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夕日の美しい海岸線 その2

♪改札口の向こうにはきっと輝く海がある…。

懐かしい風に吹かれてあの頃に戻る

(by:谷村新司・こころ前線)という唄の歌詞の

一部である。私は、行動のベースが唄ということ

が多く。唄に出てくる土地に良く出掛けて行ったり

するものだ。そんな歌詞にピッタリの駅のホーム

を見つけた。それは、愛媛県伊予市双海町串にある

JR下灘駅である。

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※画像www.jalan.netより引用

 

この、下灘駅、美しい海が眼前に広がり旅情あふれる

風景が、ドラマの舞台、JR四国のポスター、そのほか

多くの撮り鉄の方の撮影スポットとして有名である。

だが私は当時、この情報を知らなかったので、

偶然といえば偶然なんだけど、鉄道の利用ではなく、

並行する国道378号線、「夕やけこやけライン」

走っていて初めて知ったのである。

だけれどそこを走ったのはまっ昼間。

20150831_zekkei_shimonada.jpg 

※画像www.jalan.netより引用

夕景の美しい駅だと知ったのは随分後の

コトである。愛媛で私は知っているのは、

愛媛オレンジ(POMジュース)と、道後温泉と

今治のタオルくらいであるが…。まぁ、そんなコトは

どうだっていい。四国四県は、本四架橋3ルートが

開通するまでは、それほど交通の便が良くなかった

からである。ただ、そのおかげで開発のペースが

遅く、手付かずの自然を満喫できる美点が多かった

ともいえる。この自然豊かな土地を巡礼の地とした

四国八十八箇所めぐりなどはその際たるもので、

義父が八十八箇所を半年かけて制覇している。

私も時間と費用が許すならば、ぜひとも訪ねて

行きたい所ではある。私が最初に四国を訪れた

のは、村下孝蔵さんの唄、「松山行きフェリー」を

知ってからのこと。当時まだ二十代だった私は

行動のベースがもっぱら唄だった(笑)。

そんなワケで、広島県呉市から松山港行き

フェリーにのって、訪ねることと相成った。

(厳密に言えば、唄の歌詞の舞台となってるのは

宇品港だったが…。)

実は私は、ワケあって、

松山にはもう一度訪れたいと、思っているのである。

子供の絵本で見た原爆被爆の悲しい物語、

「おこりじぞう」のお地蔵さん。広島原爆被爆の際、

頭部が崩壊して、登場人物のひとりのおじいさんが、

頭がなくなってしまった「わらいじぞう」に手ごろな

石を頭にみたてて、のっけてあげたのだけど、

石のくぼみがちょうど、怒っているような表情に

見えるため、道行く人には「おこりじぞう」と呼ばれる

ようになったのだそう。「おこりじぞう」はフィクションで、

実在はしていないと思っていたのだが、

本のあとがきに、終戦後広島から瀬戸内海を

渡って、松山市の龍仙院というお寺に

いると記載されている。

「う~ん、コレは、子供の自由研究の

良い材料になるな…。」な~んてコトをいって、

旅行の口実を作ろうとしている(笑)。


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