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2070年、日本の首都は岡山市になる!? ~その6~

前回の続き…。

もう20年ぐらい前のハナシなんだけど、職場の…っていうか、かつて

義父のお店で一緒に働いてた弟分に、あり得ないお願いをされて、

フリーズしてしまったあたくし。「アンタ、ソレはマズかばい?

その子と付き合いたかつはアンタでしょ?あたくしにはかぁちゃん(妻)

が居るし。自分でゆわんば、気持ちの通じらんばい。」

……。彼の言いたいコトは充分に分かっている。



「ソレがいちばん難しいんだよ!!」
ってカオに書いてあった。でもね、

コレって恋愛において大事なプロセスだと思うよ。なによりかによりね。

あたくしがその子に声かけしたら、ヘタするとあたくしが付き合いたい

のだと彼女に錯覚される可能性大であるし、

「いやね、これこれこーゆー事情で…。」な~んて、ややこしい説明を

しなくてはならない。それでも自身で出向いてコクれない彼を飲みに

連れて行った。といってもアルコールにあんまり抵抗力のない彼、

(あたくしの適量=彼の致死量)となりかねないので、

気を遣う(笑)。案の定前述の頼みごとをまたもや言ってきたので、

あたくしが注文したのが想い出の「ブルームーン」。このカクテル、

考案者は不明。詩で言うならば「詠み人知らず」なんだけど、何故だか

このカクテルの意味は分かっている。

“出来ない相談”

っていうのがこのカクテルのメッセージ。彼は人間的にも真面目だし

仕事も職人的にこなす。企業には、こーゆー人も居なくてはならない。

しかし、この頼みごとだけは頂けない。恋愛のイニシアティブに関わる

コトを人任せにして絶対に上手くいくハズがないし、よしんばそこを

潜り抜けたとしても新婚旅行で「成田離婚」なんかを招くんじゃ

ないかい?そんなコトを滔々と話して聞かせた。涙目で聞いていた

彼だったが、その話を義父に話したら、「ソレでよかったよ。

あいつらの家庭は、両方とも難しい家庭事情だから、絶対にうまく

いかん!」
だって。

なので、かわいそうだけど放っておいた。彼の意中の子の情報は、

あたくしは把握してるんだけど、結婚しても幸せにはなれない

だろうなぁ~。とは感じてた。彼の気持ちを思うと暗澹たる気持ちで

あったが、結婚は本人だけの問題じゃぁないからね。


家族絡んで来るからね。現在彼はアラフォー独身だけど、今のままが

よいと思ったね。幸せを願って結婚して、わざわざ不幸になるっての

は悲しすぎるよ…。暗いハナシになってゴメン。



ハナシはホテルのバーに戻そう(笑)。 馴染みのバーテンダーさんが

持ってきてくれたのはシャンパーニュ「マム・コルトンルージュ」。

c285e927.jpg
※画像livedoor Blogより引用 (コレは旧パッケージだけどね)


ボトルのデザインが変わってなかなかカッコイイぞ(笑)。

「グラスで注文できますよ。」
な~んて野暮なコト言われてしまった

ので、思わずあたくし「ボトルでちょうだいよ!」って言ったら

バーテンダーさん苦笑いしてた[わーい(嬉しい顔)]


次回につづく…。



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