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去りゆく生命(いのち)、笑顔で送る…

日曜日の朝のコト、

隣の義姉がウチにやってきた。何かと訊ねると、

実家の義父が故郷、岡山県真庭市の空に還ったと、

義母より連絡があったとのコト。

STORY

H1110036121_1440_1280.jpg 
※画像www.sai59.netより引用

義兄の実家は岡山なので、仕事のスケジュールを

調整後、夕方帰郷していった。私は、リタイア後岡山に

移住し、田舎暮らしをしようと考えているので、

すぐにでも飛んでいきたいトコロなんだけど、先週妻と

義父が同時に入院してしまい、私は仕事と病院通いで

ヘンテコ舞い、そのようなゆとりはない…。義父は、

「俺は大丈夫だから来んでいいよ。」っていうし

(っていうか、彼女に来てもらっているし!?

義母はすでにいないからゲス不倫ではない…。)

妻は身体の痛みに耐え兼ねて、緩和病棟に自らの

意思で入院した。とにかく彼女を苦しめている身体の

痛みを取るのが先決で、今は抗がん剤治療どころの

ハナシではない。痛みに苦しむ状態では気持ちが

前向きになれるワケがないからである。彼女には

無断で、大学時代の友人さんにもLINEでご足労を

お願いした。会話ができるうちに会っていてほしいから。

以前確執のあった親戚とも連絡を取るつもりだ。

妻には「いつまでも遺恨を抱いておくな!

もう許してやれ。相手か君か、どちらかが亡くなれば、

もう二度と会えないのだから。」と言いたいからね。

今週末は楽しい話で盛り上がってもらいたい。

♪ショパン/ノクターン第2番byフジ子・ヘミング 

 それにしても、岡山から戻った義兄から状況を説明して

もらってたんだけど、神妙な(フリした)顔でハナシを訊く

私に対し、彼は終始笑みを浮かべながら淡々と

話している。??実の父親が亡くなったというのになぜ、

そんなに明るく振る舞えるのか?あたくしはといえば、

誰かのお葬式に参列するたんびに、滂沱と流れる涙を

抑えるのに必死だっていうのに(汗)。

義兄の答えはこうだった…。「すべての生命は終わりが

あるし、それが今だっただけ、そう思ったら悲しまずに

済むから…。」なるぼどね…。子ども達も意外とあっさり

していたしね…。日本ではいわゆる「喪に服す」

といって、四十九日を迎えるまでは、派手で

チャラチャラした行為は自粛!みたいにしんみり

しているのが通例なんだけど、国によっては、

「死を悲しむ」という概念すらなく、むしろ、

「この世を卒業し、新たな世界へと旅立つ」

希望に満ちたセレモニーであると位置づける民族も

いるしね。とはいうものの実際ウチの両親健在

だけども、順番からいけば、私より先に逝くのは

当たり前。いやでも、ひょっとしたらアルコール漬けの、

あたくしの方が先かも知れんよ…。と母にいうと、

「それだけはやめんの!」と怒ったけどね。

そりゃそうである、親より先に死ぬなんて、これほど

親不孝なコトはないからね。だけどあたくしは、

ヤケ酒なんてしないし、お酒は楽しく呑みたい人

なんである(笑)。健康を害するコトなんて、

ないと思うんだけどね(笑)。

STORY
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人間性を疑う、ゲス川谷氏&菊池勲氏

数日間、私と妻は「空想の旅」に出掛けていて、

一昨日帰ってきたワケだけど、しっかりと

日常生活は送ってきた。昨日久しぶりに雨が

降ってからを境に、気温が急激に下がって、

午後の曇り空の下では、Tシャツと短パンでは、

「えっ膚寒っ、上からなんか着なきゃ…。」と、

思うぐらい。だって、ついこないだまで、涼を求めて

滝を見に行こう!なんて記事書いてたんだからね。

※写真:大分県玖珠町、慈恩の滝。

ココは洞窟から滝の「裏見」が出来る。

IMG_20160821_123840.jpg 

※関連記事:暑い夏、涼を求めて滝を見に行こう

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-07-17

暑い夏、涼を求めて滝を見に行こう その2

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-07-18

 

