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誰でも心のリハビリは必要

以前、田舎暮らしの「山奥ニート」が話題となっていたが。

 ※関連記事:働いたら負け?「山奥ニート」ってどんな人

http://blog.so-net.ne.jp/kiichan2-tabiji/2016-02-18/trackback

 

山奥ではない、平地に住むニートや不登校、引きこもりの人は

沢山いるだろうと思うね。私が思うに彼らが特別「ヘンな人たち」

とは考えていない。中にはホントにヘンな人も(笑)いるかも

知れないけど、特別おかしいとは思っていない。会話も

フツーに出来るし、意思の疎通も出来るから。別に凶悪な行為を

するワケでもないし、問題とされるのは、学校に行かないとか

働かないというところだけである。私の身近なところにも、

不登校の子がいるのだが、普段はフツーの人である。

そこでその彼に尋ねてみたのだが、

「学校には行きたい…。でも行けない。」のだそうだ。私の経験では、

学校とは本来「行きたくない」ところなのだが、行きたくなくても

行っていたよね。学校に行くのが楽しみなんていう人が居たら

お目にかかりたいものだ。彼らとは逆なのである。なので、

彼らの親の立場からすれば、「そんなのただの怠け病だ!」

ブチ切れて引きずるように登校させるとか、やらかすワケだが、

そんなコトで片の付く問題ではないことは分からなくはないであろう。

これがあの「夜回り先生」の、水谷修先生だったら、こう言うだろう

「せっかく引きこもりやってるんだから、もう少し続けてみなよ。」

…こんなコト言われたら、逆に呆気にとられるよね。鬱になっている

引きこもりの子は自分自身に罪悪感を持っている。

「学校に行かないなんて、自分はなんて悪いヤツなんだ。」っていう

カンジだろうか。だからまず、コイツを何とかしないコトには絶対に

心の平安はない。やはり基本「いい人」だから、はた迷惑なことや

反社会的行為には罪悪感を持ってしまうのだろうね。そこで、

その「いい人」をやめてみる。人間は、人に迷惑をかけて

生きていくものだし、私など、人に迷惑を掛けないと

生きていけない(笑)とさえ思っている。そう思えば少し、気持ちが

ラクにならないかい?ついでに言うと人は自分が思うほど自分の事を

見ていないってコト。こんなことを意識するだけで違ってくると思うね。

先述の田舎暮らしのニート君たちも、周囲からはこんな生活が、

長続きするのかなんて声も受けているが、生き生きと人生を

楽しんでいるように思うよ。だって、人生は苦しむためではなく、

楽しむためにあるのだからね。楽しんだヤツが勝ちである。

そうはいってもいきなり今までのマインドを切り換えるのは

容易なコトではない。何もニートや引きこもりの人だけでなく、

誰にでも、心のリハビリは必要なのである。


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