11月第三木曜日のイベント
今日は30日。もうあさってには11月になる。
11月と言えば、ある、特定の人々にとってはとても楽しみな月である。
そう!もうお察しの通り、
ワイン愛好家の皆様方には、
と~っても楽しみな、「ボージョレ・ヌーヴォー」解禁の日。
今月の第3木曜日は19日。
今からその日を指折り数えて待ち焦がれている方も、
すでに購入の予約をされていらっしゃる方も
きっと多いのではないだろうか?
実は、私もその日を楽しみにしている一人である。
毎年この時期になると、「今年のヌーヴォーの出来はどうか?」とか、
「どんなテイストで、どんなオードブルとの相性が良いか?」
などと期待に胸膨らませで過ごしている。
しかし、普段ワインを口にしない方々にとっても、
「ボージョレ・ヌーヴォー」は特別な存在のように感じるのは
決して私だけではないように思う。
私個人…と言うか多くのワイン通と呼ばれる方々のすべてが
「ボージョレ・ヌーヴォー」を美味いと思っているかどうかと言うと、
必ずしもそういうワケではない。
ワインと長く親しんでいる方や、濃厚なブドウの果実味を楽しみたい
と、仰る方にとっては、ヌーヴォーは「物足りない…。」と言う諸兄は多い。
その方々にとって、「ほかに魅力的な赤ワインは沢山あるのに、
何でヌーヴォーのことばっかり熱くなって騒ぎ立てるの?」
と、興味を示さず静観しているワイン通の方もおられる。
ワインに二十数年親しんできた私も、
その「ワイン通」と呼ばれる方々の気持ちも、分からないではない。
と言うのも価格的にヌーヴォーと同じ価格帯(¥2,500程度で)の
赤、白のワインを探せば(私の好みですが、参考までに)
赤ワインなら、キャンティ・クラッシコリゼルヴァ(イタリア)
カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノダブロッツォ(イタリア)
(どちらも赤ワインならではの濃厚な果実味が堪能できる。)
白ワインなら、シャブリ・プルミエ・クリュ(フランス)
ピュリーニ・モンラッシェ(フランス)
(同じシャルドネ種から作られるが、キレのあるシャブリと
ふくらみのあるモンラッシェ、どちらも魅力的な白ワイン)
などの他にも、
ワイン通の方々を納得させられるボトルの数々を容易に見つけられるから。
でも、そこはそれ!年に一度のお祭り騒ぎみたいなものと
思って、大目に見て頂きたいなと思っている。
最後にワイン通の方々に私からのお願いですが、
ヌーヴォーについての異論は様々有ろうかと思いますが、
これも、日本に定着した一つの文化。
嘲笑や叱責ではなく、あなた方のワインに対する深い造詣を
ご披露頂き、ヌーヴォーに合うマリアージュなどを
ご教授頂きたいと考えておりますので、
コメントよろしくお願いいたします。
ワイン、ヌーヴォーに関しては、解禁日間近にまた
書かせて頂きたいと思っています。