それで、我が家の末っ子を連れて滝を

見に行ってみたり、併設された

プールで泳いでみたりして、子供たちは、

かなり楽しんでいたようで、それはそれでよかったんだけど、

夏が足早に去っていくような予感がするね。それと、

お恥ずかしいハナシだけど、今年の夏休みって

先週24日で終わってたんだね。知らなかった…。

我が家の末っ子、「今日からガッコに行く。」なんて

いうので「何でや、休み31日までじゃなかとの?」と、

訊ねる。ホントらしい(苦笑)。そんなこんなで、

早朝仕事のあたくしに代わって、長男が末っ子の

学校の準備をしてくれていた。それで無事に登校

したんだけど、冷や汗ものだったね。それにしても

31日までが夏休でよさそうなものだと思うけど、

ガッコの方も「要らんコト」をするね…。とちょっと不快な

気分である。不快っていえばもう、

「いくとこまで行ってみろ!落ちるとこまで落ちてみろ!!」

ってカンジの「女の子お持ち帰り」報道で、

インスタグラム炎上モノの、ゲス極・川谷絵音氏。

ホントは記事にするのもおぞましい内容である故、

書きながら嫌悪感を感じている…。それにしても

どうしてかように著名人(そりゃぁ、一般人だって、

ゲス不倫するかもしれないけどね)のゲス不倫が

後を絶たないのかと、不思議に思うんだけど…。

そういえば、ゆうこりん(タレントの小倉優子さん)の夫、

カリスマ美容師の菊池勲氏がゆうこりんの事務所の

後輩である馬越幸子さんの自宅へ通う姿が

週刊文春に収められている。タイトルは、題して!

~小倉優子の夫と事務所後輩アイドルの

”ゲス不倫”撮!-週刊文春~菊池氏は、文春の

突撃取材に対して、馬越さんとの男女の関係を

完全否定。曰く馬越さんの自宅に立ち寄り映画を、

観てたと説明、その間馬越さんは寝ていたと主張。

現在ゆうこりんは第二児を妊娠していて、

妊娠6ヶ月目。まぁ何にしても今回は、妻である

ゆうこりんが自分の子を宿しているタイミングでの

ゲス不倫だったからね。そりゃ~世間の風当たりも

強いのは当然でしょう。ファンの間では、菊池氏に

対する批判が殺到。ついでに文春への取材に対する

受け答えについても批判が殺到しているという。

う~ん、分からん…。あたくしがもしゆうこりんの

夫だったら、ハッキリいって、ゲス不倫など、

そんなコト想像もしないね。彼女はタレントでありながら

優秀なビジネスパーソンでもある。そんな人を伴侶に

したなら、あだやおろそかな

コトは出来ないと思うのだが(笑)…。


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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 最終章



前回の続き…。

宍道湖七珍のお料理とワインを愉しんだ後は、

明日に備えて寝るとしようか…。お茶の作法を

知らないからと、菅谷たたら山内、明々庵の

立ち寄り観光をしなかった、引っ込み思案!?の妻

だったが、あたくしが色々と言ったところでケンカに

なるのでやめておこう…。あたくしも今夜は珍しく

入浴の際、バスタブにお湯を張りゆっくりお湯に

浸かった。普段はシャワーだけですますんだけど、

ヨーロッパの調度品のような設えの設備を愉しまない

手はないではないか…。湯気で曇る窓を手で拭って

外の景色を観ようとする…。

松江市街の街の灯りが見える。ベッドの所に行くと

妻が間接照明に切り替えていてムーディーな

雰囲気でお手紙を書いていた。私、友人さん、長男、

次男、末っ子の他に「えっ、ウチの母?」妻と私の母は、

嫁姑のよくある犬猿の仲。よく、

「もうどっちかの葬式まで会うコトは無い!!」

言い切っていた妻がねぇ…。さぁて、明日の朝は

大山が拝める伯備線に一部乗り入れる

(伯耆大山~岸本間折り返し)

