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末っ子初のお風呂掃除

今日、妻のストーマ交換の日。

その際に私が入浴するよう促すのだが、

「私ば汚れ風呂に入らせんで(怒)!」と言う。なるほど、

お風呂のお湯は3日ほど変えずにいたから、若干汚れてはいる。

「分かった、洗っておくから後で入らんの。」と言って

お風呂掃除に取り掛かる…ようにしていたが、いきなり我が家の末っ子、

「おれが掃除する。」と言ってお風呂場に入ってきた。

そして私からお掃除グッズを取り上げて、浴槽の周辺を

こすり洗いし出した。お風呂用洗剤をスプレーしながら、

スポンジで以外と?丁寧に浴槽の内側、底の部分をこすっている。

うん、いいぞいいぞ。ついでと言うか、立ち上がって横のタイルまで泡立てて

洗っていた。「そこはせんでよかばい(笑)。」後はシャワーでお湯をかけて

ゆすいで完了。

「ありがとう、おかげで母ちゃんがキレイなお風呂に入らるるばい。」

そんなワケで、キレイになったお風呂で妻は入浴が出来た。

やはり数日入ってないと、消しカスのような垢が体からボロボロと出て来て

本人でさえ呆れるぐらいと言っていた。そこで、

「今度の交換の時は、あたくしが力入れて擦ってやろか?」というと、

「せんでよか!」と断られた(笑)。気を取り直して、交換を終えて、

お昼ご飯にする。

薬の影響による味覚崩壊によって食べる楽しみを

奪われた彼女の怒りの矛先はむろん私に向けられるワケだが、

彼女の気持ちを考えるとこちらが言い返したいことも言えない。

しばらくは抗がん剤を休ませようかと思っているので、

時間の経過とともに薬の効果が薄まれば、味覚も回復してくると

思っている。美味しいものを食べると人間、幸せな気持ちになるものである。

このところ、何かにつけて私に突っかかってくる妻。

元気になってくれるのは良いが、悪い事ばかり考えていたら

良くなるものもならない。病院に対する不信感から最近は

発熱や痛みを訴えても通院したがらない。そんなこんなで

自分一人苦しんでいて、お薬だけに頼っている。でも、時折ふっと、

「姉ちゃんに会いたい…。」と言ったりする。どうせ療養中の身。

毎日がエブリディだから、会いたい人には会っておくべきであろう。

「それやったら、あたくしが義姉さんに頼んどくよ。」と言っておいた。

そんな事を思いながら、義姉の自宅に出向いて行こうかと

思っていたら、たまたま晩ご飯のおかずを調達に行ったスーパーで、

義姉とばったり出くわす。

(実は、あたくしはすごく運がいい人なのである。)早速義姉に事情を話す。

「近々かあちゃんのとこに行ってみようと思ってたから。」という返事だった。

もう私のいう事は全然聞かないので、夫としてメンツが立たないが、

義姉のいう事の方が聞くのでお願いをしておいた。

これで妻も少し気分も晴れることだろう。


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成人式DQN行為、各地で勃発

成人式=新成人としての門出の日。

無責任な子供時代に別れを告げ、大人としてのスタートを切る

この日のイベントに、毎年各地で奇行やバカ騒ぎ、

いわゆる「DQN行為」を行う新成人が後を絶たない。

ド派手な衣装で登場したり、大音量の拡声器で喚き散らかす、

なんてのは、まだまだ可愛い方なんだそうで…。

北九州の成人式では、新成人の一部が、ド派手な衣装を着ることで

知られている。カラフルな羽織袴+リーゼントの男性や、

艶やかな花魁(おいらん)姿で

肩から胸元まであらわにした女性(思わずドキッとするね。)なんかも登場し、

着飾った彼女たちにカメラを向け、撮影しまくっているカメラ親父なども出現。

まるでアニメやゲームのコスプレをした女の子に

群がるカメラ小僧のようなノリで

苦笑いものだか、そうかと思えばトラブルや逮捕者が出る事件も起きていて、

「阿呆すぎて、開いた口が塞がらん。」


「また今年もか!」


と思うようなことも。和歌山市では、成人式の会場に車で乗り入れ

ドリフト走行を行い60代の夫婦をはねた疑いで

一人勝手に自爆するのは構わんが、

アンタ、人ハネてるからね。 

被害に遭ったのは、孫の成人式を見に来ていた、老夫婦。

骨盤骨折などの重傷を負わされたとか…。我が孫の晴れ姿を

と思って出かけて来てこれじゃぁ、間尺に合わんよ。 

別の成人式会場で、新成人同士のケンカにより殴られた方の

新成人の男性が急性硬膜下血腫の重体となった。

(沖縄)道路を逆走したり、信号無視をしたりなどして、

当事者の奇行の動機は他の連中みたいに暴れたかった

などと言っている。

(暴れていないフツーの連中のほうが大勢占めてるって!)


