のU氏自ら入り口で出迎えてくれた。今夜は


ココでお腹いっぱいにしようかという意図があったので、赤ワインを


ボトルで注文。ブドウ品種はイタリア赤ワインで最もポピュラーな


サンジョヴェーゼ。

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ゴハンもさることながら、店長を始め、お店の


スタッフとの会話が楽しかったなぁ。お食事の後お店のスタッフの


みんなに「ありがとう」意味を込めて挨拶してお店を後にした。


”一人鉄旅のマスター”、johncomebackさんが仰っていたよ…。


「人との出会いが、旅の醍醐味」

だってね。こーゆー場面では確かに、その言葉の意味を深く、

噛みしめるコトになるよね。

※johncomebackさんのブログ オッサン一人旅Ⅱ


お店を後にした帰り道、今日は金曜日の夜ってコトで、

岡山市の飲食街ではカワイイおねェちゃんが「ガールズバー」

の客引きなんかをやっていたな…。カワイイおネェちゃんは

確かにスキだけど(笑)、あたくし飲むときはひとり、静かに

粛々と飲みたいのだ…。ピアノの演奏などに耳を傾けながらね。で、

ボトル一本空けはしたものの、なんだか物足りない…。

と、いうワケで(何が、と、いうワケなのかは訊かないで!)

お腹は満たしたものの、もうちょっと飲みたいな…。っていう衝動が

起きたので、ホテルのお部屋に戻って最後の仕上げに、ってコトで

最上階19階のラウンジでカクテルでも頂こうかと赴く。

スカイラウンジ「アプローズ」

ラウンジではスタッフが笑顔で迎えてくれた。


次回につづく…。



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岡山B級グルメを味わい損ねた!~その8~

前回の続き…。


津山市からの帰り道は、町から町へと点々と移動し、青空と山々の

自然美を堪能してきた。そんなこんなで吉備中央町から岡山市街へ

帰る前に、もう一箇所立ち寄るコトにする。その場所は、岡山市の

端っこにある、

備中国一之宮吉備津神社。




JR桃太郎線吉備津駅から徒歩10分の距離にある。ココはね、大昔長男や

次男が小学校に上ったばかりの頃だった。あたくしと妻、そして長男と

次男の4人で訪れたのは、もう十数年前のコトだったね。ココは岡山の

パワースポットだって言われていたからね。小高い丘の上に立つこの

神社は、地形をそのまんま利用している回廊など(200mぐらいある)

が見どころ…。と言っても今回訪れたのはあたくし一人。誰と会話する

ワケでもないので、ズンズン歩いて見てゆく。

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※画像上・吉備津神社おかやま旅ネットより引用 
※画像下・吉備津神社回廊おかやま旅ネットより引用

緩やかな下り坂になっている回廊を下っていくと、右手に見えるのが

吉備津弓道場。地元の高校の弓道部の子たちが遠くにある的を狙って

弓矢を放っている。

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※画像・吉備津弓道場。Bloguruより引用

そんな場面に遭遇したあたくし、イタズラ心を起こして、長男に、

「みんな矢ば撃ちよるばってん、こん中に試しに入ってみるの?」

な~んてコトをいって、彼を抱えて中に入れようとしたその時、

「パパ、危なかよ!ヤバい(矢場い)やん!!」。あっはっはっは!

そうそう、その通り!”矢を射る場所のコトを「矢場」っていうからね。

ヤバいのは当たり前である。それが「ヤバい」の語源なんだからね。

いい国語のお勉強になったであろう(メガ爆)[爆弾][爆弾][爆弾][爆弾][爆弾]




そんなこんなで時間もいい頃になったので、ホテルに戻るコトにする。

岡山市街まで30分程で到着。クルマを返却してきてホテルに戻り、

フロントに「戻ったよ」と声掛けした。お部屋に戻るとすぐに客室係の

スタッフが、朝頼んでいたお洗濯物が届いた。もうすぐ17時。

シャワーでもゆっくり浴びてから、ゴハンを食べに行こうかと思い、

バスルームへ…。


ハイエンドホテルで実際に使用されている今治産タオル


初日には解説しなかったけど、ガラス張りのシャワーブース付きで、

渋い誂えの青緑の大理石の壁のお風呂だったよ。

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※画像左一休より引用
※画像右ホテルグランヴィア岡山より引用

一日の汗を流してさっぱりし、岡山駅のホームの見える眺望を

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楽しみながら外出の準備を整えた。昨日は何処も満席でげんなりしたが、

今日は大丈夫なのだろうか?