27054.jpeg
※大山。画像www.tottori-guide.jより引用

大山隠岐国立公園に指定されている、

伯耆富士と呼ばれる雄大な大山の景色を

楽しみながら「瑞風」は速度を上げていく。道中

鳥取砂丘、はわい温泉、東郷温泉のわき出す

東郷湖の南岸を抜け、鳥取市を過ぎると東浜駅に到着。

世界ジオパーク認定の浦富海岸の散策と、

地引網漁の実演もあった。夏は海水浴客で賑わう

きれいな砂浜の海岸である。

3134.jpeg 

浦富海岸※画像www.toriphoto.jpより引用

隣で海を見ている妻が微笑んでいる…。思い返して

みても妻の笑顔をここ数年見ていない。常日頃私は

妻に「作り笑いでもいいから笑顔を絶やすな。」

言っている。病気も貧乏神も「笑わない人」が好き

なんだからとね…。今回のセレブな鉄旅も終わりに

近づいてきた。「瑞風」に戻った妻をバーラウンジに

連れて行き、妻にカットフルーツ少々と、

グラスシャンパンを注文した。今日10月25日は、

私たちの結婚記念日であると、あらかじめ接客クルーに

伝えておいてあった。そのコトもあって、ラウンジカーに

居合わせていた他の乗客の方も拍手喝采で

祝ってくれた。感激のあまり妻号泣。窓の外には、

これまた私たちを祝ってくれるかのように「天空の眺望」

余部鉄橋を通過する。地上41メートルの高さから

見下ろす眺望は息をのむすばらしさであった。

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※画像minkabuニュースより引用

速度を落として鉄橋を渡る「瑞風」。展望デッキに

行こうと促すが、高所恐怖症の妻は「遠慮しとく…。」

とのコト(笑)。

実は、昨夜「瑞風」の車内で妻が書いていた手紙…。

「アタシの居ないときに読んで。」って渡されたのだけど、

旅の終了間近、彼女がシャワーを浴びている間にこっそり

読むコトにした。

「パパへ…。今年2017年、20回目の結婚記念日に、二人で

「瑞風」に乗車できたコトをとっても嬉しく思います。来月は

53歳になるんだよね~。早いな~。パパがお父さんのお店に

来たのが20歳だから知り合って30ウン年になるんだね。

すごい歳月を感じます。今でも私の中でのパパ、イコール、

きーちゃん2さんは20代の頃のイメージかなぁ?背が高くて、

セリカやスープラに乗っている若者?一緒に暮らし始めた頃、

いや、初めてドライブに連れて行ってもらった時、

「…この人と何の話題があるんだろう?毎日二人とも無口な

ほうだから物静かな家庭にでもなるのかなぁ。」って

思っていました…。でも全然違ったよね。物静かなパパが、

怒りをあらわにしたり、でも私は根っからの我が儘な性格で、

思っていることは口にして、喜怒哀楽の激しい人間でした

(今もですが…。)だけど、今思うに私はパパのコトが世界で

一番大好きだし、私のワガママを受け止めてくれる人は、

世界中でパパだけだというコトです。自営業をしている時も

パパに頼りっきりで、私が一人になったらどうやって生活して

行けるのか正直不安でした。でも一昨年七月から

働かせてもらえる場所ができて、24時間パパと一緒の生活が

一変しました。生活は楽ではないけど、職場に行くコトは本当に

楽しいし、お客様方に癒してもらえるし…。バタバタした暮らしの

中にも充実感はそれなりにありました。

パパは仕事はどうですか?辛くないですか?くれぐれも

体調管理をお願いします。それと、私の病気の件でこれからは

もっともっと、経済的にも精神的にも厳しくなると思うけど、

どうぞ宜しくお願い致します。長男が免許取得したらご指導

お願いね!!きっと天国のお母さんも初心者マークのパパの

助手席に乗ったんだから、天国からパパにお願いしてると

思います。最後に…。

いつもわがままで酷いコトばかりいってごめんなさい。」

平成29年10月25日(水)~fromかあちゃん~




この後「瑞風」は、福知山市、保津峡を

経て終着駅の京都・大阪駅に到着する。「瑞風」クルーの

皆さんに見送られて下車した。楽しかった旅の想い出は

私にも妻にとっても、人生最高といえるものだった。

旅行中末っ子の面倒を見てくれた、長男、次男、隣の

義姉夫婦と甥っ子姪っ子たちに感謝の意を表しつつ、

帰宅の途についた。エンディングテーマにこの曲を…。

♪風の暦/by谷村新司

~鉄ちゃんでもないあたくしの、妄想と貧弱な

想像力で書いたものゆえ、鉄ちゃんの方々の批判に

耐えうる内容ものでないコトは、重々承知の上で

書かせて頂きました。最期までお付き合いいただき

ありがとうございました。

2017年春、トワイライトエクスプレス

「瑞風」デビュー!! 

