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2回目の尿管ステント交換と、検査の結果

 今日、妻は泌尿器科で診察と、

腎臓から膀胱に尿を流す尿管ステントが

3ヶ月の有効期限を迎えるため、

交換を実施するために来院する。本人曰く、

交換の施術の際すごい痛いので、出来る事ならやりたくはないと

言っている。そうはいっても前回の診察の際外せないかと

尋ねると、先生からはまた尿の流れが悪くなるから

現状外せないとの返事であった。本人の気持ちとしては

出来れば外したい所だろうが今回も先生の返事は

「外した場合、また尿管が詰まって流れなくなる

恐れがあるので外さない方が良い。」とのこと。

2週間前、CTと診察と抗がん剤を体調不良を理由に

すっぽかした妻、さすがに現在の状況が掴めないのは

甚だ不安であろうかと思っている。病院に到着すると、

私は職場のオフィスに顔出して、出さなくてはならない資料が

あるからそれを渡して戻って来るからと、

妻には伝えて一旦職場に顔を出す。

すぐに病院にとんぼ返りし、妻のいる泌尿器科外来に向かう

丁度順番待ちをしていた彼女が呼ばれて処置室に入っていった。

処置を開始した際の先生の声がデカくて、外で座って待っている

私にも会話が丸聞こえであった。

「やっぱりねぇ、左はステント外したなら流れんごたる。

右のほうは…どぉかなぁ一日水を1.5リットル飲めるか

約束出来るね?それなら外せるかなぁ?」

妻の返答は聞き取れなかったが、先生の次の話は

「やっぱり右も入れとかんといかんごたるよ。」と言っている。

聴きづらいが、イヤだって言っている様子。

結局は左右両方交換となって終了し、

よろめきながら処置室から妻が出てきた。

帰る前に先生がこちらに来て、今日の採血の数値とか

現状の状態など私に説明してくれた。血液の数値などは

良好で特に異常はないそうであるが、水分摂取の不足は

良くないとの指摘。水分をたくさん摂って、

尿を出すことによってしか毒素を体外に

排出しにくいということであった。さっそく帰りにスーパーで

彼女の飲む天然水を調達する。夕方、業務終了後。

私は自分の用事を済ませるために作業を行っていた。

私の携帯に妻から着信。「どげんしたとの?」と訊ねると、

「今、すごい痛いと。どうにかして…。」と訴える。

「あたくしが、傍で拝んどってんどげんもならんばい。

痛み止めのお薬はもらっとらんとの?」と訊くが、

「ない。貰っとらん。」前に貰ったのはどうしたのか訊くと

「薬はどうでんよか!何で戻って来んとねぇぇぇぇぇぇぇ(絶叫)!」

と、金切り声を上げている。

訊けば傍にいてドライな受け答えをする長男にも

罵詈雑言を浴びせている様子である。

こりゃあイカンと急いで家に戻り、

痛がっている彼女の背中をマッサージした。

今日は一日ドタバタで、彼女の床屋の話はまた出来なかった(汗)。


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私はもう、死んでいる…。

 「私の人生は終わった…。」と、妻が呟いた。

だがちょっと待て、まだ眼を開けていて息もしている。

私に憤まんをぶちまけてもいる。終わったなんていうのは

彼女が入った棺桶を覆った時、初めてそういうのである。

それに終わっているのならあたくしに不平不満を言う元気も

ないハズである。何を阿呆なコトを…。

今日は床屋(美容室)に行くというのを先日から言ってたのだが

彼女、カンジンの予約の電話を入れようとはしない。

「デンワしたくない…。」とか言って。

「ほんなら、あたくしがデンワばしちゃるけん、

お店の名前ば教えんの。」って言うと

 「お店の名前は忘れた…。」答えるので、

「じゃぁ何町の?」

というと「久留米市…。」だと。

「久留米市は分かっとる!そこは北野町の?、田主丸町の?

城島町の?三潴町の?今はみ~んな久留米市ばい。」

「そんな田舎じゃなか。中心の辺。」

「MAPば表示するけん、どこか指してんの。」

「地図は読めん…。」約1時間にわたり、

このような押し問答が続いた。

怒りが頂点に達した私は

「目的は何の?あたくしば腹かかしてキレさする事の?」

「怒らんで…。」

「…あのね君、あんたがあたくしの立場で自分の時間ば

無意味に何時間も奪われたら怒らずにおれるかい?

あたくしもせにゃいかん仕事とか、あるとばい。」

「ゴメン…。」

「じゃぁ今一度訊こう。お店の場所は?」

「分からん…。」

やり残している仕事も片付けなくてはならないし…。

「もぉ、知らんばい!こっちも時間なかとやけんが。」

と出て行こうとすると、「それで、あんたいいと?」

「あんたが質問に答えんとがいかんとたい。」

 

ホントにお店の場所や名称を忘れたのか、

ただ単に私をおちょくっているだけなのか…。

前者だったら若年性健忘症なのか?と、心配なとこである。

会話に「あれ」とか「それ」が多いとか地図を見ても

自分の居場所が分からないとか、何点か当てはまっているナ…。

後者の場合は多分にありうる。妻は他人に対しては

ものすごく気遣いが出来る人なんだが、私に対しては、

特に最近凶悪な行為が多い。トラブルを更にややこしくさせる、

いわゆる「ひっかき回し屋」なんである。貴方の周りにも

きっと一人や二人はいるハズである。

傍から見れば私は妻にとって、

「素の自分を出せる唯一の人…。」

といって私にお褒めの言葉をくれる方もいる。

と、言えば聞こえはいいが、凶悪行為を

やられる方の私はたまったものではない(苦笑)。

今日は、体力のほとんどを妻との押し問答に使い果たした。

早いとこ妻を床屋に連れていき、

ベッピンさんにしてあげないと、

いつまでもご機嫌が悪いので

明日は再度のトライをすることにしている。


「やはり人生、希望を持って生きなくてはね。」


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