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病院行きたくな~い!

ゆうべ、妻がトイレで私を呼んだ。「何なんだい?」

妻、「おしっこに血が混ざっとる。」?私、「え~っ!」、見ると

「なんか、麦茶のごたる色しとるばい。」「あんた色盲?赤みが分からんとの?」

言われてみれば午○の紅茶ストレートティーのような色。

などなど、二人でやり取りをした後、病院に[電話]をすることに

私、「あ~もしもし。先月末まで入院でお世話になりました、かあちゃんと申します。」

電話口で症状を伝えると、膀胱炎の症状が疑われ、明日診てもらうことに。

翌朝、タイミング悪く長男、次男のお弁当が必要ということで、

手間の掛からない(ワケはないが…。)オムライス弁当を作り送り出す。

ほんとは土曜日は長男、次男は学校休みのハズなのだが、

たまさか今週は2人とも学校に行ってしまい、末っ子の面倒を

みる者がいなくって、「病院に一緒に行こうか?」と末っ子に言うと、

WiiUしてるからいい。」と言ってついてこなかった。

前にも書いたが、末っ子は、母親の入院している同じ病院で、

扁桃腺の手術で入院したことがあり、その時痛い思いをしたトラウマで

この病院に近づくことも嫌なのである。

もう半年前の事なのだが、今でも鮮明に思い出す。

末っ子の喉はいわゆるのどちんこが空気の流れを妨げているような

形で、イビキが酷かったので、その関係で無呼吸状態を引き起こし、

昼間不機嫌になるのだろうと推察された。そんなことから

思い切って手術をお願いすることにして、それに伴い

一週間の入院をすることになった。

私は仕事が終わって帰宅後支度をして病院に夜到着し、

末っ子の病室に泊まって、朝家族の誰かと交代して仕事に出るという

事を一週間続けた。入院中、末っ子が、

「早く、家に帰りた~い…。」

と、術後の喉の痛みを押してか細い声で言ったときには、

何ともやるせない思いがこみあげて涙出そうになった。

何時も大声を張り上げてギャーギャー喚いていた末っ子が…。

一週間の入院を経て、現在は相変わらず元気な声を出している。

話が脱線してしまったが、元に戻そう。

昨夜の血尿騒動から一夜明け、2~3度の排尿の際には

血の色は見られなかったそう、(本人談)

朝になって、その旨を病院に伝えると、それでも念のため受診して

もらったほうが良いとのお話しであった。

その後病院に出向き、状況を説明する、手術前に圧迫されていた尿管に

入れていた尿管ステントは

有効期間っていうか、交換時期が3ヶ月だったが、今ちょうどその時期。

炎症などの疑いもあったが、膀胱炎の症状もあったそうなので、

お薬を出してもらい、その後帰宅する。帰りしな朝食抜きだった妻が

「お腹すいた…。」というのでコンビニでおにぎりを調達。

おいしそうに食べていた。本人は、前回みたいにそのまま入院、

とかになったらどうしようかと、戦々恐々だったらしい。

彼女は週明けからの抗がん剤治療の再開が控えている。


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五十肩 その2

 今日、妻が外来で病院に掛かる当日。

私も病院に同行する。昨日の肩の痛みの事と共に、

がん治療の今後の予定について、先生からの話があった。

7月の手術以来、抗がん剤治療が中断していたが、退院後経過を見て

体力も回復しつつあることで、なるだけ早い時期に治療を再開することが

望ましい。やはり抗がん剤を中断している間に腹部の大動脈脇やリンパ節などに

腫瘍が見られているとのことで、1019日(月)より

抗がん剤治療を再開する事が決定した。

6月下旬までの抗がん剤投与での副作用は、末梢神経の痺れ、

指先が割れる、顔にぶつぶつが出来るなどが見られていたため、

若干薬剤の内容が変更される。

それにより、今回出現する副作用にも違いがあり、

脱毛吐き気下痢、特に脱水症状に気を付けなければならないのだとか。

要するに多くのがん治療を行う患者さんのほとんどが経験する。

髪の毛が抜ける、という女性にとっては深刻な悩みを

もろに受けることとなるわけです。

それを聞いた彼女、「外には行きたくない!」「職場復帰したくない!」

などと言いだして、挙句私に「あんたは他人事やけんいいよね!」などと

憎まれ口を言い出す始末。

私も、この問題に関しては、自分の努力でどうにかなるものでもないし、

彼女の大学時代の友人から、がん治療してる間に母が使っていた

カツラを貸して頂いた。

前回の抗がん剤治療では、脱毛などは起こらない薬だったので、

必要もなかったのだが、今回髪の毛に来る薬ということもあって、

妻は余計にそっちのほうをかなり気にしているように思え、

それを使うように勧める。

「髪は抜けて」しまっても、また生えてくるから。」と言ったのだが、

イマイチ彼女には響かなかったようである。

でも、一緒に仕事した同僚や、飲み会の仲間には、

 

