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卒園式の感慨に満ちた思い

満月の輝く夜は美しい。

昨夜は買い物や何やらでふと気がつくと、

20時を回っていた。帰宅直後に東の空に

満月がちょうど昇ってきた。オレンジ色の満月を

見て末っ子が言った。

「お月さんにライオンがおると?」と、訪ねる。

「違うばい、出たばっかりのお月さんは

オレンジ色ばってん、昇ったら白なるとばい。

出たばっかりのお月さんはうさぎが餅つきば

しよると。ライオンになるときはお月さんが

沈む頃ばい。」と教えおいた。昔、私がその

予備知識を授かったのは小学生のときだった。

PICT4046-hdtv.jpg 

「餅をつくうさぎ」 

※画像bhdtv.seesaa.netより引用

そして今日は、我が家の末っ子。6年間の

保育園生活のラストステージ、卒園式であった。

この晴れのイベントに、妻は最初は行かないって

言っていたのだが、やはり本人の成長の証とも

いうべきイベントに参加しないワケには行かない

だろうと思ったのか、時間ギリギリになって、

準備をしてきた。一歳を迎える少し前から

預かっていただき、思いっきり問題児ぶりを発揮

していたので、手を焼かされた先生も、寂しくなる

のではないかと勝手ながら思うね(笑)。

リズム遊びやみんなで合唱なんてのも、6年間の

成長が見られてよかった。といっても我が家の

末っ子、みんな前向いて唄っているのに一人だけ

あさっての方向いてたり、集まって居るとこから

別のところにいったりと、ま~るで落ち着かない。

あと二週間ほどで小学校に行くっていうのに、

まったく、先が思いやられる…。先生方は、

律儀にも園児の一人ひとりに声をかけてくれて、

ホントに子供たちに対する愛情を心に沁みる様に

感じ恐縮した。私も先生が回ってきてお世話に

なったお礼を言ったときには、不覚にも涙を

こらえ切れなかった。イカン…ど~も、最近

涙もろくなって(汗)。

 

出会いがあれば別れもあり、また別れがあるから

新たな出会いもある。それって、当たり前の

コトだけども、それをしみじみ感じた一日だった。

 

感慨に満ちた思いで保育園を後にした私たちは、

っていうか私は、この後穏やかなひとときを

過ごせるかと思いきや、またしても妻が騒ぎ出す!

何事かと問えば、今度は入学に向けて部屋の

片づけをするという。まず、着る予定のない衣類

なんか捨てて、部屋をすっきりさせようなどと

言うが、元来あたくし「整理整頓のできない人」

である。そんな人に無理やり不得手なコトを

させるのは、ニワトリを飛べるように訓練するのと

同じである。つまり、無駄骨だってコト。

そんなワケで、入学時期までは修羅場が展開

されそうである(汗)。妻の罵声と怒声の集中砲火を

浴びるからね。病気療養中とは思えないほど、

早朝から3時間以上は、ゴミ捨てろ!片づけろ!

などと大声で喚き散らかす体力は、一体

どこから来てるのか摩訶不思議である。

いまは、桜の花は今3~4分咲き。これから

4月頭にかけて満開となるだろうね。しかし、

我が家の春はいつ来るのやら…。


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