  





※関連記事:「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その2

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その3

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その4

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その5

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その6

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その7

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-08-24

私の妻のその後…


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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その7

ふと、目覚めると車窓の景色が明るくなり始めている…。

日本海の海岸沿いを走る「瑞風」は、場所によっては

海岸の砂浜のすぐそばを線路が通っているポイントも

ある。その一つが浜田市の折居海岸。朝の陽光が

照らし出す美しい海の碧さと白い砂浜の景観が

素晴らしいね。食堂車で軽い朝食をとる。

淹れたてのコーヒーから立ち上る芳香に何とも

心が落ち着くよね…。


窓から見える山陰の景色は海の碧さと山の緑が

(時折トンネルの暗闇)交互に織りなすシンフォニーの

ようである。

226874936_624.jpg 

※画像photozou.jpより引用

(写真の画像は特別なトワイライト。

トワイライトエクスプレスの客車を利用しDD51のけん引

により山陰の名勝を巡る企画に運用された。)

宍道駅で立ち寄り観光。

菅谷たたら山内、明々庵でお茶の

ふるまいなんてあるけど、お茶の作法なんて知らない

私たち夫婦、というか妻は恐れをなして不参加。

私はと言えば「お茶の作法は分かりませんが

よろしくお願いします…。」っていうしかなく、

他のセレブ客の見よう見まねで切り抜ける(汗)。

千利休の謳った、茶の心を思い浮かべてね …。

松江観光のあとは宍道湖に沈む夕景を楽しむ。

夕食はご当地名物の「宍道湖七珍」を用いたお料理が

供された。

shichi.jpg 

※画像www.pref.shimane.lg.jpより引用

んで、あたくしはこの、宍道湖七珍に合うワインを

セレクトしてねと、ウェイトレスさんにお願いした。

彼女は一瞬迷ったような表情で、

「少々お待ちいただけますか?ソムリエを呼んで

きますからね…。」と笑顔で言った。しばし待つと

ソムリエさん登場。それで件の宍道湖七珍に合う

ワイン云々…と伝え、普段私が魚介類で合わせる

ワインを伝えると、ソムリエ氏、

「では、そのパターンを破ってみましょうか…?」

などと仰る…。ふっふっふ…。な~かなか挑戦的な

ソムリエ氏である(苦笑)。私は「そぉ?分かった。

プロフェッショナルなあなたの意見に従いましょう。」

と、ソムリエ氏のご提案はソービニョンブラン、

カルガネーガ、リースリング(白)と、ピノ・ノワール(赤)

の4種。魚介類に赤を持ってくるか!?「やめんのアンタ!」

と言いたい気持ちをぐっとこらえてタブーに敢て挑戦する

ソムリエ氏に敬意を表し敢て赤に挑戦。銘柄は

ブルゴーニュのジュブレイ・シャンベルダン

ホストテイスティングでピノ・ノワールならでわの軽くて

繊細な味わいを確認するが、果たしてコレが…魚介に

意外と合うんだね…あははは。もっとライトなカンジで

いえばコート・デュローヌなんかも良いね。


ところで皆さん、

宍道湖七珍って、すべていえる?

「え~と、スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、

シジミ、コイ、え~っとあと一つなんだっけ…。シラウオ。

よしっ!コレで7つ!!」それぞれのアタマを取って、

ス・モ・ウ・ア・シ・コ・シと、覚えると良いね(笑)。

そんなこんなでこの宍道湖の汽水環境

(海水と淡水が混ざった湖水。皆さんご存知のように、

宍道湖は西岸にそそぐ斐伊川はもちろん淡水だけど、

東岸の大橋川を通して中海とつながっている。

中海は美保湾と境港のある境水道で繋がっている。)

このため美保湾、中海の海水が宍道湖に流れ込んで

汽水環境となり、海水魚と淡水魚が共生している。

特にシジミなんかは汽水環境でなくては生息出来ない

のだそうで、もし宍道湖が汽水湖でなくなったら、

「酔っ払いの強~い味方」、シジミ汁が

食べられなくなる(汗)…。

 

次回につづく…。


関連記事:「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その2

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その5

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その6

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 最終章

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その6

前回の続き…。


山口県富海の海岸線。周防灘に沈む夕日…。

出発時からず~っと

部屋に引きこもっていた妻に

痺れを切らし声を掛けに行く。

「ほら、デッキに出て来て見らんの。

がばい夕日の美しかばい!」

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※富海の夕景・画像rail.hobidas.comより引用

…と、言いつつも今回の旅行、妻は体調も本調子では

ないけど、動けるみたいだし、半ばあたくしが強行した

ような感じだったからね。こんなコトいうのは気が引ける

けど、私にとって、彼女との想い出づくりといってよい。


彼女といつまで一緒に居られるか…。その時にお互い

後悔はしたくないという思いから敢行した次第である。

富海の美しい夕景をデッキで二人、堪能しながら私は、妻に語った。

♪ Distance/ by JUJU

「私の妻になってくれて、ありがとう…。

妻として、家族として君が尽くしてくれた日々を私は決して

忘れはしない…。」思わず私は妻を抱きしめた…。が!

