明けの明星
明け方、仕事で外に出ていた。時間は 5:00近くだったか。
田舎の田んぼ道を走っていたとき、東の空に晦(つごもり)の月。
(三日月の逆バージョンと思って頂きたい)の脇に光る星を発見。
明るさでいえば、夜空で堂々たる輝きを放つ木星よりも明るい!
天体マニアでなくてもこの星はご存知かと思うが、これは金星。
※画像http://ameblo.jp/asamayama168/entry-11378298444.ht...より引用
「明けの明星」と呼ばれるものである。
「明けの明星」、「宵の明星」と呼ばれる金星は、太陽の周りを
公転する2番目の惑星で、直径は12,104㎞。
私たちの地球は12,742㎞。とほぼ同じ大きさ。
地球より内側の軌道を回る惑星のため、
太陽の反対側にあたる真夜中には、見ることができない。
そのため、見えるのは夕暮れ~日没後か、明け方~日の出前、
ということになる。日没後に見える金星を
「宵(よい)の明星」という。
だがこの星、自転速度が異様に遅く一日の長さは、
116日18時間。…てことは、地球時間で58日9時間の
昼の後に58日9時間の夜が待っているってこと!
2か月弱の昼と夜の星。冗談じゃないよね。
おまけに大気の主成分の二酸化炭素の温室効果で
地表の平均温度は、464℃。にもなる。
(さらに内側にいる水星より高温である。)
生物の住める星ではないが、地球から眺める姿は美しい。
ヴィーナス(女神)の名を持つ所以である。
月の左斜め上に寄り添うように輝く金星。
直に見ることができない方に強いて説明すれば、
トルコ、パキスタン、マレーシア、アルジェリア、モーリタニア、リビアなどの
(各国の国旗の絵柄は調べて見てくださいね)
国旗に見ることができる、月と星みたいな感じ。といってもあれは、
あくまでも絵柄なので、モノホン(本物)を言葉で伝えるのは難しい…。
直に見ていただければ、お分かり頂けることと思うが、
明け方の澄んだ空気と晴れた黎明の空に見える
月と金星は本当に美しいよ。
ここしばらくは明け方の空に見えるので、ご興味のある方は、
ぜひともご覧になっていただきたいなと思います。
もうすぐ夜明けです。美しい朝日が拝めるかと思いますが、
今から帰宅してひと眠りして、末っ子を保育園に送ってきます。
その後、次の日の保育園の運動会が控えているので、お弁当の材料を調達に
妻と買い物に出かける。やっぱりお弁当のメニューは定番の、
から揚げ、卵焼き、おにぎりである。
明日、私は朝方仕事なので、妻に先行して作っていてもらい、
帰ってきた私が、後を手伝うという算段でいこう。
おにぎりは五目飯にしたので、私が今晩炊飯器に仕込んでおいた。
明日、晴れることを願って眠りについた。
(明日に続く)