新成人の立場にしてみれば、確かに今までとは違い責任のある

行動を自覚しなくてはならない年齢となり、

無責任な子供の立場に別れを告げるために暴れたり呑んだくれる

無礼講も分からなくもないが、暴力行為や器物損壊など

逮捕されるような事件を起こしてよいというキマリなどない。

あくまでも自分たちの手に負える範囲で収めるべきであろう。

成人式の翌日に会社でないところに「お勤め」などダレも

望んではないと思うが…。だがしかし、解からないのは常識的な若者が

大勢を占める中、ほんの一握りの割合に過ぎない彼らがなぜあのような

奇行、凶行を行うのか、常識的で型にはまった大人たちのお仕着せの

成人式などクソ喰らえと反逆精神の表現なのか?それにしても

表現が破壊的すぎるゾ。

因みに私は成人式には出席しなかった。

基本、単独行動を好む私、バカ騒ぎには参加したくなかった

というだけなんだけどね(笑)。

君たち実際そんだけのエネルギーがあるっていうなら

別の場所で使え、別の場所で!と言いたくなる。

ある意味彼らのバイタリティーを羨ましく思う、 

2回と半分成人式迎えたけど、青春気分の抜けない

ヤジオからのメッセージでした。


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太宰府天満宮へ合格祈願

日曜日の朝が来た。

今朝は珍しく妻が元気に私に文句を言いまくる。

元気のない昨日とは打って変わって、

ごみをまとめろとか、そこいら片付けろとか、

よくもまぁこれだけいう事があるものだと感心する(笑)。

明日は成人の日という事で、連休となっているので私も

気分的にウキウキしているところ。妻曰く、今日は床屋(美容院)

に行きたいという事だったが、よくよく考えると、

明日の成人式の着付けなんかでおそらく予約が取れないだろう、

という事で断念。長男、次男の洋服を買いに行こうかという事に。

幸い2人とも家にいたし、サイズも分からないから試着して選べるからと、

一緒に連れていく。あり得ないことだが、我が家の次男、

とにかく恐ろしく物を粗末にする。本人に自覚はないが、

買っても買っても壊すし、長持ちしない、

メガネは3~4回フレームを壊しては買い直し、

傘はおろした当日に穴をあけて来るし、

弁当箱や、果ては洋服まで外出先で失くして来る。

フツーそんなもん失くさんやろ!と思うのだが(苦笑)。

年末も、友達と洋服買いに行くなんて言い出し、

筑紫野のイオンモールに行ったそうで、

そこしかない店でもあるのかと思えば

ユニクロだった。(阿呆か!電車賃使って筑紫野まで行って、

ユニクロなら久留米にもあるやろが!アタマ悪すぎる。)

おまけにそこでブルゾンを買ったは良いが、

着て行った上着を失くしてきていた。

買っても何にもならん…。

夕方16時頃に、おもむろに妻が大宰府に行こうと言い出す。

次男は私に言わなかったが行きたかったらしい。

「それやったら、早う言うてもらわんと。」愚痴る私。

昨年、夜中に眠い眼をこすりながらの運転を強いられ、

駐車場にやっとの思いで止めて、長男の合格祈願に参りに行った。

だけどもう10日だから、人は少ないだろうと思いきや、まさかの渋滞である。

じわりじわりと進みながら待つこと数十分、駐車場に到着。もうあたりは真っ暗。

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※画像http://lovery-iruka.at.webry.info/201111/article_1...より引用

境内に入ってお参りするのに行列に並び、お守り買うのに行列に並び、

しまいに梅ヶ枝餅を買うのにも行列に並んだ。

私の妻は、何やら昔から行列に並ぶのが好きなようである。

私の過去の記憶では、古くはたまごっち、

それからニンテンドーのDSや、Wiiなど新しいゲーム機が出ると

徹夜して行列に並んでいた。

私はそんな行為は愚の骨頂だと思うし

ハナから興味はない。

「1~2ヶ月経って、落ち着いた頃に買えば?」と言ったが、

新しいものはどぉしてもすぐに手に入れたいらしい。

(心理学でいうところの“希少性のルール”というヤツであるナ)

そんな「行列並び好き」の妻と行動をともにすると、

何回も行列に並ばされるハメになる。 今日は疲れた…。


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病院不信に陥った?

