ネガティブ思考の渦巻く中で その2
先日のブログで、妻が鬱&無気力になっているから
身近な方に救援を要請する旨の、文面を書いていたら、
…LINE来ました。彼女の大学時代の友人さん。
臆面もなく図々しいお願いをする私の不安を良いほうに
裏切っていただいた。本当に有難い事である。
彼女の友人さん二人が話し合って、土曜日に
来ていただくことになった。
引きこもって外に出たがらない妻を何とか引っ張り出して
いろいろと話を訊いて頂けそうで、当日が待ち遠しい。
妻が現在のような状態になって、早一週間。
その間私は何とか彼女の気分を切り替えさせようと、
外に連れ出そうとしたり、読書を勧めたりしているのだが、
「お腹が減ってもご飯を食べたくない、
食べたいものが分からない、食べても美味しくない、
トイレに行きたくない(それはあんた、いかんやろ!)
希望が持てない、外に出たくない」なんとまぁ…
ネガティブシンキングのオンパレードで、
ここ一週間は、
寝るか、フコイダン飲むか、薬を飲むか、私に愚痴を言うか、
全部で4~5パターンの生活となっている。
そんな状態を、私を通して耳にしていた義父が、用事がてら
自宅に寄ってくれた。あいにく彼女が入浴+ストーマ交換の
日であった。その上私が交換作業に手間取ってしまい、
しばらく待たせてしまったが、
義父は娘が来たところで語りだした。
「昔と違って、癌=死ではないから…。前向きにならんといかんよ。
家に閉じこもってばかりおらんで、外に歩き行くとかせんね。
病気は気持ち次第で乗り越えられるから。」と、
それからフコイダンは欠かさず飲用することと、
(義父の買った)癌関連の本を読んでみるように
本の内容を読んでみれば、勇気づけられるからと、
義父なりに一生懸命励ましの言葉を掛けていた。
お昼少し前、私は仕事前に食べていくことにして、
焼きそばを作って妻と分けて食べた。
その後すぐに出掛け業務に出る。
夕方16時を回ったころ、妻が気分がすぐれないので
末っ子を迎えに行ってほしいと連絡が入る。
最近の妻の状況からして、多分そういってくるだろうと
予測していたので、時間を調整してすぐ行けるように
準備はしていたが…。保育園に到着後、末っ子を回収する。
帰りの車の中、数日前のお泊り合宿の話題がまた出た。
私が、「どげなこつが、面白かったとの?」と、訊くと
公園でのお弁当食べ(から揚げがうまかったとか)や
散策でたくさん歩いたことなど話したが、
末っ子のみやげ話のエピソードの一つにお風呂の話があって、
夜お風呂に入ったとき、「お風呂のタイルにカビが生えとった…。」
末っ子君。そんなところに目が行くのかと、
思わず大爆笑であった。