「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その2
前回の続き…。
「トワイライトエクスプレス瑞風 」の動力は、
「ななつ星in九州」のように先頭車の
ディーゼル機関車1両でけん引するタイプではない。
「う~ん、半分正解で半分違うね。(瑞風の両端の
動力車はディーゼル期機関を備えているし、
はたまた電気モーターも備えてある…。)」って
いうところかな…。正確にはディーゼル発電機プラス、
バッテリーによる電気モータ駆動の「ハイブリッド方式」
なのであった。コレは展望室や展望デッキ付きの
ハイブリッド動力車(運転室がある先頭の制御車両
つまり機関車的な車両を、編成の両端に設け、
その間の8両の客車(動力を持たない付随車~
個室寝台車や食堂車、ラウンジカーなど)を挟んだ
計10両編成の、準動力集注方式の列車である、
フランスの新幹線TGVやイギリスのHSTなんかと
同じような方式で、両端の先頭車両の半分は機械室で
占められている。ちなみにこの両端の先頭車両の
機械室の床下には、動力用のディーゼルエンジン、
ならびにバッテリーやジェネレーター(発電機)さらには
編成全体の照明や冷暖房、食堂車の調理器具なんかの
電源機器などが搭載されていると推察される。
山陽本線(下関~大阪・京都区間は良いとしても、
山陰コースの場合、山陰本線の京都駅~兵庫県の
城崎温泉駅間と、鳥取県の伯耆大山駅から島根県の
西出雲駅間以外は非電化区間となっているため、
架線からパンタグラフで集電する方式の電車は
走るコトが出来ない…。) そんなこんなで、
時代の流れからか、クルマ同様、ハイブリッド方式の
採用と相成ったのだろうかと思われるね。
JR九州の「七つ星in九州」とまったく同じ土俵で、
というワケにはいかないコトは、周知の上でハナシを
進めて行くとしましょうか…。実際の運航開始は来年、
2017年の春なんだけど、現在ネット上では様々な
意見が飛び交っているネ。立ち寄り観光地が少ない
だとか、富裕層相手だから庶民の経済のラベルには
カンケーないとか…。そう思いつつも、そういう高額な
ツァーに申し込みをする富裕層が、一定数は、
いるってコトなんだよね。だけどこーゆー方たちの
ニーズがあるっていうのがスゴいと個人的には思うね。
こういうモノにおカネを出せる方達に嫉妬するのではなく、
どうしたら彼らのようなお金持ちへの、仲間入りが
出来るのかを考える…。そっちの方がなんだか
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