丁寧にあいさつをしていた。

 

そして、脱毛に関して私が言ったことと同じことを同僚に言われたそう。

 

それで、気持ち的には立ち直れたようだが、

 

私は何とも釈然としない。同じことを言っているのに、

 

私の言葉は心に響かずに、同僚の同じ言葉には納得している。

 

何しろ私が病気で、明日どうなるか判らないということになれば、

 

大変なことなのであろうが、残念なことに

 

病気で何やかやと右往左往している妻に対し、

 

風邪一つひかず、痛くも痒くもない私では彼女も旗色が悪かろうと。

 

そんなわけで、今回は私が完全にイニシアチブを取っている状態。

 

正論で馬鹿っ正直な妻には一言言っておきたい。

 

「正しく生きるな、賢く生きろ!」(ニーチェ)

ね。


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五十肩

 朝仕事から帰ると、妻が左の肩や腕が痛いと訴えている。

どうしたのかと訊くと、「目が覚めてからずっと痛い。」のだという。

「そんなに痛いのなら、病院に行かないと…。」という私に、

妻は、「いや、病院は行きたくない…。」という。

実は病院に関しては、15日(木)に外来で掛かることになっているが、

前回、外来で掛かってそのまま入院となってしまった経緯があり、

どうやらその事を恐れての事のようである。

だがちょっと待て。前回の「急性腎後性腎不全」だって、病院掛かったから

判ったのだし、あれ放っておいたら君、命すら危なかったのだからね。

「もう入院するのはイヤ。」

などと、言っている場合では本当はない!

前回あれだけ大事になりかけていたのに、まだ懲りていないのか?

今回の、左肩、腕の痛みが何かの病状が原因になっているかも知れない

ではないか。とりあえず、病院からもらっている痛み止めの薬を服用する。

30分ぐらい経つと、薬が効いてきたのか、痛みが落ち着いてきたよう。

すると妻、おもむろに立ち上がり、「末っ子のランドセルを見に行こう。」

と、言い出した。私「まだ、入学は半年先でしょ?気が早くないかい?」

妻は、「ランドセルは今の時期から販売されるし自分ができるうちに選んで

買うまでしておきたい。」と言っている。

そんなワケで、お店まで出掛け、末っ子の意見も考慮し

商品の候補のめどをつけてくる。後はネットで注文するとか。

帰宅後、どうしてそんなに急いでいるのか?と尋ねてみた。

妻曰く、身体がいう事をきくうちにできるだけやっておきたい。のだそう。

左肩、腕の痛みが果たしてがん転移などの絡みなのか、それとも

単なる五十肩なのか、診てもらわないと判らない。

どちらが原因にせよ、痛みを何とかしないことには、日常生活に支障が出る!

なので、速やかに病院に掛かることを私は勧めた。幸い彼女の父親が、

「病院行くなら俺が連れて行ってええで。」、と言ってくれ、

「わっ!持つべきものは良き義父ですね~。」と喜び勇んで

私がお言葉に甘えようと、お願いしようとすると、

「嫌って!パパが送ってよ!」…もう、まったく!せっかく義父が救いの手を

差し伸べているというのに、野暮なこと言うんじゃない!!

と、言いつつも妻の言い分も分かっている。実は義父は「説教マン」なので、

車で二人っきりになると、怒涛のペースで説教モードになるのである。

義父の説教の洗礼を何度となく受け妻もげんなりしているのは

あらかた想像がつく。時折スピリチュアルな話が飛び出すのだが、

いきなり宇宙の話とか、人の出会いの奇跡とかを語るので、

妻はそういう話が大の苦手科目なのである。(私は大好きだが…。)

というワケで、(何が、というワケなのか分からなくても良いですが)

義父のスピリチュアルな話はまた面白いので、別の機会に

ご披露したいと考えています。

こうご期待!