 朝起きぬけに、妻が言った。

「今日で外出とらんと、何日目やろうか?」と。

「あんたそげんと、何の自慢にでんならんばい…。」

今日は9日、そういえば今年に入ってから、外に出たのを見てなかった。

熱が出たりとか、身体が痛いからとかいろんな理由からである。

発熱はある程度やむ負えないと、主治医からも言われているとかで、

本人も想定内の事であるが、今のところ解熱剤の服用で対応するしかない。

だが、外出しないから陽にもあたらないし、

身体が固まってしまいそうなカンジになりはしないかと心配である。

味覚崩壊も本人のメンタルに甚大な被害を与えている。

何を食べても美味しくない…。何が美味しかったのか思い出せない。

食べたいものを尋ねられてもお腹は空いているのに食べたいものが

思い浮かばない。など

調理をしている立場の私も、何をどう作っても不味いと言われれば

こちらも気が滅入るし、作る気力も失せるというものだ。

むろん薬の影響でそうなったのであろうが、こういった出来事も、

抗がん剤を休んだ方が良いと思った要因の一つである。

ていうか、7日(木)は、CTと診察のあと、抗がん剤投与の予定

だったのだが、彼女は体調不良を理由にすっぽかした。

厳密にいえば、私が病院にはキャンセルの電話を掛けてはいたのだが。

本当は時折、発熱があり具合が悪くなるのを診てもらった方が

良いと思うのだが、なんせ妻が

「病院は信用できん、医者は良うなしてくれん。」

などと言って行かなかった。私的には

抗がん剤休んだのは大正解だったとは思うが彼女

腎盂炎を発症したし、そちらの方が危うい気がする。

トイレ我慢したり、水分を良く摂らなかったりで、

当然水分の不足は身体の毒素の排出を阻害する。

尿管ステントはそろそろ有効期限の3ヶ月に達しようとしている。

これは妻が一度主治医に無くしてはいけないのかと尋ねたが、

外すと再び尿管がつぶれた状態になる恐れがあり外せないらしい。

体内に入れるものなので、有害な材質ではないものだろうが

身体にしてはやはり「異物」であることに変わりない。

外せるものならそうしたいところだが…。

 

昨日に至っては、熱が出た際苦し気に言ったことが、

「病院には行きたくない。行ったら戻ってこれんかも知らんけん。

病院では死にとうなか。家で死にたか…。」

(ちょ~!気が早すぎばい!阿呆なこついいなさんな…。)

「あんた、今死んだなら、末っ子のこつはどげんすっとの?

生きとかんとでけんとばい!」

末っ子に引き合いに出し励ます。

私のために…。なんて思ったらハラが立つだろうから

少~しだけ、気にかけておくれ。


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春の七草粥を食す

 今朝目を覚ますと、妻が「暑い、暑い。」と言っている。

こちらは寒くってしょうがないのに熱でもあるのかと思っていたら、

やはり体温計で熱を測ると38.5度。今日は丁度病院の日だから

診てもらうようにしたらと言ったが、「動きたくない。」というので

時間を見計らって病院に電話し、キャンセルの旨を伝える。

「腹減った…。」と彼女が言うのでご飯も炊けていることだし、

七草粥を食べようかと言ってみる。最近薬の影響なのか、

妻の味覚は崩壊し、何を食べても美味しくないという。

食べる楽しみのない人生なんて、はっきり言って人生の楽しみの

3/4位を奪われたようなものである。可哀そうではあるが致し方ない。

「抗がん剤やめてみるの?ラクになるかん知らんばい」と話すと、すかさず

「早よ死ぬやんね(怒)川島なお美のごと…。」なんてこと言っている。

(そげな、抗がん剤ばやめたけんち言うてからそげん早よ

死ぬてんなんてん早計すぎるばい…。)

