SSブログ

フコイダン、試してみる? その3

 夕べ妻から「明日、600に起こしてね!」と、言われた。

抗がん剤再開後2度目の投与の日であった。

妻の通う病院は、大病院なので、外来の患者さんは

朝早くからわんさと並んでいる。650に到着した際には

待合のベンチはすでに人で埋まっていて彼女の座るスペース

はなかった。中に入るまでは

つらい待ち時間であるが致し方ない。その後

私は自宅に戻り、今度は末っ子を保育園に送迎しなくてはならない。

出がけに「かあちゃんは、どこに行ったと?」と、聞くので

「母ちゃんは病院に行ったよ。」と答える。すると末っ子

「なんで病院?手の白いの無くなってたやん!また入院すると?」

「ちがうばい。今日は先生に診てもらうだけ。」、などとやりとりして

保育園に向かう。「かあちゃんに迎えば頼んどるけんが。行ってこんの!」

と、送り出す。お昼を過ぎたころ妻からLINEが入り1400頃には終了すると連絡。

待ち合わせをし、お薬をもらった彼女を回収する。

今日彼女は驚愕の事実を聞かされて戻ってきた。

その驚愕の事実とは、診断書に書かれた予後の話。

余命1~3年!?

「おいおい…。2年もの差を一言で片づけるなよ!」

いきなり居なくなられるよりは随分ましだと思うのだが…。

その間に末っ子がこの事実を受け止めてくれるかどうかが

私たち夫婦の一番気に掛かってるところである。

これがある程度の年齢、中学生とかものの分かる年頃ならば、

“母親の病死”という事実を受け止めることができるであろうと思うが。

いきなり居なくなられて、ショックのあまり末っ子の心に

闇が出来てしまうのではないかという懸念が私たちにはあった。

 

再び自宅に戻り、私は仕事の準備。「ボージョレ・ヌーヴォー」の解禁に

因んだお得意様向けイベントを計画している。

上司からは、「趣味と仕事を混同するなよな…。」と呆れられているが、

趣味と仕事を何らかの形で結び付けられたなら、

すごい成果を生み出せるかもしれない…と、思う(笑)。

何よりクリエイティブなアイデアが生まれてくると思うのだ。

(と、ただの自分の我が儘な仕事ぶりを正当化する)

今日の業務は、私の趣味丸出しのイベントの準備に費やして退社。

晩御飯の材料を調達して帰宅すると、妻と義父が話をしている。

何の話か?と、思いきや、以前から義父が話していた「フコイダン」

の話である。今日の予後の話でショックを受けたことは想像に難くない。

前にも書いたが、「フコイダン」の飲用に関しては、

妻は猜疑心の塊であったので、効果なんて望めないのでは、と

私は思っているのだが、度重なる義父の説得に、涙目になりながらも

義父の話を聴いていた。私が帰宅すると義父は妻にした話を私にも

説明した。妻が「フコイダン」を飲用することを承諾したので、明日、

発注をすることになった。

明後日から飲用を開始することになる。

 

藁にも縋る思いで彼女も取り組んでもらいたい。今日は義父から

 

彼女の後ろ向きな態度をこっぴどく注意されていた。

楽しいことを考えて生きていこう、と語る義父。

「人間、いつかは死ぬのだから、悔いのないように生きよう!」

と、励ましていた。

神様は、彼女に癌との闘病生活を通して、何を伝えようとしているのか?

 

私も彼女と共に、その答えを探していこうと思っている。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。