「教授」ってナニ?
次男の、三者面談の日程からまだ、だいぶ前のハナシなんだけど、
次男が矢鱈とあたくしのカミの毛のコトを言うので、それは何かと
訊ねたら、どうもね、あたくしの白髪まじりのアタマが気になる
らしいんだね。っていうのは長男、次男は年子であたくしの三回り下、
36歳のときの子供でね、当たり前だけどそれだと…。
あたくしは53歳という若さで、結婚当時は黒かった髪の毛も、今や
ロマンスグレー。で、三者面談に訪れたあたくしの姿を見て、
「白髪でロン毛+眼鏡にコート=○○教授」っていうイメージが彼の
脳内で構築されたらしい…。
♪天才!岸和田博士のうた
特撮モノやロボットアニメの、○○研究所の
××寺博士とかのルックスと重なったのだろうか。それにしてもアタマの
悪いパッパラパーのあたくしが、インテリの××教授とか〇和田博士
みたいに見えるのかは不思議だが、いきなり
「ナニ教授のごたるカッコして来ると!?」な~んてコトを言う。
それからしばらく「パパのカッコ、絶対ソレ教授やん!」とか言ってた。
「アンタね、ゆうとくけど、パパの同級生なんか、今、涼し気なアタマ
して、アートネイチャーが要るような人もおるとに染める髪があるだけ
でん、よか方ばい。」って言っておいた。
あたくし、自分自身では、孤独が好きで、阿呆でエキセントリックな
人間だから、お嫁さんの来手なんかないって思っていたワケ。今にして
思えば大馬鹿もんっていうカンジなんだけど、当時働いていた義父の店に
20歳で働きに来てて、当時16歳の、後に妻となる次女があたくしに
想いを寄せていた、な~んてコトなど知る由もなかった…。
なぜ知るよしもなかったかは、知るよしもない…。
そこいら辺りのコトについては、あたくしの知らないところで、
周囲の親類やその他の方たちがあたくしと妻をくっつけようと、画策した
たらしいのだが…。まぁ確かに、周囲の思惑通り、あたくしと妻は
恥ずかしながら相思相愛、お互いをいたく気に入って結婚する運び
となったわけね。ただね、なんていうか知り合って結婚するまで14年も
掛かった。妻は当時16歳、その時あたくしはあたくしで20歳、ひとりの
行動や暮らしが楽しくてしょうがない時代でね、彼女作ろうなんて思って
なかったし、一人旅なんかしたみやげ話を仕事終わりに義母や義父に
話してた。それが妻の耳にも入ったのであろう、結構その時のハナシを
訊きたいって、言ってきた。結婚直前の妻は30歳。一緒に出掛けるたびに
その当時のハナシを
(旅の途中のズッコケ話や、出逢った人との暖かな思い出話など)面白
おかしく話して聞かせたものだった。だけど妻自身も結構いろんなところ
にガッコや友人さんと出掛けて行ってたんだけど、なにやらあたくしの旅の
ハナシがよっぽど面白かったのであろうか、一緒に行きたいと言うように
なって、こちらとしても「そんなに期待してくれたら、こちらもガッカリ
させてはならんなぁ~!」と、一所懸命に「ココはキレイな景色が見れる
からハズせないな!」とか、いろいろ考えてデートコースを考えた
ものだ。それが今や、旅関係のアプリなんか利用すれば、この場所に
行って見学に掛かる時間は何十分…。
な~んて所要時間まで出てくるからね。心ときめく2人だけのデートで
あるハズなのに、人から決められたそんな情報に踊らされててそれで
良いのか!?って思ってしまうね。
「自分たちのデートなら、自分たちで手作りしろよ!!」って言いたい。
彼氏「お昼ゴハン、何がよかの?」、彼女「何でんよかばい。」、
彼氏「じゃぁ冷やし中華にしゅうかね?」、彼女「え”ぇ”~!?」、
彼氏「アンタ、何でんよかちゆうたやんの!?」