苦痛を感じるのは癌にではなく抗がん剤治療の方である。 

今、彼女の心は

「苦しみに耐えていても希望がない、死んだがマシかん知らん。」

という思いと、

「末っ子の小学校に上がったら、サポートしてやらんといかん。」

という生きなければ…と言う思いが振り子のごとく揺れ動いている。

なんとか今の苦痛を軽減し、生きる希望を持ってもらいたい。

 

今日、1月7日は七草粥を食べる日である。

お粥だから、今の妻にはピッタリのメニューだと思って、

「落ち着いたら、七草粥ば食べに来んの。」と伝える。

材料の七草は…便利なもので、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、

ホトケノザ、スズナ、スズシロのすべてがセットになったのが

スーパーで販売しているので、

2,3日前買っておいたのを刻んで使用する。

本来であればお米から炊くのが本格的だが、すでにご飯は炊けてるし、

これで構わん。大根やカブのミニチュアみたいなのをスライスして

先にだし汁で煮る。その後ご飯を投入する。

味付けはホントは塩のみだが、

いつもの雑炊作るクセで、うすくち醤油入れてしまった(笑)。

ま、いいか…味薄めにしとこ。ご飯が柔らかくなったとこで

七草をいれてかきまぜて完成。というところで

「出来たば~い。食べに来んの~。」と妻とすえっこを呼ぶ。

お椀についで、2人に出す。妻、黙々と食べ始める。

末っ子は食べようとポーズを取ったが「くたい(臭い)。」といって食べず、

レトルトのミートボールなんかを温めて食べている。

こちらは興味の圏外である。妻の方はといえば、やはり「美味しなか…。」

といってる。

来週抗がん剤の予定になっているが、私も義父も

「やめておけ…。」という意見で一致している。

しばらくフコイダンの飲用だけにして、

ホントに少し休んだほうが良いと思うので。


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GACKTさん、プレッシャーとストレスで“十円ハゲ”に

「芸能人格付けチェック」で連戦連勝の孤高の王者。

歌手のGACKTさん。ご自身のブログで番組出演の

プレッシャーとストレスから円形脱毛症になっていたことを告白された。

美容室で「頭に小さな円形の脱毛がある。」とスタイリストさんに指摘され

気付いたというもの。さぞかしショックであろうかと思いきや、ご本人曰く

「ボクも人間だな…。」と大笑いしたそう。

(実際自分が見つけたなら、腰抜かすほどショックだって…。)

ご存知の方も、ご覧になって、テレビの前で

ご一緒に楽しんでいる方も

多いかと思うのだが、この番組は芸能人がチームを組んで味覚や音感など,

ジャンルごとに2択の問題に臨み、正解、不正解により芸能人の「格付け」

を評価するバラエティー番組である。

元日放送回までに36連勝を記録していて、

視聴者の注目はどこまで記録を延ばせるか…。

というところだったのだが…。結果的には、チームを組んだ中山優馬さん、

Kis-My-Ft2の北山宏光さんの誤答により連勝は39でストップ。

格付けチェック開始前にチームメイトとなった2人に、

「ジャニーさんにはワルいけど、間違ったらブッ飛ばす。」なんて

穏やかならぬコトを言っていたGACKTさん。

連勝ストップが決まった瞬間、

脱力し、実際にはブッ飛ばす気力なんか残ってはいなかったようで、

まぁ、血の雨が降らなくて、不幸中の幸いってカンジであろうか。

番組収録中も彼のプレッシャーは半端ではなかっただろう。

いつものクールさを装いつつも内心は途中でご自身でも

メンタルがおかしくなっていたと感じていたのだそうである。

「十円ハゲ」の件にしたって、極度の精神的ストレスを受ければ

だれだって出来る可能性はあるだろう。適度なストレスは

良い意味で必要かとは思うが、今回のケースでは、

過度なストレスによって引き起こされたものであるしご本人の身体にも

多大な悪影響を及ぼしたと言えるな…。

これが積み重なれば病気になるぞ…。

心の健康を保つことは身体の健康を

保つ上でもとても大切なことであると思う。

今後の彼のご自愛を心から願う次第。

何にしても、こういう結果となって、一人の視聴者としては残念だったとは

思いつつも反面、ご本人にしたら、ある意味肩の荷が下りて

ホッとしていることではないだろうか?

