KFCで妻の誕生日を祝う 2018

生きていたならば、今日が50歳の誕生日を迎える妻。



（一昨年の９月亡くなったので享年48歳だけど）。今日は生前彼女が

大好きだったKFCでお祝いだ。とはいいつつも、子供たちは

「なんでKFC」って、訝し気にしている。もう、まったく！

あたくしがいちいち「今日はかぁちゃんの誕生日ばい！」って説明を

しなくてはならんとは…。



まぁ、それでも子供たちも元々KFCは大好きなので、

食べること食べること。そんなワケで、子ども達と一緒にチキンを

ほおばりつつ、在りし日の妻との思い出を偲んでいた。

そして恋愛論を語る次男。６月に開催されるガッコの体育の準備に

余念がない次男。そのさなかで友人たちの恋愛話に首を突っ込んだ

らしいのだけど、同級生の、ある別れたカップルの破局の原因が、

元彼の束縛がウザいっていうハナシで、別れた後もその元カレが、

元カノの悪口を吹いて回ってるらしいと。元カノの言い分も聞いて

みないと何とも言えんけど、まぁ、最悪の別れ方だね。

別れ至った原因を教訓にして、新しい恋愛に生かすってのが大切だ！

と思うんだけど、ナニをやっとるんだか元カレ…。

そう、過度の束縛はウザがられるのだ。で、あたくしの例を挙げて

みたけど、あたくしは、妻のガッコ関係や職場の飲み会などに

「行くな。」って言ったコトはただの一度もない。

だけど妻、あたくしの同窓会とか旅行とか飲み会にはいちいち文句を

いうので、「あたくしは君の飲み会やイベントにただの一度も行くな

といったコトないのに何で？」という問いに対する妻の応えはこう。

「アンタはアタシが居らんほうが良かだけやろうけど、アタシは１日

でもアンタと離れたくなかと」だって…。いやいやいや。



いつだってそうとは限らないでしょ！結婚当初に喧嘩したときは、

「どっか行け！」って言われたから、ひと晩どっか行って帰って

来なかったら「ホントにどっか行くヤツがあるか」ってマジギレ

された。後日妻はあたくしの母にいわれてた。

「アンタ、あの人にそげなこつ言うたなら、ホントにどっか行って

しまうばい。」ってね。

そーゆーコトもあったな～って、思いつつ今から十数年前、

妻の大学時代の友人さんと３人で鹿児島旅行に行こうと誘いを受けた

彼女。九州新幹線が新八代～鹿児島中央で開通したばかりってコトも

あって「行ってらっしゃい、行ってらっしゃい！」って送り出した

あたくしだった。女子３人で指宿の砂蒸し風呂や池田湖なんかドライブ

して回ったみたいですごく楽しかったみたいで、

我ながら「理解のある亭主」でしょって大威張りのあたくしだったけど

まぁこちらは仲良しのお友達２人のご主人も同じように快く送り出して

下さったってコトで、別にあたくしのアドバンテージは

何もなかったんだけどね…。