な~んていうやり取りは、よくあるコトだしね。
次男が矢鱈とあたくしのカミの毛のコトを言うので、それは何かと
訊ねたら、どうもね、あたくしの白髪まじりのアタマが気になる
らしいんだね。っていうのは長男、次男は年子であたくしの三回り下、
36歳のときの子供でね、当たり前だけどそれだと…。
あたくしは53歳という若さで、結婚当時は黒かった髪の毛も、今や
ロマンスグレー。で、三者面談に訪れたあたくしの姿を見て、
「白髪でロン毛+眼鏡にコート=○○教授」っていうイメージが彼の
脳内で構築されたらしい…。
♪天才!岸和田博士のうた
特撮モノやロボットアニメの、○○研究所の
××寺博士とかのルックスと重なったのだろうか。それにしてもアタマの
悪いパッパラパーのあたくしが、インテリの××教授とか〇和田博士
みたいに見えるのかは不思議だが、いきなり
「ナニ教授のごたるカッコして来ると!?」な~んてコトを言う。
それからしばらく「パパのカッコ、絶対ソレ教授やん!」とか言ってた。
「アンタね、ゆうとくけど、パパの同級生なんか、今、涼し気なアタマ
して、アートネイチャーが要るような人もおるとに染める髪があるだけ
でん、よか方ばい。」って言っておいた。
あたくし、自分自身では、孤独が好きで、阿呆でエキセントリックな
人間だから、お嫁さんの来手なんかないって思っていたワケ。今にして
思えば大馬鹿もんっていうカンジなんだけど、当時働いていた義父の店に
20歳で働きに来てて、当時16歳の、後に妻となる次女があたくしに
想いを寄せていた、な~んてコトなど知る由もなかった…。
なぜ知るよしもなかったかは、知るよしもない…。
そこいら辺りのコトについては、あたくしの知らないところで、
周囲の親類やその他の方たちがあたくしと妻をくっつけようと、画策した
たらしいのだが…。まぁ確かに、周囲の思惑通り、あたくしと妻は
恥ずかしながら相思相愛、お互いをいたく気に入って結婚する運び
となったわけね。ただね、なんていうか知り合って結婚するまで14年も
掛かった。妻は当時16歳、その時あたくしはあたくしで20歳、ひとりの
行動や暮らしが楽しくてしょうがない時代でね、彼女作ろうなんて思って
なかったし、一人旅なんかしたみやげ話を仕事終わりに義母や義父に
話してた。それが妻の耳にも入ったのであろう、結構その時のハナシを
訊きたいって、言ってきた。結婚直前の妻は30歳。一緒に出掛けるたびに
その当時のハナシを
(旅の途中のズッコケ話や、出逢った人との暖かな思い出話など)面白
おかしく話して聞かせたものだった。だけど妻自身も結構いろんなところ
にガッコや友人さんと出掛けて行ってたんだけど、なにやらあたくしの旅の
ハナシがよっぽど面白かったのであろうか、一緒に行きたいと言うように
なって、こちらとしても「そんなに期待してくれたら、こちらもガッカリ
させてはならんなぁ~!」と、一所懸命に「ココはキレイな景色が見れる
からハズせないな!」とか、いろいろ考えてデートコースを考えた
ものだ。それが今や、旅関係のアプリなんか利用すれば、この場所に
行って見学に掛かる時間は何十分…。
な~んて所要時間まで出てくるからね。心ときめく2人だけのデートで
あるハズなのに、人から決められたそんな情報に踊らされててそれで
良いのか!?って思ってしまうね。
「自分たちのデートなら、自分たちで手作りしろよ!!」って言いたい。
彼氏「お昼ゴハン、何がよかの?」、彼女「何でんよかばい。」、
彼氏「じゃぁ冷やし中華にしゅうかね?」、彼女「え”ぇ”~!?」、
彼氏「アンタ、何でんよかちゆうたやんの!?」
な~んていうやり取りは、よくあるコトだしね。