連勝ストップしたからと言って、彼の人間的価値が下がるワケではないのだから。

「お疲れさま、御身お大切に。」とねぎらいの言葉を

掛けてあげたいところであるな…。


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ラピュタ放映と滅びの言葉「バルス」

「バルス!」

とこの映画の主役の二人が叫ぶ。「天空の城ラピュタ。」

新年早々滅ぼしてどうする!?

日本テレに系『金曜ロードSHOW』(午後9:00~)で2作品を

二週連続で放映予定のスタジオジブリ・宮崎駿監督作品

「天空の城ラピュタ」(15日放映)「魔女の宅急便」(22日放映)

上映から30年も経過した今なお人気のアニメ作品でテレビ放映される度に

「バルス!」呟きがSNSを埋め尽くすことが予想され、

「滅びの言葉」ならぬまさにインターネット・サーバーダウンの呪文である。

そんな経緯から近年の放送では「バルス祭り」とか「バルス現象」などと呼ばれ、

「バルス」と叫んだ放送時間を予測する特別企画まで実施されるとか…。

まぁそんな大騒ぎはともかく、実際には騒ぎに違わず

秀作であることには間違いはない。

前作「風の谷のナウシカ」に引き続き、担当される制作スタッフ陣も多く、

作画監督:丹内司さん原画頭:金田伊功さんを筆頭に

アクションシーンを得意とするアニメーターが多数参加しておられるのも特徴。

美術監督は山本二三さん。宮崎作品の背景美術を長年務めておられ、

「二三雲」と呼ばれる独特の雲の描写は空中シーンの多い本作では

偉観なく発揮されている。

主な話題となっているヒロイン・シータが唱える呪文。

シータが幼いころ、おばあちゃんから教わった、

「リーテ・ラドバリタ・ウル・アリアロス・バル・メトリーヌ」

この呪文を無意識に口にしたシータの飛行石は猛烈な光を放ち、

周囲に嵐が吹き荒れる。そしてさらに地下に眠っていたロボット兵を

覚醒させシータを守るために彼女の囚われていた要塞をたった一機で

巨神兵なみに熱線ビームを吐きまくり

要塞を戦のような火の海にしてしまう。

王女一人を救い出すのにトンでもない犠牲出すな!

滅びの言葉「バルス」は先の言葉と同時に教わったものだ。

良い言葉に力を持たせるには悪い言葉も知らなくてはいけない…。という事で、

物事の両極端を知らずして真実はつかめない。と言う人生哲学

のようなものもおばあちゃんはシータに教えたかったのだろうね(笑)。

思わず笑えるセリフもいっぱい。

「信じられるかぁ?あの娘がママみたいになるんだぜ~」

おいおいおい…。

マジかよ…宮崎作品のヒロイン美人キャラは、ラナも、モンスリーも

クラリスもナウシカもクシャナも、シータもさつきもキキも

み~んな将来「ママみたいに」なってしまうってのかい?

タイガーモス号のドーラの自室に若かりし頃の写真があるが

(ナウシカみたいな人だったのだね)

「あ“~がれぇぇぇ~。」

映画製作中のアフレコ収録の際、

お子さんを妊娠中だった主人公・パズー役の田中真弓さん、

超気合入ってましたが体調大丈夫だったのでしょうか(笑)?

「目がぁ、目がぁぁぁぁぁ。」寺田農さん、いい味出してますねぇ。

何度も放送されているこの作品。

私もまた、思わず観てしまうんだろうなぁ。


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宮島への思いを馳せて…

正月あけて今日は2日。今日は、

お正月休みをどのように過ごそうかと思案していた。

毎年恒例の、宮島参りに行こうかと、妻に打診するものの

「体調も悪いし、カミも変やけん行かん。」と言ってる。

年末に美容院に行きたいと言っていた妻だが、費用がいくら

掛かるのかをはっきり言わないもんだから、いくら渡したらいいのか

分からない。そんなこんなで行かずじまいで年明けを迎えてしまった。

今そのことで私はエライ責められている。しまいには

「あんたが、床屋に行かしてくれんけんたい、3万円ち言うたら

それだけ渡しゃよかやんの!それけんどこも行きとうなかったい。」

とキレられ、終日出掛けることが出来なかった。

(阿呆な…。誰が美容院に3万円も何するのに使うかい。)

だが病人相手にいろいろ言っても始まらないし、妻が行かないとなると、

高速代も通常料金になってしまう。

(ストーマ所持者は障害者手帳4級。高速代は半額!)