次回につづく…。



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岡山B級グルメを味わい損ねた!~その7~

前回の続き…。


美しい棚田と美味しい「TKG」の町、美咲町。

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※画像・TKG。youtube.comより引用

AKBが秋葉原、HKTが博多、NRTが成田空港、HNDが羽田空港で、

そしてTKGは…。「たまごかけご飯」、である(爆)!まぁなんでも

かんでも、略して縮めりゃぁイイってものでもなかろうに…(苦笑)。




そう、美咲町の「たまごかけご飯」もまた、岡山B級グルメのひとつ

である。幼い頃に朝寝坊をして、朝ゴハンをゆっくり食べている

ヒマはない!さぁどうする!?そんな時、熱々のゴハンにたまごを

割り入れ、お醤油をかけてまぜまぜ。2~3分でそれをかき込んで

「行ってきまぁ~す!」といいガッコへ。「たまごかけご飯」は、

遅刻の窮地に立たされた児童の味方でもあった。誰にとってもそんな、

懐かしくもこっぱずかしい想い出のある「玉子かけご飯」「TKG」

なんだけど、ココの美咲町のTKGの聖地は、美咲町中央運動公園内に

ある、食堂「かめっち」


※岡山県久米郡美咲町原田2155 [電話]0868-66-1118

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※画像・黄福広場。Gooブログより引用

美咲町産の棚田米と美咲鶏の新鮮な生みたて玉子を使用したもので、

その辺のスーパーで調達するのとはモノが違う。

たかがTKG、されどTKGである(笑)。

350円でおかわり自由なんだって。お醤油の他にのり、ねぎ、しそなどの

トッピングもあって、自分好みのTKGをカスタマイズできる(笑)。

特に皆さんも、玉子を割るタイミングとか、ゴハンの上に割って混ぜるか

べつのお皿に割ってかき混ぜてからゴハンに掛けるか、みんな自分なりの

TKGのスタイルがあるかと思うので、その辺りは思い思いに楽しめるん

じゃないかな?



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※画像・美咲町、大垪和西の棚田。okayama-kanko.jpより引用 




