ゲームに没頭するのは悪いこと?
土曜日。今日は末っ子、保育園を休んで、妻や兄たちと過ごしている。
家でゆっくりしてるのは別いいのだが、何をしているかと言えば、
「ゲームとTV三昧」、である。
私としては、「気のすむまでやらせりゃあいい。」と
思っているのだが、我慢ならないのは妻のほう。
途中で止めさせないことにはどどめを知らず没頭しているから。
世間一般にはこのような状況を子供にとっては「悪習」として
片付けてしまうのが普通だとは思うが、ちょっと待ってもらいたい。
私は今の年齢(50歳:初老!)になって、思う事なのだが、
寝食を忘れて没頭できるものが、どれだけあるのだろうか?
…と、考えた時、どれだけ思い当たることがあるかってこと。
試しに妻(47歳)に、「君が、時間の経つのも忘れてしまう事って何?」
って、訊いても、まったく答えられない。
ま、強いて言えば、
「他人の欠点を探し当てる事!」
私や他の人の、不備な面を暴き立てる事(特に好きだ)とか、
「あの人は挨拶がなってない。」とか「言葉遣いがイマイチ良くない。」とか、
あまり感心できないことが好きである。
そんな趣味がいい悪いは別にして、普通、他人の評価をする際には、
「あの人は、仕事の手順を説明するのがうまいね。」とか
「あの人は時間にはルーズだけど、きっちり仕事するから憎めないね。」
など、良い面にフォーカスすると思うのだが、妻の場合、
人の欠点にフォーカスする癖が昔っからある。
あまりにも酷いので、一度注意したことがある。
「君、他人の欠点に着目するのはいいけど、相手は君がそんな
評価をしていると知ったら、いい気持ちがすると思うかい?
ました君が逆に相手からそんな評価をされたとしたら、
君はそれに耐えられるのかい?」と言ったら
「他人はいいと!」、「自分は嫌だけど!」…「うぬっ!この自己中女がぁ!」
思い起こせば私、小学生の頃、家族で長距離のドライブに行く際には
道路地図を片手に、行く先々の地名とかを片っ端から調べていたもの。
JR鹿児島本線の駅名を、門司港~西鹿児島(現:鹿児島中央)まで
覚えていたこともあったし、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の全文を
暗唱することが出来て、クラスメイトを「おぉ~!」と驚かせたりしたものだ。
また、そのプロセスをとても楽しんでいたように思う。
そんなこんなで、地図をみるにせよ、道のりを辿るにせよ、
目的地に着くことよりも、そこに至る道のりにわくわく感を
感じていた、ように思うのですね。
私としては、子供たちには何か一つでも、時の経つのを忘れて
没頭できるものがあれば、とても楽しい日常を過ごすことが
出来るのではないかと思っているのですが、
皆さんは子供の教育方針について、どのように
お考えでしょう?
食べる楽しみのない食事なんて…
今朝のAM4:00頃。ふと夜空を見上げる。
満月から1/4位欠けた月が、傘をかぶっていた。満月時の
明るさ30%増量サービスの、スーパーなお月様とは、
これまた違った風情があるというものだ。
「今日は天気が悪くなるな…。」と思いつつ、仕事を終え帰宅。
8:30頃、子供たちがぼつぼつ起きてくる。「ご飯なんかある?」
私、「ご飯は有るけどおかずがないばい!」と、意地悪な返事をして、
末っ子の食べるオムレツを焼いて食べさせる。
末っ子と病気療養中の妻はともかく、上と真ん中の子は
高1と中3である。私は、
「自分で調理するという選択肢はないのかい?」と言うと、
上の子は自分でオムレツを作って食べていた。
真ん中の子は私が焼いていたベーコンや卵焼きにたかるように
食べていた。さて最後は妻の番であるが、「何を食べたい?」と訊く。
妻、「分からん、お腹減った…。」
私、「すみません、食べたいものを言ってほしいんですけど(苦笑)。」
答え出ないので、昨夜の麻婆豆腐の残りを不満顔で食べていた。
…。忘れていた、妻は超が付くほどの“優柔不断”なのである。
その上先週食生活の改善を指摘されたり、(肉を控えろとか)
していて、失望と落胆のダブルパンチ。そして
決定打が、ニュースやネットで報じられていた、
加工肉がたばこやアズベストと同じカテゴリーに入れられていて。ソーセージやベーコンなどの
加工肉を食べていると、大腸がんが発症する確率が、
18%も上昇するとか何とか…。
「阿呆らし!それが事実であるならば、金輪際
肉は食べられないって事になるではないか!?」
だが、現実問題発がんの危険性のあるものを食生活から
取り除いてしまうと、食べれるものが殆ど無くなってしまうからね。
あれも、食べてはいけない、これもダメ…。なんて言われたら、
食べる楽しみなんかないし、身体に必要な栄養素も摂取できない。
では、餓死しろと?
18%上がるとか確率の問題にしても、
その人に癌が発症したなら確率もへったくれもない。
100%である。
それに妻はすでに直腸がんが発症したし…。
この件について私はほぼ無視。妻は肉を控えているので、
食べるものが限られている。もう、君
「阿呆な話を鵜呑みにするのはおやめなさい。」
前にも書いたが、私は「心の健康」を最重要視している。
野放図な食べ方は論外だが、制限だらけで
食べる楽しみもない食生活を強いられたら、
それこそ心までイジケてしまうというものだ。
そうなってしまうと、悪いことばかり目についてしまって
悪循環にハマってしまうであろう。
人生もっと楽しまなくちゃ。後悔だらけになってしまうよ。
そんなワケで、お昼は妻にはピザトーストを作り、
食べてもらった。ベーコンのせてたが気にせずにいこう。