今日は、せめてもの憂さ晴らしに飲みまくって過ごすゾ。

なんて考えながらひとり宮島へ思いを馳せる。

我が家では宮島へ出かける場合、早朝から出発をする。

高速は久留米ICから乗って、夜が明け始める頃、関門橋を渡り

山口県に入る。小郡ICを通過した直後山口JCTから山陽道に。

岩国ICを通過すると大竹IC手前のトンネルからは広島県である。

そこからほどなくすると右手に海が見えてくる。宮島を右手に

残念さんを左手に見たら、間もなく大野IC。

高速を降りて国道2号線に出て宮島口へ向かう。

宮島口の駐車場は正月は混雑するのでしばらくは並んで待つ。

クルマを止めたらおおむね7時を回っている。

宮島松大観光汽船の宮島口へ到着。フェリーの時間は7時40分位

(10分毎発着)なので、切符を買って待機。

乗船の案内に従い第一便に乗り込む。

所要時間約10分程だが途中の景色も皆楽しんでいる。

ほどなくして宮島桟橋に着岸する。改札口を通り抜けて外に出ると、

厳島神社は右方向である。歩いていくとそこここで鹿と出会う。

我が家の末っ子、最初こそ怖がっていたが、慣れてくると背中を触ったり、

頭をなでたりしている。危険なことのないように気を付けながら…。

厳島神社でお参りをして、破魔矢とかお守り何かを買って、

大鳥居まで歩いていく。昨年はちょうど引き潮で鳥居の下まで

歩いて行くことが出来た。その後、紅葉堂本店に立ち寄り、

名物「揚げもみじ」を頂く。我が家では宮島と言えばやっぱりコレ!

と言う感じで宮島を訪れた際は必ずここで食べている

正月でなくても、妻の体調が良ければ、

折を見てまた訪れたいと思っている。


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がめ煮と、妻の味覚崩壊

 我が家の年末年始の食生活は、

お正月用オードブルやフライドチキンなどのオンパレードで

これにはいささか妻も「何で手作せんと?」などと不満げに言うので、

私の方も「作る気になかなかならんとたい。」と返事。ついでに

「何か食べたかもんのあるとの?」と訊くと、「心のこもった手作りの料理。」

な~んてことを言う。(あたくしの最も苦手とすることではないか…。)

「とりあえず訊こう、何ば食べたかとの?」と尋ねると妻、

「がめ煮(筑前煮)。」と言った。私としてはがめ煮は食べるのは

嫌いではないが、作るのは好きではない。がしかし

妻の頼みもたまには聞いてあげねばと思い不本意ながらも

材料を調達に行って来て、調理をする。妻が

「がめ煮材料キットかなんか買うて来たとやろ。」などと言ったので、

さすがに一生懸命作った私もこれには腹を立て、

「全部材料は自分で切って、調理したばい!そげなこつ言うなら

もう2度と作らんばい、ほんな話が!!」と言い放つ。実は

妻は私がそういうリアクションをすることを承知の上で言ったのである。

 

大昔、義母の生前妻がサンドイッチを作る必要があったのだが、

「君が作ってみらんの。」と言うと「作ったことない…。」とか言ってる。

「え“~っ、君そんなスキルも持たんで俺とこ嫁いで来たと?

そんなスキル、標準装備が当然やろうもん?」と、驚いたが、

気を取り直し、「しょんなかねぇ、あたくしが作って見せるけん、

以後は作ってよね…。」と言い取り掛かる。材料をパンにはさみ、

まな板の重しをかけて小一時間…。

パンの耳を切り落とし半分に切って完成。

私は幼いころ幼稚園や小学校の遠足で母や祖母から

サンドイッチ作ってもらって、その切り落としたパンの耳をかじるのが

無上の愉しみであった。(今でも大好きである。)

最近のサンドイッチ用のパンは

最初っから耳がない商品があるのだが、

あれは絶対に許せん!