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保育園最後の運動会

 早朝500。仕事から帰宅すると。妻が忙しくお弁当の準備をしていた。

そう。今日は末っ子の保育園最後の運動会。そこで食べるお弁当である。

私が帰宅した時点で、から揚げ、ハッシュポテト、フライコキールなどが

出来上がっていた。「これだけあれば、他もういらなくないかい?」

と、言うと「卵焼きとおにぎりはパパがして。」というので、ご飯も炊けたし

取り掛かる。卵焼きを3個ほど作り、おにぎり作りに移行する。

鶏五目御飯を4合も炊いたら妻に怒られた。「そんなに要らんやろ!多すぎ。」

と、言っていたが、いざ作り始めると、お重のスペースが埋まった時点で

お茶碗一杯分が残った程度だった。ほんとはのりたまおにぎりや、

ゆかりおにぎりなども入れて、色取りの良い仕上げにしたかったのだが…。

実際は揚げ物が茶色っぽいうえ、鶏飯まで茶色!(笑)

申し訳程度に妻がブロッコリーとプチトマトを飾ってフォローしていた。

実は私はお料理好きというワケではない。お酒はかなり飲むので、

独身時代は好みの酒の肴を自分で調理していた。

結婚してから妻がそれに気づいて、「自分だけで食べんで、人にもふるまうべき!」

などとやったものだから、以後、知人のホームパーティーなどで

「おつまみ作って~。」とか、「このメニューに合うワイン選んで。」など、お声が

掛かるようになってしまった。まぁ、それはそれでお役にたてて嬉しいことなのだが…。

どうにかお弁当は完成した。私が「いつもながら面倒な作業だね。」と、言うと

妻が、「パパと一緒にお弁当作るの、今年が最後かも知れないから…。」

私、「ちょ~!なんば言いよると!」

そんな気の早いことでどする!病状まだどうなるか分からんというのに!

そして運動会会場。プログラムは順調に進み、我が家の末っ子の競技の時、

毎年私が震撼する事象が発生する!

それが、親子競技!

保育園児たちのパパやママは年齢層が

幅広いが、私は50歳(初老!)子供は同い年同志とは言え、親のほうは私の半分の年齢

の、あんちゃん、姉ちゃんのようなパパやママと一緒に走ったりするのだ。

「初めから、勝ち目ないだろがぁ!」

と喚いたりするハメになる。だがフタを開けてみれば、最後の運動会ってことで、

保護者のパパ、ママたちは子供たちの成長に、いたく感激し、

打ち上げの飲み会まで企画が持ち上がっている。皆と心が繋がったようで

嬉しいことだ…。実に楽しみである。

実は先述の若いママたちや、保育士の先生にも私の

タイプの女性が多いからである。まぁ相手様は私など歯牙にも掛けないだろうから、

ドラマのような間違いなどは起こらないだろうから…。


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明けの明星

明け方、仕事で外に出ていた。時間は 500近くだったか。

田舎の田んぼ道を走っていたとき、東の空に晦(つごもり)の月。

(三日月の逆バージョンと思って頂きたい)の脇に光る星を発見。

明るさでいえば、夜空で堂々たる輝きを放つ木星よりも明るい!

天体マニアでなくてもこの星はご存知かと思うが、これは金星。

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※画像http://ameblo.jp/asamayama168/entry-11378298444.ht...より引用

「明けの明星」と呼ばれるものである。

「明けの明星」「宵の明星」と呼ばれる金星は、太陽の周りを

公転する2番目の惑星で、直径は12,104㎞。

私たちの地球は12,742㎞。とほぼ同じ大きさ。

地球より内側の軌道を回る惑星のため、

太陽の反対側にあたる真夜中には、見ることができない。

そのため、見えるのは夕暮れ~日没後か、明け方~日の出前、

ということになる。日没後に見える金星を

(よい)の明星」という。

だがこの星、自転速度が異様に遅く一日の長さは、

11618時間。…てことは、地球時間で589時間の

昼の後に589時間の夜が待っているってこと!

2か月弱の昼と夜の星。冗談じゃないよね。

おまけに大気の主成分の二酸化炭素の温室効果で

地表の平均温度は、464℃。にもなる。

(さらに内側にいる水星より高温である。)

生物の住める星ではないが、地球から眺める姿は美しい。

ヴィーナス(女神)の名を持つ所以である。

月の左斜め上に寄り添うように輝く金星。

直に見ることができない方に強いて説明すれば、

トルコ、パキスタン、マレーシア、アルジェリア、モーリタニア、リビアなどの

(各国の国旗の絵柄は調べて見てくださいね)

国旗に見ることができる、月と星みたいな感じ。といってもあれは、

あくまでも絵柄なので、モノホン(本物)を言葉で伝えるのは難しい…。


直に見ていただければ、お分かり頂けることと思うが、


明け方の澄んだ空気と晴れた黎明の空に見える

 

