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太陽系最果ての星、冥王星の謎とロマン

太陽系の最果ての星、冥王星。

直径2,370㎞で月よりも小さな星であるがゆえに、

2006年以降、準惑星区分とされた不遇の星…。

この謎とロマンを感じざるをえない冥王星、

近年になって続々と驚きの発見が続いているんだけど、

氷の火山や青い空、窒素にあふれた平原などと、

いろんな現象が発見されているけど、今回はなんと、

地面の下に水の海があるかも知れないというのが

わかってきた…。のだけど、「宇宙戦艦ヤマト」で、

ガミラスの基地が建設されて地球の海をすべて干上がらせ、

放射能まみれにした灼熱の岩石、「遊星爆弾」の発射基地

となっている。(下の写真、冥王星と左上は衛星カロン)

sk_caron_02.jpg 

※画像http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1510/02/new...より引用

「銀河鉄道999」では、機械の身体と永遠の命を手

に入れた人がかつての自分、生身の身体を氷の下に

保存していて管理人シャドウによって守られているっていう

設定になってたけど、「ヤマト」の場合、ガミラス人によって

星の環境が操作されて、海が作られているというコトに

なっている。だが昨年あたり、氷の表面全体に地殻運動の

証拠が見られるということらしい。太陽から遠く離れた

(約50億㎞!)星であり、地表面温が零下270℃で、

カチコチに凍っていると思われるこの星からして、

考えにくいコトであると、天文学者たちも説明に苦慮しているとか…。

今週発表された論文によると、

(Geophysical Research Lettersによる)地面の下の海が、

部分的に凍結していると考えられている。

論文編集者の

Noah Hammond氏は発表文書でこう語っている。

冥王星の氷の平原は地質的に若く、地表では活発に

活動が見られている。冥王星に液体の海があるという説は、

特別新しいというワケではなく、(1974年放映当時の「ヤマト」

ではガミラスの冥王星基地の新兵器、反射衛星砲の攻撃を受けて

艦の制御が不安定となったヤマトが”冥王星の月”

ロケットアンカー(動力付き宇宙錨)を打ち込んで

停止するシーンがあるが、無論その当時、

冥王星の衛星「カロン」はまだ発見されていなかった…。

停止後 、さらに追い打ち攻撃を受けてヤマトはたまらず

冥王星の海に着水する…。 

まったく、冥王星の海といい、衛星の存在といい、

SF設定を担当した豊田有恒氏や、メカデザインを

担当したスタジオぬえ(松崎健一氏、宮武一貴氏、

加藤直之氏)のクリエイター諸氏のイマジネーションには

脱帽ものである(笑)。)「地質的に若い」って、いうことは、

月のように地殻内部のマントル対流や高温の核

(コア:地球の中心核の温度は6,000℃といわれている)

などの活動が停止しているものではないってコトを

物語っている。

 

次回につづく…。

※関連記事:太陽系最果ての星、冥王星の謎とロマン その2 

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-06-26

漫画で見た星が本物に?

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2015-12-04


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