太陽系最果ての星、冥王星の謎とロマン その2
冥王星の表面は、揮発性の高い氷の層があって、
※画像chuansong.meより引用
(窒素やメタン、二酸化炭素を含む)この氷の下には,
厚い水が主成分のマントルがあって、コレが岩石中心の
核まで続いているらしいという説がある。そのほとんどは
凍っていると思われるけど、熱い核に近いところは
液体の部分があるかもしれないってところ。そんなワケで、
冥王星は星全体が個体ではないコトを示している。
んで、こっから先は「ヤマト」の世界。
完全に水の海が描写されまくっている(笑)。
ガミラスの超破壊兵器、反射衛星砲は海中に設置されていて、
砲を撃ったときに海面の氷が熱で融け、発射後に再び
バチバチと凍るんだけどね。コレが曲者で、エネルギーを
反射板搭載の衛星を使用してのオールレンジの攻撃とともに、
なかなか発射地点を特定できない。ヤマトは攻撃を受けて
沈没したと見せかけて、何発かわざと撃たせたりして、
発射地点を特定し、反撃に移るワケであるが、
オリジナル版とリメイク版の「宇宙戦艦ヤマト2199」とでは、
攻撃方法が異なっている。オリジナルでは,
ヒーロー古代進を筆頭に攻撃隊を編成し敵基地に乗り込んで爆破。
「2199」では、基地上空をコスモゼロで哨戒していた
女性パイロット、山本玲が目視により発射地点を確認し
ヤマトに伝達。
※画像blog.goo.ne.jpより引用
ヤマトは時限信管付き三式弾を発射。海底に隠された
反射衛星砲の爆破に成功する。爆破に伴い基地に
洪水が押し寄せて来て、冥王星基地は陥落と相成る。
艦長:沖田十三が重々しく言った…。
「ガミラスの冥王星基地は終りだ。もう地球に
遊星爆弾が降るコトはない…。」基地の水没寸前、
司令官シュルツの率いる残存艦数隻は辛くも脱出し
宇宙空間へ飛び立ったが、敗戦の将シュルツに、
ガミラス本星の総統デスラーの言葉はあ~まりにも
酷いものであった。「ガミラス星への帰還は許さん…。
闘って死ねと伝えい!」と副総統ヒスに言い放つ。
このあたりのエピソードはどちらも変わらないけど、
シュルツの最期のステージが違う。オリジナルは
冥王星外周にある小惑星帯、
(今でいうところのエッジワース・カイパーベルト)
で艦体修理中のヤマトと遭遇。
最期はヤマトに特攻を敢行するも、
逆にロケットアンカーを舷側に撃ち込まれ、狙いを外して
小惑星に衝突して玉砕。2199では物質のエネルギーを
食べて成長するガス生命体をヤマトに放って赤色巨星
「グリーゼ581」に追い込むが、沖田の機転により、
ガス生命体は「グリーゼ581」のエネルギーに喰らいつき、
自滅する。ヤマトは赤色巨星の吹き出すプロミネンスを
波動砲でなぎ払って突破する。呆気に取られている
シュルツの旗艦は艦尾にプロミネンスの火を浴びて、
艦尾の動力部分が融解し操舵不能となり、そのまま轟沈。
哀しき運命を辿った彼が、最後に見たものは、
妻と愛娘ヒルデの幻影であった。
(ハゲ親父シュルツの娘とは思えない可愛いらしさだったネ)。
※画像yaraon.blog109.fc2.comより引用
今後も宇宙探査が進んでいけば、宇宙のいろんな謎が
解明されていくコトだろうけど、この冥王星みたいな
発見が、沢山続いていくと楽しいね。
※関連記事: 太陽系最果ての星、冥王星の謎とロマン
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-06-25
漫画で見た星が本物に?
http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2015-12-04