母の爆弾発言～その2～

「アタシはね、もう生きっとく必要やらなかとばい。」

前回の続き…。


母の爆弾発言っていうのはコレだ。

「なんばいよるとの、そげなワケなかろうもん。」だって別に、

認知症でも要介護状態でもないのだからね。 ゆったりと余生を

楽しめばよろしい、と思うんだけど。母曰く、「アンタたちに

なるだけ迷惑ば掛けんごと、考えとるとたい。」だって。それは…。

「あたくしが、輝く日本の星になるまで死ぬの、待っといて！」

って懇願したんだけどね。 今まであんまり意識してなかったん

だけど、我が親ながら、実に理想的な生き様であるネ。

とは思ったよ。っていうのはね、あたくしなんて、「生きてる限り、

他人に迷惑かけるのは当たり前。」って思っているから。

でね、あたくしがこんなコトを言うと、「人に迷惑かけて当たり前

とか、そんな生き様なんて有り得ん!!」な～んて、優秀な方たちから

意見が飛び出すコトになるかと思うんだけど、世の中にはいろんな人

がいて、一人で頑張る人も居る、人に依存してやってもらう人も居る。

それはそれでイイ。だけどね、どんな大富豪、大金持ちだって、

一人で生きていくコトは出来ないのだ、絶対にね。



しかるに人は誰にも何らかの形で迷惑を掛けているコトは、間違いの

ない事実であるワケ。そーゆー事実を認めようとせず、

「自分は、誰にも迷惑かけずに一人でやってきた!!」な～んて言ってる

人がいるけど、あたくしに言わせれば、そんなコトいう人の方が、

よっぽど迷惑な存在だといいたいね。ホント～のハナシが!!

そんな時に、次男がガッコで体育祭（6月開催）の出し物その他に

ついて、クラスメイトとややこしい問題に直面してるっていう、

ハナシを聞いた。子供たちのいざこざとは言え、当事者が責任転嫁を

しまくってるってカンジで、次男もげんなりしている様子。

体育祭も文化祭もこの手のイベントはクラス全体の総合芸術だから、

スタンドプレーや勝手な行動は鼻につく、

っていうかそーゆーの迷惑行為でしかない。自分の引き受けた分担を

キチンと責任もってやり、もし出来なかったら自分がアタマをさげて

周囲に協力を仰ぐんなら回生の可能性もあるだろうけど、どーゆー

ワケか「謝ったら負け！絶対に謝らない!!」みたいな自分に非が

あっても、絶対にアタマは下げたくないという、なんかおかしな考え

の子（大人にもホントそんな人が多いけどねそんな人はＤＱＮでしょ）

も居るんだろうかね？まぁあたくし的に見れば、すぐに謝って来る

人間の方が手強いヤツだと思っているけどね。だってすぐに謝って来る

ヤツって、自分に自信があるからなんだと思うからね。