忘れていた好きなコト

なんだか急に気温が下がったみたいな気がする。

エアコンつけると寒い。次男があたくしのお部屋に上がってくると

暑いっていうのだが、エアコンは使用せず、サーキュレーターを

微風にして使用している。



TSUTAYAで先週レンタルしたDVDを返却する日だ。末っ子は新しい

DVDを借りるんだと言っていた。なので今週の日曜日も「出たがらない

長男」もつれてTSUTAYAに出かける。2人とも嬉々として店内を物色

してたんだけど、ゲームのコーナーでSwitchの画面保護フィルムを

買っていた。なんでも過酷な使用状況化で破損したらしい。で、

破損したところから気泡が出来てしまい画面が見にくくなったんだって。

その間にあたくしは本を見たりしてたんだけど、子供たちは本とか参考書

じゃなくってDVDだけだった(笑)。



あたくしは￥2,000也の地図一冊。ココ数ヶ月で2～3冊買っている。

っていうのは今はクルマのカーナビやデンワのグーグルマップでほとんど

目的地に迷わずに行けるからね。でもそんな文明の利器使っても迷子に

なる人はなるんだけどね。だからここ10年ぐらい地図大好きのあたくしが

ホントに地図を買わなかったのだ。

クルマにカーナビがなかったころはかなりの冊数揃えてたんだけどね、

実は子供のころから地図眺めるのが好きでね、ココの場所はどんな風景

なんだろうかと、今でいう「グーグルストリートビュー」で観れるもの

をアタマの中でイマジネーションでやってたカンジと言えば

わかりやすいだろうか？クルマを運転するようになってからは、

仕事休みの日にその地図を眺めてイメージをした風景を求めて一人旅

したりした。そうそう、コレがまた楽しかったんだな。

そんなコト思い出して、忘れていた自分の好きなコトを自ら遠ざけて

いたんだなって思ったね。



TSUTAYAを後にしてお次は晩ゴハンの材料を近所のスーパーに調達に

行く。何やら末っ子が長男作の油淋鶏（ユーリンチー）を食べたいん

だって。家族みんなの分つくったら鶏肉1㎏ぐらいの量になるんだけど、

ウチではから揚げなんかも1.2㎏なんて量を平気で揚げるのでなんて

コトはない。実は次男からはカルボナーラってリクエストがあったん

だけど、最近セブンイレブンのカルボナーラがマイナーチェンジ

しててね、4種のチーズを使用しているのね。



だからまぁコレも相当美味いと思うんだけどね。だからまず

カルボナーラ評論家の次男にモニタリングしてもらおうと買っておいた。

次男は朝ゴハンで試食するつもりなんだがあたくしも同じくもう一つ

の試したい商品はコレ。



リッチに明太子を使用した和風パスタ。コレも美味そうだ。

早起きは三文の徳

今コレを書いているのが22時30分。ちょっと前に次男が帰宅。

あたくしがお買い物で見つけた「よか肉」。400gぐらいあって、

消費期限間近の半額値引をされた商品。たまたま出くわしたので次男の

晩ゴハンに丁度良かった。すき焼きみたいにしようかと思ったのだが、

ピーマンと玉ねぎを一緒に炒めて焼肉のたれぶっかけて仕上げた。

まぁコレ熱々のゴハンにピッタリだから夢中でゴハンを掻っ込む次男。

その彼の視界の端っこに目についたのが、あたくしがついこないだ

買ってきた世界の2大激辛唐辛子のブートジョロキア＆ハバネロを

用いて作られた激辛調味料「デスソースサドンデス」。



晩ゴハンに懐かしのナポリタンを食べたくなって、ウチには麺も

トマトソースも玉ねぎもピーマンも、材料は一通り揃っている。





それなのに嗚呼それなのにセブンイレブンの「具たっぷっりナポリタン」

を買ってきてしまった。レンチンして小さじ一杯のデスソースを入れて

みたら、うん、実に子気味良い辛さに仕上がったよ。



でね、次男が自分の視界にデスソースを発見し、あたくしに。

「コレ何の罰ゲーム？」って訊くので、「罰ゲームじゃなくて、

タバスコが効かなくなってきたからこっちにした。」っていうだけ。

T Vなんかでそんな用途に使われてたみたいだけど、「使こてみるの？

焼肉にかけたら味にアクセントがついて美味かばい。」ってフタ開けて

入れてあげようとしたら、慌ててお肉の皿を引っ込めた。

長男と次男は激辛味に耐性がないのだ（末っ子は少しある）。

そんなワケで我が家においてはカレーの際は中辛より辛いのはダメで、

晩ゴハンで子供たちが食べた後、翌朝ナベの底に残ったカレーにお水と

カレールウを加えて増量し、あたくしが頂いた。ただし加えたルウが

「ゴールデンカレーバリ辛」だったので、気づかずにそのまた残りを

食べた次男がアビバのカトちゃんCMのごとく口から火を吐いて、


※画像Cultura Colectivaより引用