月と金星は本当に美しいよ。


ここしばらくは明け方の空に見えるので、ご興味のある方は、


ぜひともご覧になっていただきたいなと思います。


もうすぐ夜明けです。美しい朝日が拝めるかと思いますが、


今から帰宅してひと眠りして、末っ子を保育園に送ってきます。


その後、次の日の保育園の運動会が控えているので、お弁当の材料を調達に


妻と買い物に出かける。やっぱりお弁当のメニューは定番の、


 

から揚げ、卵焼き、おにぎりである。


明日、私は朝方仕事なので、妻に先行して作っていてもらい、


帰ってきた私が、後を手伝うという算段でいこう。


おにぎりは五目飯にしたので、私が今晩炊飯器に仕込んでおいた。


明日、晴れることを願って眠りについた。


 

(明日に続く)




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運動会のお弁当

 今日は木曜日。明後日土曜日は末っ子の通う保育園の運動会。

来年からは小学校に上がる彼には、保育園最後の運動会となる。

気のせいか、いつもは登園の際、いつも行きたくないとかグズグズ言うのだが、

運動会の練習のある昨日、今日とも意外とスムーズに登園して行った。

今日の彼のモチベーションとなっているのは、昨夜の妻の言葉。

「運動会で頑張った人はお弁当食べられるよ。」

この母親の一言で、俄然張り切っている。今朝起きて第一声が、

「お弁当食べた~い!」であった。

ちょ~!お弁当は明日ばい!と言って聞かせる。期待に胸膨らませているね。

お弁当と言えば、今月の末っ子君、イベントのためお弁当が要る日が2回ある。

先述の運動会と、月末のバスハイク。

私か妻のどっちかが作ることになるが、

本当は、母親に作ってもらったほうが良いと思う。

当日の妻の体調にもよるが。もしかして私が作らねばならないかも。

元気で作ることができればよいのだが

妻は現在退院後2週間弱経過。前回、急性腎後性腎不全で緊急入院し、

2ヶ月の入院期間を経て、退院し自宅で養生中だが、

本来のがん治療のほうは、本人の体力がある程度回復しなければ

今後の治療方針の目途が立たない。

抗がん剤の投薬は、7月の手術前から中断しているため、

この数か月の間に癌細胞が転移していたりしてないかが懸念される。

退院直後はお粥だった食事も通常のご飯に戻っているので、

 

この調子で体力を回復して行ってもらいたい。

 

元気が出てきたなら、気持ちも前向きになっていくだろうと期待している。

 

今のところ、彼女の心配は、末っ子の成長を見届ける事が一番の関心事。

 

自分にもしものことがあったら、この子はどうなるのか…。

 

そんな思いが病気に対する治癒力となってくれればと思う。

 

それにしても…。私の事は心配してないのか?とひとり拗ねている私。

 

来週の今頃は、病院で主治医の先生を交え話があるそうだ。

 

この話で、今後の治療の指針を決めていくのだろう。

 

本人にはまた、過酷な道のりであるが、願わくば

 

抗がん剤の再開により、残った転移巣を叩いてもらいたいところである。

 

先生からはどうも、見通しの明るい話が聞けないので、というか

 

最悪のことしか言わないので、本人も明るい気持ちになれないでいるのだ。

 

おかげでこっちまで、不機嫌になった妻の罵声を浴びせられたり、

 

とばっちりを受けて、凹まされている。だが彼女の苦悩を考えたら、

 

自分のダメージばかりアピールすることも出来ないし、しても始まらない。

 

彼女の奮闘を陰ながら支えていこうと思っている。


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寒い、寒い~!

106日(火)。今日は、朝から妻が

「寒い、寒い。」

と、ずっと言っている。私が下らないギャグを飛ばしたのではない。

気温が低いため、寒いのである。

そんな事を言っても、自然相手のことだから、あたくしがコントロール

出来る事象ではないからね。それよりも寒いのなら何か上に着るべきだろう。

手元に自分の洋服がないので、息子のトレーナーを着込む。

妻は入院中かなり痩せて、体がひと回り細くなったので、スッと着用出来た。

これで少しは落ち着いたようだ。

前にも書いたが、私は今月に入って仕事を替わった。

そのため、勤務時間は、早朝3時間、昼間5時間と不規則なもの。

子供の送迎には都合がよいのだが、私が眠たい時間に

送迎を行わなければならない。

そこで、身体を動かさねばならない妻の出番。末っ子の帰りの送迎を

妻に任せ、私は仕事に専念する。

夕方、業務終了。今晩摂取するアルコール飲料を調達し家路につく。

 

家に帰ると、妻の姿がない。まぁ2Fにでも行っているのだろうと思い

 