妻がすかさず私をど~ん!押し返していった。

勝手に殺さんで!

まだ生きとるやん





いやはや失礼…。このあとは夕食
の時間である。

「瑞風」では、トワイライトエクスプレスの車内調理の

伝統を受け継ぎ、食の権威として活躍する

門上武司氏のプロデュースのもとに食の匠の

監修によるお料理は目にも舌にも嬉しいメニューを

提供する。食べる芸術品ともいえる供されたお料理を

いただくと、B級グルメ舌(貧乏舌)の私は一種の

カルチャーショックを受ける(笑)。食事も終わる頃、

「瑞風」は下関駅に到着する。周遊コースでは、

ココでの乗客の乗り降りはなく、山陽本線から

この駅で折り返し、山陰本線に移行する駅となる。

妻は食事のあと部屋に戻って入浴するという。

ちょっと飲み足りないな…。と感じた私は

ラウンジカー(5号車)に移動。カウンター席が空いて

いたので、席について

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※画像tetsudo-shimbun.comより引用

カクテルを注文。ジントニック、ギムレットとマティーニを

いただいて部屋にもどる。妻はソファーで寛いでいて、

妻を気遣う友人さんや昔の職場の同僚さんにLINEで

返事を書いていた。今まで元気のないときわかっては

いても返信できずに居たのでホッとする。この後は

あたくしもバスタブ付のお風呂にあまりの豪華さに

苦笑しつつ、入ってサッパリ気分になり、ベッドに

もぐりこんだ。妻はしばらくソファーに座って疎遠に

なってた親戚にも手紙を書いていたようだが…。私は

スマホをいじくりながらブログ訪問。いろんな方の

書かれているブログはとても魅力的で勉強になるね。

明日の朝、旅程2日目最初のビューポイントは、

島根県浜田市の西端、折居海岸である。

 

次回に続く…。

 

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 最終章

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その5

前回の続き…。

さすがに旅程コースを列挙しただけでは、

情緒も何もあったものではないよね(苦笑)。

なので、今回はトワイライトエクスプレス「瑞風」の、

山陽、山陰両コース、周遊コースを叩き台にして、

コース内の見どころを追いかけてみようかと思う。

それでは想像の世界で、「瑞風」のスイート車輌に

乗っちゃっての旅に出発致しましょうか…。





始発駅は京都駅と大阪駅。乗客はこのどちらかの

駅で乗車するコトになる。程なく、

深緑の艶やかなカラーリング纏った「瑞風」が静かに

入線してきた。ディーゼル機関の発するノイズは比較的

押さえ込まれているね。出発時刻が近づいているそうで、

足早に荷物を車内に運び込むと、客室の男女乗務員が

整列し丁寧に挨拶。「おぉ~っ!」と内心感心した私は、

軽く会釈をし、アイコンタクトを

「お世話になります、よろしく。」と送った。私と妻の荷物を

受け取り部屋に案内し、室内の設備や使用方法などを

説明してくれた。そして、いよいよ発車時刻となり、

セレブな旅の始まりである。

 
♪瑞風 PV


「瑞風」
は滑るように走り出した…。

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※画像Yahoo!ニュース - Yahoo! JAPANより引用