美咲町から久米南町そして吉備中央町とクルマを走らせる。緑鮮やかな

棚田の景色はまさに、日本の原風景と言えるものだね。

時折クルマを停めてはウインドー越しではなくじかにその風景を愉しもう

かと思うんだけど、クルマを下りたとたんに、モワ~ッ!とした熱気が

襲ってくるので、長時間は出てられないんだけどね(笑)。最後に

もうちょっと時間があるので、この後岡山市のホテルに戻る前に、

もう一箇所より道をするコトにしようか…。


次回につづく…。



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岡山B級グルメを味わい損ねた!~その6~

脱線したまま前回の続き…。


「トリビア」
だって、知識知識「屁理屈」理屈のうち、

である(笑)。つまんない知識のひとつだって、発信すれば

笑いのひとつも取れるでしょ(爆)[爆弾]!そんなワケで、本題の

「ホルモンうどん」に話を戻そう…。正午になるかならないかの

時分に、津山市街に入った。そんなあたくしの、おめあてのお店は、

JR因美線の東津山駅近くの出雲街道(国道53号線)の北側を並行して



走っている県道345号線~ちょっとばかり狭い商店街に入ると、

前回記事で紹介したイナバ化粧品店の前を通過。お目当てのお店は

ココから600mほど先にある「橋野食堂」。

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※画像・橋野食堂Twitterより引用

ココは創業130年の老舗のお店でね、現在のご主人は4代目。テレビや

雑誌などの出演依頼が絶えない超有名店…。である、というコトまでは、

出発前までにそこまでリサーチしてはいなかったぁ~!!(爆)。

そんなこんなでお店の前に到着すると…。古く良き時代の懐かしい昭和の

大衆食堂って佇まい。だけども、

「お”ぁ~っ!ま、またばいっ!!」。

昨日に引き続き、今日もあたくしの希望的観測は、木っ端みじんに打ち

砕かれた!お店の外まで長蛇の列!さてどうする!どっかにクルマを

停めて来て、行列に並ぶべきか!?と思ったが、よしんば行列がクリア

されたとしても、材料がなくなれば閉店である…。

昨日の蒜山高原でのコトと今日もまったく同じような状況であった…。

で、心がどっと疲れたあたくしは、中国自動車道、津山IC近くの

イオンショッピングモール近くのココイチのカレーでお腹を満たす。

もう、まったく!夢も希望もあったもんじゃない結末だ(苦笑)。


ダメだったら、お土産屋さんで買えばいいんじゃない?って、

思われる方もいらっしゃるのではないかと思うんだけどね…。

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※画像・たびねすより引用

いやいやいや、こーゆー名物グルメは現地で、リアルタイムで味わうから

こそ、風情があるのですよ(笑)。




などと言いつつも、食べられないものは…致し方ない。明日、帰りの

新幹線に乗る前に岡山駅地下の、お土産屋さんで買って行くコトに

しよう。
今度ココのお店には、津山のホテルに宿泊して、行ってやる!

と思って津山の町を後にした(笑)。ホテルには、遅くとも17時までに

は戻るからって言ってるのと、朝出掛ける際、客室係に初日に着ていた

お洋服のクリーニングを依頼した。(Yシャツとズボン、Tシャツと上下

の下着に靴下の5点。ホントはどっかのデパートで新しいものを調達

しようかと思ったけど、立ち寄るタイミングがなかった)


帰りの途中の次の町は美咲町。ココは美しい棚田と美味しい

「TKG」

の町。ん!?「TKG」って、いったい何の略!?


次回につづく…。





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岡山B級グルメを味わい損ねた!~その5~

前回の続き…。

津山市っていえば、くだんの「ホルモンうどん」の他になにがある?

ふふ…。そうだね、ココ津山市は今や国民的ロックデュオの、B'zの

稲葉浩志氏(津山市名誉市民。52歳、余談だが、彼はあたくしと

同年代だ!)の出身地。ご実家は化粧品店を営んでいる。



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※画像上・イナバ化粧品店okayama-kanko.jpより引用
※画像下・稲葉浩志君の想い出ロードマップ。津山市観光協会より引用

さて、津山市に入ったのがちょうどお昼ゴハン前。

ふっふっふ…ドンピシャだ(笑)。だけど、必ずしも食べれるっていう

保証はなにもない。今日は金曜日、一応平日なんだけど、昨日の

「ひるぜん焼そば」みたいなコトもあるからね。ココで津山名物の

「ホルモンうどん」発祥の経緯について語ってみるコトにしようか。


瀬戸内海と日本海の中間に位置し、中国山地の山々に囲まれた、

津山の街は、今からおよそ1300年前の奈良時代(和銅3年(710)

~延歴13年(794)の85年間)に市が開かれ、古くから牛馬の流通

拠点として栄えた街。食肉が禁止されていた明治時代以前から、

薬の意味合い(医食同源とかいうアレだね)で牛肉を食べ、良質で

安価なお肉が昔から出回ってた土地柄である。



特に、鮮度命のホルモンは特筆すべきもので、津山の食肉処理工場

では、牛が処理ラインに入って洗浄処理され、「食用ホルモン」

なるまでの時間が10分以内だという…。

この処理スピードの速さによって、「内臓系」のお肉で、特に臭いの

気になるホルモン独特の臭みをなくし、旨味だけを存分に味わう

コトが出来るってワケ。この津山ならではの上質なホルモンを、

気軽に味わえるきっかけとなったのが、日本最大の町興しイベント、

「B-1グランプリ」で上位入賞を果たし、一躍全国にその名を

知らしめた「津山ホルモンうどん」であったっていうワケ。                                          

ココでチョット話が脱線するけどいい?

牛ってね、人間と違って胃袋が4つもあるって知ってる?