買ってきた缶チューハイをゴクリ。おつまみをバリバリ。

 

PCをつけて、この記事を書いている。

 

やっぱし、妻がもし、私のようないい加減な人間だったら、

 

もう少し、平和な人生を歩んでいただろうに。

 

完全主義で曖昧さやいい加減さを許容しない人なんである。

 

そんなわけで、帰宅後の妻の姿を見に、飲酒後に2Fに上がる

恐る恐る上がっていくと、ふてくされた妻の顔。

 

疲労をおして、ご飯作りや掃除をしていた妻は、

 

「あんた何しよったと?」と問い詰める。

 

「仕事中も君のことが気になって、仕方なかった。」と、言うと。

 

「その態度で、あたしに対する気持ちがよ~ぅ分かった。」、などと言う。

 

「いやいや、よく分からんけど、よ~く分かった!」帰宅したら、

 

直ぐに自分のとこに来いよ!というワケである。「くそぉ…。」

 

と、思いつつも、以前のような状態に逆戻りしてはならないと、

 

「彼女のつらい胸の内を私が理解しなくて誰がする。」

 

波風を立てまいと必死に自分に言い聞かせる。

 

マインドコントロール成功。

 

その後、一緒に下に降りて晩ご飯にする。今日は子供たちの好きな

 

お好み焼き(広島風)であった。妻は私が仕事に行く前に、しきりに作り方を

 

聞いていたので、ひととおり説明しておいたのだが、わかりづらかったのか、少し

 

違うものが出来ていた。焼きそばは入っていたけど、材料が全部混ぜ合わされて

 

いたので、関西風との中間みたいな感じになっていた(笑)。

 

子供たちも喜んで食べていたので、まぁ良しとしよう。

 

寝る前、妻が「仕事どぉ?」。って聞くので、私「楽しくやっているよ。」と答えた。

 

今日も無事に終わったなぁ~。


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出来ることから始めよう

 10月に入って、今日は土曜日。先月まで夜は寝苦しく、

クーラーを入れて寝ていたのが一転、肌寒くなってしまった。

冬までは、とてもしのぎやすい季節なのだが、喜んでもいられない。

部屋には退院して1週間の妻と末っ子が共に寝ているが、問題は

寝ている間中、末っ子があちこちに移動するため、

いつ妻に体当たりをしたりするか分からない。彼女には右鎖骨の下に

抗がん剤や点滴を入れるポートがあったり、左腹部にストーマがあったりで、

寝ぼけて体当たりなんかされてはたまらない。そこで私が壁際に寝た妻の

横に寝て、バリケードの役割をすることにした。おかげで末っ子の手や足が

時には、「あた~!」と言いたくなる位、

身体ごと私に落下してくることとなった。

午前2時30分、仕事のため起床し外に出る。一昨日、昨日と

雨だったり曇りだったりして、お月様を拝めなかったが、今は晴れた夜空に

下弦の月がちょうど南中していた。

朝の仕事を終え、昼の活動に備える。帰宅して休憩。

2時間ほど仮眠した後、朝食にする。

昨夜はミートソースで、その残りを使ってご飯を混ぜてドリアにする。

妻は退院後、お粥だったのが、1週間経過した現在は、ほぼ普通のご飯に

戻りつつある。にしても「ドリアはちょっとヘビーすぎではないかい?」

と心配する私に、「少し食べてみる…。」とトライする。ほぼ完食。

どうやら、食事は通常の状態にかなり戻ったようだ。

これで以前の体力を取り戻すことが出来れば、抗がん剤の治療も

再開が可能になるだろう。それはそれで、つらい治療なのだが、

生きるためには背に腹は代えられない。

 一昨日からのこと、妻が家事を再開した。退院後、ほとんど横になって

過ごしていたが、本人も精神的に参っているだろうから、私もそれについて

言及しないでいたのであるが、外来で行った緩和ケアの先生に、

「それではいけない、子供のために出来ることをしてあげなさい。」、と言われ

少しずづ「出来ること」を始めている。たとえば夕食の準備。

入院中は私が仕事終わりに妻の病院に寄り、帰宅したそのあとで

準備をするから、夜8時ごろに食べていた。食べ盛りの息子たちには

かなり酷な状態だったといえる。おかげで現在は夕方6時ごろには

子供たちは晩ご飯が食べられて、帰宅が遅い私の負担も減った。

頑張ってくれたおかげである。

入院中妻が、度々言っていた、「〇ェストのうどん」や「〇亀製麺のうどん」を

食べたいと言っていたが、ようやく実現に王手が掛かったようだ(笑)。


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