耳にちょっと残った材料がいい味出してるのに、その愉しみを

奪ってしまうではないか。そして完成したサンドイッチをいとこに届けた次第だが、

その際久留米市内で有名な肉屋さんのお箸と手拭きを付けていたら、

義母から、「肉屋さんやらで買うて来てから!」と

妻が言われたと聞いた。

「うぬ…。人がわざわざ手間かけて作ったもんば、

買うて来たてんなんてん…。もう2度と作らん!」

このようなやり取りが過去にあって、私がブチ切れた当時のこと

覚えている妻は先ほどのようなことをワザと言ってのけたのである。

この罰当たりもんが…。

で、肝心のがめ煮は完成したが、こんにゃくと、どんこを入れてなかった。

こんにゃくは買うのを忘れ、どんこは家にあるかと思いきやなかった。

そして妻、実食。「美味しなか~。」(ウソでも美味いと言え!)

私は調理の際本なんか見ないし、調味料なんか計って作った

事もないが、何度も味見をして適正だと思ったので出したのだが

先述の評価だった。

「薬の影響で、あんた味覚崩壊しとるとじゃなかとの?」

と言うと妻、「最初から崩壊しとるあんたに言われとなか。」だって。

あ“~腹ん立つぅ!

というワケで、皆様、今年もよろしくお願い致します (笑)。


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ハイパフォーマンスセダン・GS-F登場 その2

新年あけましておめでとうございます。

前回お伝えした、GS-F。主にエンジンについての解説に

終わった感があるので、今回は2回目という事で、

私個人的に注目の機能的な部分についてお伝えをしてみたい。

一つは、アクティブサウンドコントロール(ASC)というのがある。

スポーツカーにとって、エンジンサウンドはクルマとの重要なコミュニケーション情報。

スポーツカーを操るドライバーは耳から入るエンジン音やタイヤのスキール音

などから車の状態を掴み取る。エンジン自体での走行時における

サウンドチューニングはもちろん、なんとスピーカーから調整音を流して、

ドラーバーの感性領域に訴えるサウンドを作り上げている。

最近のクラウンには、車内に侵入するノイズをスピーカーから

ある特定の音を流してぶつけることで打ち消す技術が盛り込まれているが、

その技術の応用であろうか。

 

開発主幹を務める矢口幸彦氏は実はかつて

初代LS400(UCF-10セルシオ)の

振動、騒音対策を手掛けていた。

その際に「世界一静かな車を造ってやる。」と宣言したそうで、

実際にそれは実現されたのだが…。

その際の開発コンセプトの一つに「源流対策」と言うものがあって、

振動にしろ騒音にしろ、元となるものを徹底的に追及して

抑え込んでゆくという開発スタイルを取っていた。

そんな経験をもつ矢口氏だからこそ音を殺す仕事から、

音を生かす仕事にもその経験が生きているのであろうか。

と言うのは、私の勝手な憶測ではあるが…。

高級サルーンと対極にあるスポーツモデルGS-F。

サウンドを感じさせるための演出も

こだわりを持ってされているな。なんせ音を抑えなくてはならない

高級サルーンから一転ドライバーの感性に訴えるようなサウンドを

創り出すことが要求されるスポーツモデルの開発だからね。

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※画像 http://clicccar.com/2015/11/26/340989/

もう一つはブリッピングダウンシフト機構。

IS-Fから登場した新機能である。いかなるスキルのドライバーも

受け入れるのがこの車の美点であるが、それに一役買っているのがコレ。

初めて私がこの機能の存在を知ったのはフェラーリ360モデナだったか…?。

ブリッピングダウンシフトを採用したこの車、(Mポジション選択時)

シフトダウンの際ドライバーがブレーキングとシフトダウンを行うと、

ダウンしたギヤに合わせたエンジン回転数を瞬時に演算し、

回転を合わせてしまうというスグレもの。

これは上級ドライバーが、見事なヒール&トゥを決めてコーナーを

攻める場面で、昨日免許を取った初心者が同じコトを出来てしまう。

この車はヒール&トゥのテクニックを不要にしてしまったワケである。

おまけにこの車のシフトチェンジのスピードは最速0.1秒。

人間がマニュアル操作で出来る速さではない。

まったく、便利になったものであるなぁ(苦笑)。

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