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宮島への思いを馳せて…

正月あけて今日は2日。今日は、

お正月休みをどのように過ごそうかと思案していた。

毎年恒例の、宮島参りに行こうかと、妻に打診するものの

「体調も悪いし、カミも変やけん行かん。」と言ってる。

年末に美容院に行きたいと言っていた妻だが、費用がいくら

掛かるのかをはっきり言わないもんだから、いくら渡したらいいのか

分からない。そんなこんなで行かずじまいで年明けを迎えてしまった。

今そのことで私はエライ責められている。しまいには

「あんたが、床屋に行かしてくれんけんたい、3万円ち言うたら

それだけ渡しゃよかやんの!それけんどこも行きとうなかったい。」

とキレられ、終日出掛けることが出来なかった。

(阿呆な…。誰が美容院に3万円も何するのに使うかい。)

だが病人相手にいろいろ言っても始まらないし、妻が行かないとなると、

高速代も通常料金になってしまう。

(ストーマ所持者は障害者手帳4級。高速代は半額!)

今日は、せめてもの憂さ晴らしに飲みまくって過ごすゾ。

なんて考えながらひとり宮島へ思いを馳せる。

我が家では宮島へ出かける場合、早朝から出発をする。

高速は久留米ICから乗って、夜が明け始める頃、関門橋を渡り

山口県に入る。小郡ICを通過した直後山口JCTから山陽道に。

岩国ICを通過すると大竹IC手前のトンネルからは広島県である。

そこからほどなくすると右手に海が見えてくる。宮島を右手に

残念さんを左手に見たら、間もなく大野IC。

高速を降りて国道2号線に出て宮島口へ向かう。

宮島口の駐車場は正月は混雑するのでしばらくは並んで待つ。

クルマを止めたらおおむね7時を回っている。

宮島松大観光汽船の宮島口へ到着。フェリーの時間は7時40分位

(10分毎発着)なので、切符を買って待機。

乗船の案内に従い第一便に乗り込む。

所要時間約10分程だが途中の景色も皆楽しんでいる。

ほどなくして宮島桟橋に着岸する。改札口を通り抜けて外に出ると、

厳島神社は右方向である。歩いていくとそこここで鹿と出会う。

我が家の末っ子、最初こそ怖がっていたが、慣れてくると背中を触ったり、

頭をなでたりしている。危険なことのないように気を付けながら…。

厳島神社でお参りをして、破魔矢とかお守り何かを買って、

大鳥居まで歩いていく。昨年はちょうど引き潮で鳥居の下まで

歩いて行くことが出来た。その後、紅葉堂本店に立ち寄り、

名物「揚げもみじ」を頂く。我が家では宮島と言えばやっぱりコレ!

と言う感じで宮島を訪れた際は必ずここで食べている

正月でなくても、妻の体調が良ければ、

折を見てまた訪れたいと思っている。


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がめ煮と、妻の味覚崩壊

 我が家の年末年始の食生活は、

お正月用オードブルやフライドチキンなどのオンパレードで

これにはいささか妻も「何で手作せんと?」などと不満げに言うので、

私の方も「作る気になかなかならんとたい。」と返事。ついでに

「何か食べたかもんのあるとの?」と訊くと、「心のこもった手作りの料理。」

な~んてことを言う。(あたくしの最も苦手とすることではないか…。)

「とりあえず訊こう、何ば食べたかとの?」と尋ねると妻、

「がめ煮(筑前煮)。」と言った。私としてはがめ煮は食べるのは

嫌いではないが、作るのは好きではない。がしかし

妻の頼みもたまには聞いてあげねばと思い不本意ながらも

材料を調達に行って来て、調理をする。妻が

「がめ煮材料キットかなんか買うて来たとやろ。」などと言ったので、

さすがに一生懸命作った私もこれには腹を立て、

「全部材料は自分で切って、調理したばい!そげなこつ言うなら

もう2度と作らんばい、ほんな話が!!」と言い放つ。実は

妻は私がそういうリアクションをすることを承知の上で言ったのである。

 

大昔、義母の生前妻がサンドイッチを作る必要があったのだが、

「君が作ってみらんの。」と言うと「作ったことない…。」とか言ってる。

「え“~っ、君そんなスキルも持たんで俺とこ嫁いで来たと?

そんなスキル、標準装備が当然やろうもん?」と、驚いたが、

気を取り直し、「しょんなかねぇ、あたくしが作って見せるけん、

以後は作ってよね…。」と言い取り掛かる。材料をパンにはさみ、

まな板の重しをかけて小一時間…。

パンの耳を切り落とし半分に切って完成。

私は幼いころ幼稚園や小学校の遠足で母や祖母から

サンドイッチ作ってもらって、その切り落としたパンの耳をかじるのが

無上の愉しみであった。(今でも大好きである。)

最近のサンドイッチ用のパンは

最初っから耳がない商品があるのだが、

あれは絶対に許せん!

耳にちょっと残った材料がいい味出してるのに、その愉しみを

奪ってしまうではないか。そして完成したサンドイッチをいとこに届けた次第だが、

その際久留米市内で有名な肉屋さんのお箸と手拭きを付けていたら、

義母から、「肉屋さんやらで買うて来てから!」と

妻が言われたと聞いた。

「うぬ…。人がわざわざ手間かけて作ったもんば、

買うて来たてんなんてん…。もう2度と作らん!」

このようなやり取りが過去にあって、私がブチ切れた当時のこと

覚えている妻は先ほどのようなことをワザと言ってのけたのである。

この罰当たりもんが…。

で、肝心のがめ煮は完成したが、こんにゃくと、どんこを入れてなかった。

こんにゃくは買うのを忘れ、どんこは家にあるかと思いきやなかった。

そして妻、実食。「美味しなか~。」(ウソでも美味いと言え!)

私は調理の際本なんか見ないし、調味料なんか計って作った

事もないが、何度も味見をして適正だと思ったので出したのだが

先述の評価だった。

「薬の影響で、あんた味覚崩壊しとるとじゃなかとの?」

と言うと妻、「最初から崩壊しとるあんたに言われとなか。」だって。

あ“~腹ん立つぅ!

というワケで、皆様、今年もよろしくお願い致します (笑)。


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