台車にアクティブダンパーを装備した「瑞風」は、

新幹線並みの乗り心地。さすがに最新の車両は

ちがうなぁ(笑)…と感心。車内アナウンスが明石海峡に

差し掛かることを告げる。車窓から見える明石の町並みと

世界最長(3,911m)の巨大な明石海峡大橋。

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※画像www.japanhoppers.jpより引用

明石市通過後は、姫路、相生を通過し岡山県に入る。

立ち寄り観光を実施する岡山市の直前に和気郡

和気町の日本の原風景的な、田園地帯を走る。

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※画像blog.goo.ne.jpより引用

視界一面に広がる山の田畑の鮮やかな緑が美しい。

間もなく「瑞風」は岡山駅に到着する。ココで一旦下車し、

バスにて岡山後楽園に移動。

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※画像www.geocities.jpより引用

手入れの行き届いた庭園は、園内にある藩主の居室

「延養亭」は、通常、一般非公開であるが、「瑞風」乗客の

ため特別に見学できたとのコト。後楽園はこの「延養亭」

から見る景観が最も美しく見えるよう設計されているという。

ガイド役の乗務員から10箇所ほどの見所を案内を

受けた後、岡山駅に戻る。ホームに佇む「瑞風」に再び

乗り込んだ。さて、この後は翌日の停車駅、

宍道駅・松江駅までは車内で過ごすコトになる。

岡山観光のあとにウェルカムドリンクを勧められたので

シャンパーニュの「クリュッグ」をいただくコトにした。

熟成した感のあるロースト香を感じさせ、シャキッとした

切れ味が魅力である。シャンパンの注がれた

グラスを飲み干す…。ふと横を見ると窓の外には

尾道水道と尾道大橋が見えていた。

kure30301.jpg 
※画像blog.bellmega.blueより引用

山側の車窓には、坂の街尾道というだけあって、

山の斜面に家々がへばりつくように建ってるように

見えるのが面白いね。いろんな映画やドラマの舞台になるような、

旅情あふれる町並みである。列車の進むペースは速くはない。

景観の美しい場所では、速度を落として走るからである。

先頭車のデッキに出てみた。海から吹いてくる潮風が心地よい。

宮島を望む大野水道、それを過ぎると山口県岩国市、

その先の富海あたりで夕日が水平線に沈んでゆくのが見える。

 

次回に続く…。




※関連記事:「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 最終章

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その4

前回の続き…。


2017年春からJR西日本が運行を開始する、

山陰、山陽地方の美しい観光名所、景勝地を

巡る、「トワイライトエクスプレス瑞風」の運行は、

1泊2日の片道タイプ。日本海側の「山陰コース」

瀬戸内海側を走る「山陽コース」

(それぞれ上り・下りのコースがある)


と、2泊3日の周遊タイプがあって、都合5種類のコースが

用意されている。すべてのコースにおいて、1日1回

立ち寄り観光を実施する予定。

(ん?何か、「少なくね?」って感じるけど)

ひょっとしたら、運行開始までに変更されるかもね。

立ち寄り観光では、『国内外で評価される観光地に加え、

知る人ぞ知る日本の原風景をご探訪頂くと共に、

非公開箇所の見学や隠れた名品の鑑賞等の

特別な体験をご提供』するのだそうである。

観光時間と移動時間の兼ね合いもあるだろうし、

セレブな鉄旅なんだから、車内でのゆったりした

お食事もあるし、夜はバーラウンジでゆったり

寛ぎながらグラスを傾けたいし…。


(乗ってる気分だね、まるで!)

だいいちそんなせかせかした旅程なんか、

あり得ないと思うけどね…。

5つのコース旅程は、下記のとおり。

①山陽コース(下り)1日目:京都・大阪駅~

JR神戸線・山陽本線~倉敷駅(立ち寄り観光)

~山陽本線~車中泊

2日目:山陽本線~岩国駅(立ち寄り観光)

~山陽本線~下関駅

②山陽コース(上り)1日目:下関駅~

山陽本線~宮島口駅(立ち寄り観光)~

山陽本線~車中泊

2日目:山陽本線~尾道駅(立ち寄り観光)~

山陽本線・JR神戸線~大阪駅・京都駅

③山陰コース(下り)1日目:大阪駅・京都駅

~山陰本線~城崎温泉駅(立ち寄り観光)~

山陰本線~車中泊

2日目:山陰本線~東萩駅(立ち寄り観光)~

山陰本線~下関駅

④山陰コース(上り)1日目:下関駅~

山陰本線~出雲市駅(立ち寄り観光)~

山陰本線~車中泊

2日目:~山陰本線~鳥取駅(立ち寄り観光)

~京都駅・大阪駅

⑤周遊コース(2泊3日)山陽・山陰両コース

1日目:京都駅・大阪駅~JR神戸線・山陽本線

~岡山駅(立ち寄り観光)~山陽本線~

山陰本線~車中泊

2日目:~山陰本線~宍道駅」・松江駅(立ち寄り観光)

~山陰本線~車中泊3日目:~山陰本線~

東浜駅(立ち寄り観光)~山陰本線~京都駅・大阪駅

と、以上のようになっている。ちょっと大雑把に

列挙したけど、コレだけじゃぁ、どうにも旅の

イメージっていうか、情景なんか思い浮かべ

にくいよね(笑)…。それでは次回は

ちょっと趣向を変えて、コース上の観光名所の

ご説明に移っていくコトに致しましょうか…。

次回に続く…。



※関連記事:「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-08-16

「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その2

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-08-17

「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その3

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その7

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 最終章

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-08-27

 
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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その3