慌てて牛乳を飲んで口の中の消火活動したりしていた（アンタはKISSの

ジーン・シモンズか？）。そんなこんなでこの事件以降、我が家で

子供たちはあたくしのこの行為を「パパの激辛テロ行為（長男談）」と

呼んで忌み嫌っている。



「明日5時に起こして。」

と末っ子があたくしのお布団に入りながら言う。

ソレは何故かと訊ねたら、早朝に起きてゲームタイムだった(笑)。



で、言われた通り朝5時に起こしたんだけど、こーゆー時って案外

スムーズに起きるんだね。でも気持ちは分かるぞ、あたくしも

子供時代、日曜祝日は早い時間にスッと起きれるけどガッコに行ってる

平日の起床時は身体がだるくて起きる際は身体がボキボキと音が

しそうなカンジだった。だけど「早起きは三文の徳」っていうぐらい

だからね。大いに推奨したいっては思う。実際には三文より以上に

多くの徳があるかもれないんだから。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

正しく生きるな、賢く生きろ！

昨今次男の、「心配という名の過干渉」がウザすぎる。

まさに「中二病」だか「正論バカ」なのだが、とはいえ大人になる

直前の、青少年期の学ぶべきコトの多い時期である。一応善悪の

判断のつくかどうかのこの時期に、正義とは、倫理とは何たるかを

間違えぬよう判断出来るように教え導いていかなければ

DQNになってしまうからね。

その下地が、っていうか善悪を測るモノサシが自分の中に出来て初めて

次のステップに行けるってものである。だから現時点で確かに正しいコト

をいう次男を褒めるコトこそすれ否定するワケにも行かないから

悩ましい。 大人になると正義感やきれいごとだけでは決して他者と

うまくやっていけないし、ヘタをすれば自分の周囲のあちこちに要らぬ

敵を作ったりするコトになる。次男も成人する頃に恐らく最初の試練が

来るであろうから葛藤で苦しむコトになるだろう。

自分の大事な正義感を木っ端みじんに砕かれるからね。



「おれは間違ったコトは言ってない！」何故分かってくれないみんな？

って、悩むワケである。実際あたくしも経験し胸に棘刺す思いをしてる。

「正しく生きるな！賢く生きろ!!」というタイトルの本を読んだコトが

ある。あ”、違った、「賢人の知恵」だった。 


※画像：ラクマより引用

じゃぁ警察や裁判所のお世話になる一部の人以外は、みんな正しく

生きてるのかっていうとそうじゃないって分かるよね？そう、

みんながみんなそれほど正しくは生きていないってコトである。

正しいか正しくないかの判断基準で生きてる人は、そうでない人を

無意識に「裁いている」ワケ。そうすると「ナニこの人、何様なん？

何の権利があっておれを裁く？」って思うワケね。必殺仕置人か

世直し人か何かとカン違いしてるのかどうか分からないけど、

「調子にのるな！」って言ってる仕置人は実は自分が

「調子に乗っていない」ワケで、相手に「調子に乗っていない」方に

合わせるコトを強いるのだ。まったくもってナンセンスだ。
 
「調子に乗ってない」より「調子にのる」方が快適だし、正しいか

正しくないかより、好きかキライかで判断する人間のほうが多分、幸せ

だろうと思うよ。




今夜の晩ゴハン、メニュー考えるのが面倒だったので、長男の了解を

取り、味の素の美味しい冷凍ギョーザ＆冷凍チャーハンにした。




以前の記事でもちょこっとご紹介したんだけど、美味いんだコレが。

海老チャーハンはレンチンで、ギョーザに至っては水も油も要らないで

絶妙の仕上がりだ。不覚にもお買い物した食料品を冷蔵庫に収納する

際に、椅子から玉子をパックごと落下させ、

「あ”！！」

って思ったがもう遅い、3コが被害に遭う…。玉子料理の予定はなかった

けど不本意ながらオムレツを焼いて後で食べよかと思いテーブルに

置いといたら末っ子が「コレ食べたい。」っていうが早いかお箸を

持ってきてペロリっと平らげてしまったよ。

豚汁とやまめ料理

9月のスタートの土曜日はいきなりの大雨。

バラバラバラっと、大粒の雨が家に屋根や地面を叩く音がする。

おかげで外出の際はだいぶ気温が下がっていたのか、このまま秋らしい

気候になってくれたら過ごしやすくていいね…。な～んて思ったよ。

日曜日だっていうのに、次男はいつもの調子でガッコ…。じゃなかった

図書館に。今夜の晩ゴハンはまたしても次男のリクエストの豚汁。大根、

ニンジン、さといも、こんにゃく、ささがきごぼう、厚揚げに椎茸と

豚バラ薄切りを大量投入。



（豚バラ肉の脂分はどうなのか気になるけど、沖縄料理なんかではソレが

美味いんだし、歓迎すべきものであるので良しとしよう）。