牛が草を食べるとまず最初に「第一胃(ミノ)」に入り⇒

「第二胃(ハチノス)」⇒次に何故か口に戻され、再度噛み直す!?

⇒「第三胃(センマイ)」⇒「第四胃(ギアラ)」を経て、

腸に入っていく(ショウチョウとシマチョウね)。でね、大昔

「食べてすぐ寝ると牛になる!」な~んてコトを、子供の頃、

どっかでよく聞かされてたんだけど、「何の迷信ね!!」って思って、

ハナで笑っていたんだけど、別に食後にすぐ寝た人が、ウシに突如

変身!(笑)するってワケじゃぁなくって、飲みこんだ食べ物を、

後から再度咀嚼しなおすなど、そーゆー牛独自の消化器系に

なぞらえたものであるかな、と小学生時代から解釈していた。

昔、妻にそんなコトについて尋ねられたコトがあって、自分の

考えを伝えたのだけど、褒めて尊敬してくれたワケではなく、

それどころか

「アンタの知識はトリビア(おカネにならないムダな知識)やね。」

って
言われた(怒)[爆弾]




JRの左右のレールの間隔が、在来線は1067㎜で、新幹線は1435㎜

であると、知っていたのも「トリビア」だと言われたな[もうやだ~(悲しい顔)]…。

くそぉ~、知らないより、知ってる方がマシだと思うんだけど。

大卒の妻にとって、高卒の学歴しかないあたくしに、知識で

負かされるのはよっぽどガマンならなかったのだろうね。ココで、

「君の価値は、知識の多寡ではなかとばい!」と言ってあげられる

器量があたくしにあったならば、もっと平和な家庭が築けたかも

知れないけれど…。

手遅れだ、もはや言うまい…。


ハナシは脱線したまま次回につづく…。




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岡山B級グルメを味わい損ねた!~その4~

前回の続き…。

昨夜酔っ払って目が覚めたら午前4時。部屋の窓からは岡山駅と、

街の灯りがにぎやかに灯っている。連泊のため、今日も朝ゴハンを

食べてから、岡山県内をドライブしようと思っているんだけど、

ホテルの朝ゴハンは6:30から。なので、シャワーを浴びて、

さっぱりしてから、もうひと眠りしてちょうどいいぐらいかな?




そんなこんなで2時間ほど経過した後、朝ゴハンを提供している

レストランに。取りあえず、ゴハンを食べながら、今日はどこに

行こうかナと思いを巡らせる…。そして、ざざっとだけど頭に

地図が浮かんできた…。


(行き)岡山市⇒和気町⇒赤磐市⇒美作市⇒津山市(お昼ゴハン)

(帰り)津山市⇒美咲町⇒久米南町⇒吉備中央町⇒総社市⇒岡山市


津山市では、ご当地B級グルメの「ホルモンうどん」をお昼に頂く

コトにしようか…。昨日みたいなコトにならなきゃいけど(汗)。

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※画像・ホルモンうどんgurutabi.gnavi.co.jpより引用