前回の続き…。

「トワイライトエクスプレス瑞風」の車輌デザインだけど、

そのデザインコンセプトは、
「上品さの中の懐かしさ」



large-55fbca2c1a966.jpg

※画像tetsudo-shimbun.comより引用

豪華列車ならではの、乗客が洗練された上品さと、

心休まる懐かしさを感じる「ノスタルジック・モダン」

古きよき時代の懐かしさを、現代の技術でもって、

表現しましたって、コトだろうね…。車輌のエクステリア

デザインは、建築家の浦一也氏と、インダストリアルデザイナーの

福田哲夫氏がコラボで担当。「…。なるほど、車輌外観は

一見するとクラシカルなデザイン・ラインの中に

モダンな雰囲気も併せ持っているカンジである。

もしコレを奥山清行氏(昔、フェラーリやマセラーティなどの

イタリア車のデザインを担当するスタジオ、

「ピニン・ファリーナ」に在籍し、エンツォ・フェラーリ、

フェラーリ599、カリフォルニア、612スカリエッティ

などのデザインを担当していた人ね。秋田新幹線

E6系こまち、北陸新幹線E7・W7かがやきの

デザインを担当した。)がデザインを担当したなら、

宇宙を走るような銀河超特急みたいなスゴい

デザインになったりしたかもね(笑)。」


※追記

な~んてコト思っていたら、その奥山清之氏、JR東日本の

豪華クルーズトレイン、「トランスイート四季島」のデザインを担当。

一目デザインを見てみると、JR東日本の車両ではなく、一瞬

「銀河鉄道管理局」

の車両かと思ったよ(笑)


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※画像www.extrain.infoより引用

室内の方はどうか?インテリアのデザインは、

20世紀前半に流行したアール・デコ調をベースに

JR西日本管内各地の伝統工芸品を誂えた高級感と

落ち着きのある空間を創り上げている。

large-55fbd77eaafdc.jpg

※画像tetsudo-shimbun.comより引用

写真は4号車に設定されている、シングルのお部屋。

う~ん。あたくしもそうなんだけど、一人鉄旅好きの

興味をそそるよね。最高級なスイートは7号車で、

1両1室使用という広いスペースを持った車輌で

まんま高級ホテルのような(笑)、エントランスや

プライベートバルコニー、リビング・ダイニング・寝室・

トイレ2箇所(エントランス横とユニットバス内)バスタブ付きの

バスルームをそなえた超豪華車両。

バスルームの装備なんて、1989年に製造された、

「北斗星」のA寝台車両「夢空間」と呼ばれた

オロネ25 901「デラックスリーパー」以来のコト。

旅行代金、いったいいくらになるんだい(苦笑)…。

一両一室まるごと使用だからね。もし、あたくしにおカネが

いくらでもあるんなら、ず~っと乗っていたいね(笑)。

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※画像tetsudo-shimbun.comより引用

ちなみにこの、スイート7号車のみ2階建て仕様

となっていてリビングと寝室は1階に通路を配置

するコトで個室空間の拡大に貢献している。

さて…。これだけの豪華な車両で旅立つ先には

どんな旅が待っているのだろうか?

 

次回につづく…。




関連記事:「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急

http://kiichan2-tabiji.blog.so-net.ne.jp/2016-08-16

「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その2

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その2

前回の続き…。

「トワイライトエクスプレス瑞風 」の動力は、

「ななつ星in九州」のように先頭車の

ディーゼル機関車1両でけん引するタイプではない。

駆動は電気モーター!?。じゃあコレは電車なのかい?



