母の爆弾発言

桜もこんなになっちゃったね。



昨日（4月2日）何の気なしに実家に寄った…。

いや別にね、特に用事があったワケではないんだけど、義父宅

（妻の実家）と目と鼻の先の距離

（徒歩2分ぐらい、スープの冷めない距離）だから、



普段は「何時でも行ける」ってカンジなので逆にかえって行かないのね。

なので、思い立ったら極力行こうかなって考えている。あたくしの両親は

いまだ健在なんだけど、チョットしたことでコケて怪我したりするので、

やっぱり弱ってきてはいる。何かあった時の為に…。

な～んてコトは考えたくはないので、敢えてアタマの隅に追いやって

いる。一昨年妻が亡くなった際など、しばらく正気を保つのが

やっとこさだったのだから、今の段階で両親が亡くなるコトなど考えたく

もないのだ。 「めずらしかのぉ、アンタ。今日はアタシたちの

結婚記念日ばお祝いに来たつの？」という母。

「あ”～!!」……。

言われてみればそうだった、忘れてたよ！

でもな～んも考えてないのにこの日にやってきたのだから、あたくし

「多分神様に導かれて来たとばい。シンクロニシチーちゆうヤツじゃ

なかろの!?」。

実家でのハナシっていってもね、世間話やバカ話などから始まり、

祖母の23回忌（7月）＆妻の3回忌（9月）の予定をどうするかなんか

をざっと決める。あとはみんなの都合とか訊きながら詰めていけば

いいかなって段階まで話しておいた。そんなこんなで帰ろうとした

あたくしに、母がいきなりこんなコトを言ってきた。

「アンタはアタシが屈強な身体に産んでやったけん、人生50ウン年

も、いろんなコトにトライでけたとやろが!?」うはは…。

思わず母に向かって手を合わすあたくし。

「うへへ～っ！仰る通りでござります～!!」って、いってしまったよ。

う～ん、確かにそうだ。それなのに、ああそれなのに、それなのに

あたくし、母からもらった大事な身体をアルコール漬けにして、

あっちこちボロボロにしてしまった自責の念にかられたよ。

といっても今のところどこも痛くも痒くもないけどね。まぁ、大昔、

テストの結果を見せたなら、「呆れてモノが言われん！」な～んて

コト言いつつ、1時間ぐらい説教されていた、どぎつい母にもココは

「感謝」である。 あたくしの両親父母ともに普段から、結構、

健康管理に気を遣っている。定期健診もちゃんと行ってるし、食事

なんかも血糖値のガー上がるものを避けたり、お酒を控えたり



（ちなみに父は、母に隠れてこっそり飲んでるという母の暴露話あり）

しているんだけど、

父曰く「アンタのごたる大酒飲み、誰に似たつかのぉ？」な～んてコト

言ってる。ココであたくしの心の叫び「アンタたいアンタ!!」もうね、

コントか？まさに「寝言は寝て言え！」ってカンジでしょ？

そんなこんなで両親との会話をひとしきり楽しんだ後の、母親の

「爆弾発言」に思わずブッ飛んだあたくしであった。


次回につづく…。