って算段で津山市に向かう。コレがね、高速道路なんかだと、スピードが

あるため、景色なんかなかなか見てる暇ないんだけど、一般道ならば、

速度も低いし結構路肩に停まって眺めるコトも出来るしね。そんなこんなで

岡山市をクルマで出発。山陽自動車道で神戸方面に2つ先の和気ICから

一般国道374号線を山の方角、津山方面に向かっていく。今回の旅で、

常にアタマの中に思い描いていたのは、山あいの町の緑豊かな田園風景。

行きの和気町~赤磐市。帰りの美咲町~久米南町などは特に今頃は棚田と

山の木々の緑がひときわ美しいね。

実際その辺では、ちょくちょくクルマを停めては景色を眺めて

撮影してたからね。ただ、横に流れてる吉井川が、新田原井堰より上流は

川の水が著しく茶色に濁っている。

数日前に上流で大雨でも降ったのだろうか?それにしてもさすがは

「晴れの国おかやま」である。気温は30℃を優に超える暑さだけど、

「風光明媚だ…。」

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※画像おかやま旅ネットより引用

田舎特有の、のどかなフンイキが何とも言えない旅情をかき立てるね。

そして、そのまま北上し、美作市に到着。ココには、まだ一度しか

泊まったコトはないけど、美作三湯のひとつ、湯郷温泉がある。

その昔妻が、私の両親を温泉旅行に招待する計画をしていて、試しに

自分たちが泊まってみようかというコトで行ったコトがある。




お昼ごろに下見に行った時、通り沿いの目につくところに何やら小さな

小屋みたいなものが…。

異様なフンイキを察知した妻があたくしに何かと訊いたので、あたくし

ユーモアを利かせてチョット遠回しに「あれね、ホラ、ボーリングで

投げてた倒した後、ピンの両端だけ残ったヤツ…。の、小屋。」って

いったら、

「いやぁぁ~!ソレ、スプリットじゃなくて、ストリップやろ~!!」

っていうワケで、潔癖な妻は、私の両親をココに招待するのをやめて

しまったのだ。う~ん、そうはいってもね~。温泉街ってのは、

程度の差はあっても歓楽街的要素も多いからね。

※当ブログは健全なサイトですので(笑)、この話題にコレ以上突っ込んだハナシは控えますが…。


さて、それからいよいよ目的地の、

”幸せホルモンあふれる旅。津山市”

に到着する(笑)。津山市にいる人は、

「ドーパミン」の分泌が増加するっていうのだろうか(笑)!?

皆さんは津山市っていえば、「ホルモンうどん」の他に、

何を連想するのかな?


次回につづく…。



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岡山B級グルメを味わい損ねた!~その3~


前回の続き…。

勝山の街はわが家は子供が小さいころから何度も訪れているんだけど、

厳密にいうと湯原温泉に行った、帰り道に通過するっていう方が

正確かもね。なので、じっくり散策するコトって数えるほどしかない。

そういえばじっくり見て回ったのは妻と結婚する前だったっけ…。




20年ぐらい前である。そうだ、今年の10月で結婚20周年目だったよ。

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※画像・勝山町町並み保存地区より引用

7~800mくらいのこじんまりとした街並みなんだけど、歩くとなにか、

心癒される町並みなのである。なんだかね、ふたりで行きたいスポット

って、以外と行ってないんだね…。神戸のヴィーナスブリッジとか、

珠洲市の恋路海岸とかね。強いて言えば結婚直前に行った尾道ぐらい、

である。そういえば一度その話題で妻から言われたのが、

「アンタ一人で行かんで、アタシも連れてってよ。」って言われたん

だけど、いかんせんそれ、すべて結婚前のコトだったからね…。




そんなワケで今15時。ホテルとレンタカー屋さんには、17時戻りと

言ってるので、そろそろ岡山市内へ帰るコトにする。中国自動車道、

落合ICから岡山自動車道経由で岡山ICまで走ってクルマを返却し、

岡山駅横のホテルにチェックイン。今は昔と違って、デンワで直接

かけるんじゃなくて、スマホでwebページから予約をするんだけど、

確認のデンワとかが、掛かってくるワケでもなく、ホントに予約に

なってるのかな?って不安になるコトもあるネ。フロントに到着し、

「今日予約してました、きーちゃん2と申します…。」で、

「きーちゃん2様。はい、承っております。お連れ様のカギも、

ご用意致しております。」

「……。連れは来てるんだけど、姿は目に見えませんよ。」、と

言っておいた(怒)[爆弾]。18階のお部屋に案内されたけど…。

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ひ、広すぎるぞコレ
(苦笑)!ベッドのある部屋はこのリビングの奥!!

その後、シャワーを浴びて晩ゴハンを食べに行こうかと街へ繰り出す。


ハイエンドホテルで実際に使用されている今治産タオル


が、しかしあたくしが「コレだ!」と入ったお店はすべて満席で、

4店ぐらい入店を断られた。飲食街を歩き回って大概疲れてきたあたくし

次ダメだったらホテルに戻って館内のレストランでゴハンを食べるか…。

(高いけどね)。果たして次に入ったお店では空席があってそこで

軽~く食べてお部屋に戻った。

お部屋ではルームサービスでシャンパーニュとおつまみをオーダーし、

妻と乾杯。明日も朝ゴハンのあと出掛けるから、ココでお休みなさい。


次回につづく…。



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