豚汁は家族みんな大好き。ナベ一杯に作るんだけど、みんな何杯も

お代わりをするのでゴハンの後は軽～く2/3は消費されてて翌朝には

朝ゴハンに食べるのでキレイになくなってる。お肉は500g以上入れて

いたのにみんな自分のどんぶりにお肉をバカバカ入れるものだから、

翌朝は「肉なし」になっていた。ソレで次男が「お肉の追加して！」

っていうのだが、使い切ってしまってもうない。豚バラ肉は脂が甘くて

美味いからゴハンがススム君なのだ。結局はその日の晩ゴハン、

もう200gぐらいしゃぶしゃぶ用のお肉をゆでて豚汁に投入して

食べつくしてしまった。大満足の次男。

ついでに次男がいかに豚汁が血糖値を下げるかとか、ごぼうの繊維質が

身体によいとか何やかやと講釈を始めた。もう、まったく！

そんな難しいコト言うな！そんな考えんでもお味噌汁がカラダにイイ

っていうのは誰でも分かっとるよ。お味噌は隣街の日田に買いに

行ってるしね。お味噌屋さんのお姉さんから顔を覚えられてたのか、

「デンワで注文もOKだからね。」って言われたけどね。




日曜のお昼は、川の上流の方のせせらぎの見えるところにふらりと

出掛けてみた。といっても昔義父から教えてもらって行ったコトが

あるんだけど、近くにやまめの釣り堀＆やまめ料理屋さんがあって、

長男や次男が末っ子ぐらいだった時分にやまめ釣りとお料理を楽しんだ

自然豊かな山奥をしばらく散策した。

当時の記憶を思い出しながら「あ～、そういやぁ彼らも当時は魚釣り

とか楽しんでいたなぁ～。」



※画像上Yahoo!ブログ - Yahoo! JAPANより引用

※画像下fukuoka-ijyu.jpより引用

とか楽しい想い出に浸ってきたよ。鉄砲玉みたいに一人で勝手に出かけて

行って、なかなか帰って来ない次男はともかく、長男と末っ子は

ゲーム三昧で外に出たがらない。なので夏休み中どっかに連れ出そうと

画策したんだけどコレも失敗に終わる。日曜日にやっと末っ子を

TSUTAYAに連れ出してDVDをレンタルしてくるのがやっとだった

というありさまだ。

懐かしい母の味

一昨日のコト、次男のリクエストで晩ゴハンはハンバーグがイイ！

って言われたので、そのリクエストに応えるコトにした。と言っても

ズボラなあたくしのコト、「ハンバーグならセブンイレブンの金の

ハンバーグが美味かばい＾＾。」って返事をするところなんだけど、

ココ最近の我が家のゴハンは、長男に丸投げするコトも多くてね、彼は

母親の使っていたお料理本片手に一所懸命調理にいそしんでいた。

母親の味を受け継いでもらいたい思いから、火加減とか材料の切り方とか

我ながらケッコー手厳しい指摘もしまくったよ。

で、昨夜はね、晩ゴハンは一昨日次男のリクエストしたチーズイン

ハンバーグを作ってと頼まれていたからね。



そしてこのメニュー、妻の得意料理でもある。 焼きあがったハンバーグ

の匂いにつられてか、2階から降りてきた長男が

「なんか、懐かしい匂いがする。」って言ってた。

ふっふっふ、気がづいたか？かぁちゃんのお手製ハンバーグのレシピに

極力近づけて作ったからね。長男は次男と同じ特大ハンバーグを、

末っ子は標準サイズを１コ食べ、もう1コお代わりした。 22時過ぎに

帰宅した次男も特大チーズインを貪り喰っていた(笑)。




※絵の上が特大（300g）下が標準（150g）

なので作ったハンバーグはすべて子供たちの胃袋にきれいさっぱり

消えていった。コレこそがお料理の醍醐味ってヤツであるね。



あたくしは小学2年生から自分でインスタントラーメンを作って

食べるようになったのだが、コレがお料理男子のキャリアのスタート

だった。元来喰いしんぼうだったあたくし、祖母の指導で4年生の頃には

カレーが作れるようになった。まぁはたから見れば別に大したことじゃ

ないって思う。だけどあたくしにとっては大変革だったワケよ。

だって、カレーが作れる＝カレーが食べられるようになったのである

からね＾＾。

妻の両親、義父母は美味しいもの食べるのに妥協しない人たちだった。

高級な食材を惜しげもなく買うし、調理も凝っている。おかげで

たくさん美味しいもの食べさせてもらって、精神的にとても豊かで幸せな

気分にさせてもらったしね

※関連記事：義母の想い出のメニュー

祖母に習ったカレー、義父の得意料理のちゃんぽん＆皿うどん、義母の

トマトオムレツ、妻の麻婆春雨にハンバーグなど、祖母も義母も妻も、

もうこの世には居ないけど、彼女たちの遺したメニューはすべて今も

あたくしの手で再現され、子供たちに「口福」を与え続けてくれている。

空っぽになったお皿を眺めながら思わず上の妻に

「君のハンバーグ、大好評だったよ。」と報告しておいた。