年越しに「どん兵衛」？

もう暮れも押し迫ってきたね。

今年2017年も明日1日を残すのみとなったんだけど、

あたくしにとっては昨年と今年は人生の一大転機だったと言えるね。

まさか…。「殺しても死なない人」だと思っていた妻が他界。その直後

から勤務先の人間関係のしがらみに嫌気がさしたあたくしは、退職の

準備を開始。10ヶ月ほど掛かって（コレについてはあたくしのお人好し

な性格が災いした）「サンデー毎日」を勝ち取った。



まぁ、おかげさまで非常にストレスフリーな生活を満喫しているワケ

だけども、まぁ、厳密にいえば子供たちの、とくに末っ子にはつらい

思いをさせてしまったのだけが悔やまれる。9～12月にかけては、

一緒に温泉に行ったり、大好物のメニューを作ってあげたりした。









イチゴにカレーにとんかつに焼き芋にから揚げや鍋物なんかもね。

なんかね、思い返してみれば、乳児の頃から末っ子は妻よりもあたくしの

近くに居るコトが多かったね。その点についてはなんだか妻もムカついて

いたカンジだったね。もう笑っちゃうハナシだけども理由は明白。

人間の子供だって、仔猫だって、



「ゴハンをくれる人」

に懐くのである（爆）。なので、妻にはよく言っていた。

「ムカついとるヒマがあるなら君がゴハンをあげたまえ。」ってね。

っていうか、あたくし自身は自分がかいがいしくオムツ替えしたり、

子供のゴハン準備したりなんて、「キャラクターにない!!」って、

思っていたし、義母の孫をかわいがる姿を見ているものだから、

「その娘の妻なら、ソツなくこなすだろうね。」な～んてコト思って

いたら、違った…。

彼女も確かに一通りできるんだけど、なにやらあたくしの出番がやたら

多い。イクメンなんて言葉が誕生するはるか昔のコトだからね。

エライな喧嘩もしたし、子供の教育方針もほとんど真逆だったけれど、

それなりに一生懸命協力しながらやってきた。末っ子に関しては

さぞかし妻は心残りだったであろうが、問題なしとはいかないけど、

元気にガッコに行っている。なんとか上の妻に安心してもらえるよう、

育て上げていかなくてはと思ってる。

来年はね、家族みんなが笑顔で過ごせるように、各々の価値観の相違を

すり合わせながら、やっていこうかなって考えてる、長男、次男は

やがて社会人になるのだから、おかしなコトは言わないだろうしね。

明日の大晦日、年越しそばのハナシになったんだけど、冗談半分に

日清の「どん兵衛鴨だしそば」なんてどぉ？って訊いたら長男が

「ソレいい鴨（かも）ね。」って言ってた（爆）。


それでは皆様、良いお年をお迎えくださいね。

来年もよろしくお願いいたします。