「う~ん、半分正解で半分違うね。(瑞風の両端の

動力車はディーゼル期機関を備えているし、

はたまた電気モーターも備えてある…。)」って

いうところかな…。正確にはディーゼル発電機プラス、

バッテリーによる電気モータ駆動の「ハイブリッド方式」

なのであった。コレは展望室や展望デッキ付きの

ハイブリッド動力車(運転室がある先頭の制御車両

つまり機関車的な車両を、編成の両端に設け、

その間の8両の客車(動力を持たない付随車~

個室寝台車や食堂車、ラウンジカーなど)を挟んだ

計10両編成の、準動力集注方式の列車である、

といえるね。





フランスの新幹線TGVやイギリスのHSTなんかと

同じような方式で、両端の先頭車両の半分は機械室で

占められている。ちなみにこの両端の先頭車両の

機械室の床下には、動力用のディーゼルエンジン、

ならびにバッテリーやジェネレーター(発電機)さらには

編成全体の照明や冷暖房、食堂車の調理器具なんかの

電源機器などが搭載されていると推察される。

山陽本線(下関~大阪・京都区間は良いとしても、

山陰コースの場合、山陰本線の京都駅~兵庫県の

城崎温泉駅間と、鳥取県の伯耆大山駅から島根県の

西出雲駅間以外は非電化区間となっているため、

架線からパンタグラフで集電する方式の電車は

走るコトが出来ない…。) そんなこんなで、

時代の流れからか、クルマ同様、ハイブリッド方式の

採用と相成ったのだろうかと思われるね。

JR九州の「七つ星in九州」とまったく同じ土俵で、

というワケにはいかないコトは、周知の上でハナシを

進めて行くとしましょうか…。実際の運航開始は来年、

2017年の春なんだけど、現在ネット上では様々な

意見が飛び交っているネ。立ち寄り観光地が少ない

だとか、富裕層相手だから庶民の経済のラベルには

カンケーないとか…。そう思いつつも、そういう高額な

ツァーに申し込みをする富裕層が、一定数は、

いるってコトなんだよね。だけどこーゆー方たちの

ニーズがあるっていうのがスゴいと個人的には思うね。

こういうモノにおカネを出せる方達に嫉妬するのではなく、

どうしたら彼らのようなお金持ちへの、仲間入りが

出来るのかを考える…。そっちの方がなんだか

希望を持てて、楽しいのではないかなぁ?


関連記事:「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その3

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急

なかなか予約の取れないプラチナチケットといえる、

JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」

 

(…に加えて超高額!2泊3日コースで58万円から

140万円などと、穏やかならぬ金額…。

こんな価格のチケットを平気で買えるような

お金持ちに、早くなりたいものだね…。)

好評を博している「ななつ星in九州」を横目に

見ながら、黙ってはいられないのがお隣のJR西日本

JR九州に、負けず劣らず運行管内には様々な名所、

景勝地を擁している、JR西日本は15日、2017年6月、

運行開始を予定している豪華寝台列車

「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」

展望車の搬入作業などを、大阪市淀川区の

車両所にて報道陣に公開した。

9.jpg 

※画像mainichi.jpより引用

運行されるコースは山陰、山陽地方の路線で、

ざっと挙げてみると、萩、岩国、宮島、広島、松江、

大山、鳥取、城崎、岡山、倉敷、明石、大阪、京都

などの、風光明媚でワクワクするような名所、

景勝地が盛りだくさん。

e1.jpg 

※画像ennori.jpより引用

今回公開したのは、「瑞風」の先頭車両

(10両編成の1号車と10号車の展望車)

搬入作業及び1、2、9、10号車の連結作業で

あるが、実際の外観が分からないよう、車両には

ラッピングが施されている。日本の豪華寝台特急の

先駆けとして大阪~札幌間を運行された、

元祖「トワイライトエクスプレス」。車窓から

北海道の大自然を眺める雰囲気はまさに

「オリエント急行」のよう。昨年の2015年3月に、

惜しまれつつ引退。しかしその伝統と誇りは

「瑞風」に受け継がれている…。豪華列車の運用に

関しては、JR西日本のグループにはJRホテルズ

あるから、高級ホテルのようなクオリティの高い

サービスが期待できるだろうね…。

JR西日本の担当者は、「瑞風の『風』は展望車で

風を感じて頂けるのが他にはない魅力。」と語る。





large-55ffe055583d1.jpg 

※画像tetsudo-shimbun.comより引用


全10両の客車の編成は、
前後の(1、10号車)

展望車の他、ツイン(9、8、4はシングル含、3、2号車)

スイート(7号車)。食堂車(6号車)、ラウンジカー

(5号車)、という構成になっている。

10両編成ながら、定員は31名ほどである…。

(わっ、少な!プレミアム感高し。)搬入作業時の

車両は真っ黒けだけど、営業運転の際の実際の

車両のカラーは「瑞風グリーン」と呼ばれる深緑の

塗装が施される。

京都・大阪または下関を始発・終着駅として、

1泊2日の片道タイプが山陽コース(下り・上り)、

山陰コース(下り・上り)、そして

両方の2迫3日の周遊コースの全5コースで

運行を予定している。

次回につづく…。 


 

※関連記事:「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その2

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「ななつ星」に続け!JR西日本の豪華寝台特急 その3

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