せつない気分だ…。

突然だけど、温泉でリフレッシュして折角の楽しい気分で意気揚々と

帰ってきたあたくしなんだけど今、いきなりせつない気分になった…。



何が切ないかって？昨日の夜、表からデンワで次男が言ったひとことに、

ガックリ来てしまった。詳細を訊ねると、またしても自転車の盗難…。

ソレ聞いた直後、さすがにアタマに血が上ったあたくし、

「なんでや！こないだ鍵も新しゅう付け替えてやったろうがまさか施錠

ば忘れたつの？」って訊いてみたら、カギ（サークル錠）は掛けたん

やけど、無くなってた。 な～んてことを言う。

ついこないだ自分の自転車盗まれて、上京して使わなくなった従妹の

兄ちゃんの自転車使ってて、サークル鍵の付け替えたばっかり。

ガックリきたよ…。なにしろ立て続けに２度だからね。な～んか、ウンに

見放されているような次男。





自分の自転車は盗難届出しているにも関わらず、１ヶ月経った今なお

見つかっていない。そんな状況での２台目の盗難である。デンワの向こう

の次男の口調が「送迎にきて…。」ってカンジだったけど、すでに晩酌の

真っただ中だったあたくしが運転できるワケもなく、

「歩いて帰ってこい！」と冷たく言い放った。で、帰宅した次男に、

「明日からしばらく駅まで歩いて行かんの！」と伝える。次男の盗られた

自転車は、中学に上がった頃に買ったもの。購入価格対使用年数で言えば

まぁ十分モトは取れてるんじゃないかって思うんだけど、何度も修理して

おカネは掛かっているし、まだ十分使えるものである。

次男は「おれも被害者じゃ！」っていいたそうだけど、「アンタは自分の

懐は痛まんけど、盗られるたんびに新しい自転車買うハメになるパパの

立場はどげんなるとの」って言った。いやね、こんなに頻繁に

盗られるんなら、おちおち新しいのなんて買ってられないなって思うね。

あるいはホームセンターなんかの安売りで７千円ぐらいのママチャリを

使っとけって、言うべきなのかな…。 今の生活であたくし、

極力「いい気分」で生きていようと考えているんだけど、その点について

はね、コレがなかなか難しい。楽しいコトをやって気分よくいようと心を

砕いているワケね。 だけども確かに旅行して楽しい、幸せな気分になる

ってのは間違いないんだけど、日常生活に戻ってくると、やっぱり

ヤなコト、面白くないコトって避けられないね。

幸せ一杯な人でもウキウキして部屋を歩いていたらタンスの角で足の小指

を打って余りの痛さに思わずうずくまってしまうなんて、アンラッキーな

コトがないとは誰も言えないしね。